今日からまた横浜自然観察の森で撮った花をアップしていきたいと思っています。
まずは久しぶりに見ることができたツルマメから
ツルマメ(蔓豆) マメ科
ヘイケボタルの湿地に生えているススキの葉に茎を絡ませ、
紅紫色の小さな花を咲かせていました
日当たりの良い野原や道ばたに普通に生えるつる性の1年草
葉は意外に大きいのですが、花は1センチもない小ささです
以前見たのは瀬上市民の森の水田の畦、
今はロープが張ってあり入ることができないため、
生えているかどうか確認できず。。
思いがけず自然観察の森で見ることができて良かったです
( 撮影日:2020年9月13日 )
夕方、ベランダでツクツクボウシが鳴いていました。
夏に別れを惜しんでいるような、、どことなく寂しげな声に暫し聞き入ってしまいました。
近所で撮った花などのアップは今日で最後です
普通に道端で咲く花の美しさと逞しさを再認識した花散歩でした
ツユクサ(露草)
虹色の花弁が日に透けて…
どこにでも生えるツユクサですが、それぞれ個性豊かでつい撮ってしまいます
コニシキソウ(小錦草) トウダイグサ科
明治以降に渡来した北アメリカ原産と思われる1年草だそうです
道路脇のコンクリートの隙間から生え、暑さにも負けず地面を這っています
葉は長楕円形で7~10ミリ、黒い斑点があるそうですが、
画像のは斑点をはっきりとは確認できません
ネットで「コニシキソウ」を検索すると、
駆除・雑草・毒性…などという言葉が多く見られます
厄介者なのでしょう~でも、ちゃんと面白い花をつけているんですけどね(^^♪
ハンショウヅル(半鐘蔓)の綿毛
アフリカフウチョウソウ(アフリカ風蝶草) フウチョウソウ科
駅前スーパーの裏手の空き地に見たことの無い奇妙な花を発見、
でも、どこかで見たことのある蕾の付き方…
帰ってからネットで調べてもなかなか名前がわかりませんでした
が、、、やっと。。
熱帯アフリカ原産の1年草で、
茎はよく枝分かれし最初は直立、15センチ程の高さになると倒れて地面を這うそうです
青紫色の花弁とピノキオの鼻のような実(?)の対比が面白い花です
シジミチョウの仲間(?)
ヤブハギの葉の上で休憩中でした
( 撮影日:2020年9月6日 )
地元の散歩で撮った花がまだ残っていたので、もう2日ほどお付き合いください(^^;
ヘクソカズラ(屁糞蔓) アカネ科
どこにでも生えるヘクソカズラ、
住む人がいなくなった住宅の植え込みに覆いかぶさるようにちゃっかり蔓を伸ばし
たくさんの花をつけていたり、
手入れが行き届かない公園の端っこの植え込みにも…
触ると臭いと言われながらも逞しく生きています
赤紅色の花の中心に虫が吸い寄せられるように、また撮ってしまいました
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科
公園の藪に絡まるように生えていて、最初は気付かず
まさかこんなところに生えているとは…という感じで見つけました
よくよくあたりを見ると、花はまだ蕾の状態のも幾株か生えていました
もう少ししたら、赤くなった果実を近くで見ることができそうです♪
アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿) ナス科
見てしまうとつい撮ってしまうけれど、
イヌホオズキなのかアメリカイヌホオズキなのか…
いつも悩ましいけれど、撮ってしまいます
ノブドウ(野葡萄)の果実
今年初めての色づいたノブドウの果実
たくさんは付いていなかったけれど、赤紫と碧色のが見られただけでも満足(*^^)v
( 撮影日:2020年9月6日 )
今日は時折陽が差すものの雲の多い日中でしたが、
夕方からは気温が下がり今は涼しい風が吹き抜けています。
今日の撮影は横浜自然観察の森♪
今日撮った花はまだ整理ができていないので後日。。
思いがけずツルマメやアカバナ、ナンバンギセルなどを見ることができました♪♪
( 撮影日:2020年9月13日 )
今日も日差しが強烈な一日でした
13時54分、青空の下に巨大な積乱雲が見えたので急いで富士山方向を撮影
18時11分、夕焼けも見られるかと思ったのですがそれほどではなく、ゴジラ風の積乱雲が…(@_@)
アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)かな?
ほっかむりをした不審者のような、お茶の水博士のような(あくまで私見ですが)花、
線路沿いのフェンス際で咲いていました
ヤブハギ(藪萩)
ヌスビトハギの変種だそうですが、ヌスビトハギとヤブハギの違いがイマイチわかりません(^^;
で、花の色でヤブハギとしました
近くの公園で繁茂し、蝶形で長さ3~4ミリの淡いピンクの小さな花をつけていました
トキリマメ(吐切豆) マメ科
トキリマメかタンキリマメか…いつも迷う花
違いは葉の葉の下半部の幅、はっきりと葉の部分が撮れていなかったのですが、
何となく写っていた葉の様子でトキリマメではないかと思いました
いつものことですが、花を撮ることに夢中になり
葉や葉柄などの観察を忘れてしまい、迷いの原因になっています
( 撮影日:2020年9月6日 )
ヤハズソウ(矢筈草) マメ科
公園と車道との間の石段周り、晴天続きの乾燥した土の上に繁茂していました
雨など降らずとも(ちょっとは降りましたが、、)茎を這わせ葉や可愛い花をつける逞しさ
昔々…花には目もくれず、矢の形に千切れる葉で遊びましたっけ♪
花は5ミリほどしかありませんが、淡紅色の蝶形花は結構嵌まる可愛さです
ネコハギ(猫萩) マメ科
日当たりの良い、やや乾いたところに生える多年草
ヤハズソウが生えていた場所から少し離れた所に群生していました
旗弁の基部に紫斑が入りうっすら淡桃色を帯びていてアップで見ると可愛いです
画像で見るとヤハズソウと同じ大きさに見えますが、ヤハズソウの倍ほどです
( 撮影日:2020年9月6日 )
ツルニンジン(蔓人参) キキョウ科
瀬上市民の森では開花したのが見られず残念に思っていましたが、
思いがけず近くの公園で咲いているのを発見
1輪だけでしたが、見ることができて良かったです
別名:ジイソブ
山麓や平地の林の中に生えるつる性の多年草
根が太く朝鮮人参に似ているところからこの名が付いたそうです
花冠は広い鐘型で2.5~3.5センチあり存在感は大♪
図鑑などに載っているのより、内側の色がかなり濃い目でした
ハシカグサ(麻疹草) アカネ科
山野の薄暗い林の下をはう1年草
瀬上池の近くで以前見たことがあったので、
公園の山際に生えているのを見つけることができたのかもしれません(*^^)v
白色の4弁花は3~4ミリ、蕊などは上手く撮れませんでした
ヤマホトトギス(山杜鵑草) ユリ科
公園課が保護をしている場所に数年前からたくさんの株を見ることができます
ただ今回はロープの奥側に咲いていたのが2輪だけでしたので、
横顔だけの撮影。。
でも、撮れただけで良しとしましょう
( 撮影日:2020年9月6日 )
昨日の記事で、アオツヅラフジの雌花を見たことが無く
今回初めて見ることができたと書きましたが、
なんと…先週の日曜、瀬上市民の森で撮影し、しっかりblogにアップしていました。
そそっかしいにもほどがある~ですね(^^;
今日こそ初めてのエビヅルです
駅近くのスーパーの駐輪場のフェンスに絡みついていてびっくり!
今まで全く気づかなかったことにさらにびっくり!!
(ここまでの6枚は、雄株で雄花ではないでしょうか)
(↑の3枚は雌株で雌花ということかな?違っているかも…)
エビヅル(蝦蔓) ブドウ科
山野に生え、巻きひげでほかの木に絡みつき、
若い枝には白い毛があります
図鑑には
『葉と対生して円錐花序をだし、淡黄緑色の小さな花を密に開く
雌雄異株。花弁は5個で先端が合着し、開花すると落ちる』
と書かれています
ただ、「花弁は5個で先端が合着し…」という部分が
画像を見てもどういうことだか良くわかりません
でも、秋になって果実が黒く熟したら試食はしなければ…と思っています(^^♪
( 撮影日:2020年9月6日 )
今日は台風の影響で急な雨が降るとの予報でしたので、
駅付近や近くの公園などで花散歩♪
もともとは山だったところを開発して住宅地になった街
意外に山野で咲く花があったりするので、結構楽しむことができます(^^♪
で…今日は見たいと思っていた花を見つけることができ大興奮&感動でした
今週は散歩で撮った花たちをご紹介したいと思います
一番手はアオツヅラフジ
今まで雄花と果実は撮ったことがありましたが、
雌花には出会えず、いつか見たいと思っていました
それが何と市民の森などではなく、街なかの植え込みから蔓を伸ばし、
雌花、雄花、果実の揃い踏み♪♪
(雌花)
先が2裂しているのが花弁で6個、雌しべは6個、
ガク片は、花弁の外側の丸みを帯びたので6個だそうですが、
重なり合っているのか3個にしか見えません
また、5枚目の拡大画像では雌しべは3個しかありませんが、
そのようなことは他の花でもありますので…
花の直径は3ミリ程度と小さいですが、なかなかの造形美に感動です
(雄花)
(若い果実と雌花)
(果実)
アオツヅラフジ(青葛藤) ツヅラフジ科
山野に生え、蔓を長くのばし、
小形の円錐花序に黄白色の小さな花をつけます
雌雄異株で花弁とガク片は6個、
果実は直径6~7ミリの球形で藍黒色に熟し、白粉をかぶります
( 撮影日:2020年9月6日 )
タコノアシ(蛸の足) タコノアシ科
沼、河原、水田跡などの湿地に生える多年草で、
瀬上市民の森では2か所で見ることができます
画像最後のは関係者以外立ち入り禁止になっている水田の畦ですでに花は終わり
果実になっているようでした
花を見ることができたのは、今年はミゾソバの勢力が強く撮影できた1株と
少し離れた所でミゾソバに埋もれていたのとの2株程度
数年前まで見られた場所には姿がありませんでした
本来自然に生えるものですが、
保護をしていかないと消えて行ってしまうものなのかなぁと、近頃感じています
ジュズダマ(数珠玉) イネ科
昔は小川沿いなどでよく見ることができ、
黒くなる前の果実を集めてゴムや糸を通し、腕輪を作りました
花をじっと観察することは今まであまりありませんでしたが、
よ~く見てみると先に雌花(らしき白いヒゲ状のもの)が出て、
それが枯れてくると雄花(細長く黄色い花のようなものが多数ぶら下がっている)
のが後から咲くようにみえます。
図鑑には
『上部の葉のわきから多数の花穂を立てる。
長さ9~10ミリの固くてつやのあるつぼ(苞鞘/ほうしょう)のなかに雌性小穂があり、
その先に2~3個の雄性小穂が垂れ下がる。雄性小穂は早く脱落する』
と書いてありました
なんだかわかったようなわからないような…
オオニシキソウ(大錦草) トウダイグサ科
これもまた厄介な花
何がどうなっているのか解説を読んでもイマイチ理解できず(^^;
それでも見かけると撮りたくなる花♪
『側生する小枝の先に杯状花序をつける。
腺体には、エプロン状で白色または赤味を帯びた花弁のような付属体がついている
蒴果は滑らかで毛はない』という図鑑の説明
この花に関しては面白いから撮った…ということで(*^^)v
アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎) キク科
タマアジサイ(玉紫陽花) アジサイ科
昨年の台風被害の斜面崩落でかなり犠牲になったようですが、
負けずに頑張って咲いている株もたくさん♪
ニガクサ(苦草) シソ科
昨年の斜面の地滑りででた土砂の上に生えていました
大きな株ではなく小さ目の一株
でも、まわりがまだ藪になっていないので撮るのは楽でした
( 撮影日:2020年8月30日 )