Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

高尾・日影沢(番外)

2017-04-14 21:17:39 | 裏高尾

今日で3/19撮影の日影沢の花のご紹介は最後となります。
3週間前の画像にお付き合いくださり、ありがとうございました。

日影沢には高尾駅前から小仏行きのバスに乗り、日影バス停で降ります。
今回、梅の開花ものんびりモードだったようで、バスの窓から満開の梅を眺めることもできました。
日影バス停でも見事な野梅が小仏川に枝垂れるように咲いていました。
 
 
 

 
 
日影沢入口の民家の生垣の下に咲いていた「ニオイカントウ(匂款冬)」
葉がフキ(=款冬)の葉に似ていること、花に香りがあるところからついた名のようです。
草丈は10センチ程度、花径は15ミリ程でしたでしょうか。
地中海沿岸が原産で、昭和初期に観賞用に渡来したとのこと。
偶然、鎌倉・光則寺でも咲いていて、花守りさんも「何という花かしらね~」と
言っていた花でした。

 
上野原の墓苑に咲いていた「オオイヌノフグリ」です。
寒い冬を耐えたのでしょうか、艶のある金茶色の葉があまりに見事でしたのでトリに(^^♪

( 撮影日:2017年3月19日 )

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高尾・日影沢(4) アオイスミレ、ヤマルリソウ、ユリワサビ

2017-04-13 22:11:00 | 裏高尾

高尾山は標高599メートル、面積770ヘクタールと小さな山ですが、1320種の植物が確認されています。
中でもスミレの種類は多く、それを目当てに訪れる人も…
例年だと3月に入ると様々なスミレが咲き始めるのですが、
やはり今年は遅いようで、3月に入るとまもなく咲き始める「アオイスミレ」の一種だけでした。
それでも、見られたことだけで満足♪
 
 
 
「アオイスミレ(葵菫)」
もっとも花期の早いスミレのひとつで、
沢沿いの林にダンコウバイやアブラチャンの花が目につき始める頃、
清楚な花を恥ずかしそうに咲かせます。
和名は葉の形がフタバアオイに似ていることによるのだそうです。


 
「ヤマルリソウ」
ムラサキ科で、木陰に生える20~35センチの多年草です。
葉と茎に細かい毛が生えています。
今回は見られないかと半ば諦めていたのですが、
渓流沿いの斜面、茶色の土がむき出しになっているところに、
へばりつくように生えていて、数輪だけ淡いブルーの花をつけていました。


 
 
 
「ユリワサビ」
日影沢では普通に見ることのできるアブラナ科の多年草です。
山地の谷沿いや湿気の多い森林中に生えます。
白色の小さな十字状の花をまばらに咲かせている姿は健気です。

( 撮影日:2017年3月19日 )

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高尾・日影沢(3) ニリンソウ、キクザキイチゲ

2017-04-12 19:35:35 | 裏高尾

今日はキンポウゲ科の花、ニリンソウとキクザキイチゲをご紹介します。
ニリンソウは人によって踏まれ、一時、減少したため、
植生回復のための立ち入り禁止区域が作られていました。
そのおかげで回復した場所もあり、渓流の対岸で群生をしているのを見ることができました。

 
 
 
 
「ニリンソウ(二輪草)」
川岸の湿ったところに群生し、こんもりとした暗緑色の葉の集まりから、
白色の花が何本も伸びている様子は見事です。
二輪草という名から、一本の花茎から花が2輪…かと思いますが、
一輪や三輪のもののあります。
白い花びらに見えるものは萼片で、5個あります。

 
「キクザキイチゲ」
アズマイチゲによく似ていますが、葉の形がちょっと違っており、
葉に菊に似た細かい切れ込みがあるのが特徴です。
群生はしておらず、単独で咲いているのが多かったように思います。
ニリンソウと同じく、白い花びらに見えるのは萼片で、花弁はありません。

( 撮影日:2017年3月19日 )

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高尾・日影沢(2) ヨゴレネコノメ、(ヤマ)ネコノメソウ、コチャルメルソウ

2017-04-11 21:45:04 | 裏高尾

3週間前に撮った花たちですが、あと2~3日お付き合いください。
今日は華やかではありませんが、
よく観察すると摩訶不思議で個性豊かな花たちをご紹介します。

 
昨日ご紹介をした「ハナネコノメ」と同じ仲間の「ヨゴレネコノメ」
低山の沢沿いのやや暗い湿地に生える多年草です
葉の表面に汚れたようにみえる白色の斑紋があり、名の由来はそこからきたのではないでしょうか
ハナネコノメと同じく花弁はなく、雄しべは4個、
まだ伸びてはいませんが暗紅色の葯がちょっと覗いています

 

確信は持てないのですが、多分「ヤマネコノメソウ」ではないかと…
湿気のある林下、湿ったところなどに生える多年草で、
全体に長い毛がまばらに生えているそうです。
ちゃんと確認したわけではないので、もしかすると普通の「ネコノメソウ」かもしれません

 
 
「コチャルメルソウ」
渓流沿いの湿り気のあるところに生えるユキノシタ科の多年草
ハナネコノメのすぐそばに群生していました
みなさん、ハナネコノメの方にばかり気を取られて、
小さなこの花に気づかずに行ってしまう方が多くおられました
高さ20~30センチの花茎の先に2~10個の花をつけます
魚の骨のようにみえる部分が花弁です
名の由来は、屋台のラーメン屋のラッパ「チャルメル」に花姿が似ているところから付いたそうです

( 撮影日:2017年3月19日 )

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高尾・日影沢(1) ハナネコノメ

2017-04-10 20:49:59 | 裏高尾

3週間前の3月19日、春のお彼岸の墓参の帰り道にいつもの日影沢に♪♪
昨年の同じ時期に行ったときは、ヤマエンゴサクやジロボウエンゴサク、カタクリなどなど
たくさんの花を見ることができたので、今年も…と期待をしていました。
けれども、気温の低い日が続いたのかあまり咲いていなくてちょっぴり残念。
それでも、ハナネコノメやキクザキイチゲが良く咲いていました。
今日は、ネコノメソウをご紹介します。
3週間遅れですが…(^^ゞ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハナネコノメ (ユキノシタ科)
シロバナネコノメソウの変種で、林の下や谷川の縁などの湿地に群生をする多年草です。
撮影をした場所は、沢のすぐ傍の苔が生えているような斜面です。
日影沢から少し先の小下沢では、浅い川の中の岩の上に生えているのもいました。
約5㎝の花茎を出し、先端に2~3個の花をつけます。
花弁はなく、白い花弁に見えるのは萼片で4個、
暗紅色の葯がとても鮮やかです。

( 撮影日:2017年3月19日 )

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瀬上市民の森の小さな春

2017-04-09 19:58:17 | 散歩

自宅からぶらぶら歩いて15分。
瀬上池と続く小川沿いの散策路は、夏になるとホタルが舞い飛ぶ地元では知られた憩いの場です。
訪れたのは2週間前で、まだ桜は咲いていませんでしたが
小さな春を楽しんできました。

 
 
オオイヌノフグリ、日をいっぱい受け元気いっぱい

 
 
タネツケバナ
水田の畔や水辺の湿地などで良く見ることができる花
白色で十字の花が特徴です。

 
モミジイチゴ
別名はキイチゴ、夏の終わりごろ(だったかと…)オレンジ色の球形の果実を付け
素朴な甘さは子供のころを思い出させてくれます。

 
 
 
瀬上池下で咲いていた「サンシュユ」「シデコブシ」「ハクモクレン」

 
池の水面に向かって伸びている楓の新葉

 
斜面にタチツボスミレ、日当たりの良いところでは群生していました。

 
 
ヨゴレネコノメ
低山の沢沿いの少し暗い湿地に生える多年草です。
池の傍の斜面いっぱいに群生している様子は圧巻です。
花弁は無く、雄しべは4個で葯は暗紅色です。

 
 
ネコノメソウ
下の画像…種がもうできていました。
 
キブシの雄花

 
キランソウ(別名/ジゴクノカマノフタ)

 
ツルカノコソウ オミナエシ科
山地や丘陵の谷に沿った日陰の湿地に群生をする多年草。
まだ茎が伸びておらず、葉の根元に隠れるように咲いていました。
これから花茎が伸びてくるころ、
地面の上に長いつる枝を四方に出して繁殖することから
「ツルカノコソウ」の名が付いたそうです。

 
 
フラサバソウ
画像で見ると栄養不足のオオイヌノフグリかなと思ってしまいそうですが、
花は2~3ミリと小さく、萼や葉に長い毛が生えています。
以前はこの場所にたくさん生えていたのですが、
最近は探さないと見つけられないほど少なくなってしまいました。

( 撮影日:2017年3月26日 )

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東慶寺

2017-04-06 21:35:44 | 鎌倉

鎌倉駅前の大巧寺の花を撮った後、JRで帰路に、、、
鎌倉駅から北鎌倉へ向かう途中の車窓から、東慶寺のピンクの枝垂れ桜が目に入り
途中下車♪♪

 
山門脇の枝垂れ桜、花付きは少な目ですが
立ち姿は美しい

 
イカリソウが可憐な花を咲かせていました

 
客殿裏に見事な枝垂れ桜がちょうど見ごろ
つま先立ちをしても、これが限界。。残念!

 
本堂前の枝垂れ桜、2~3分咲きでしたが見ることができて幸せ♪
もう少しすると、茶室入口の紅枝垂れを楽しむことができるはず♪♪

 
自由奔放に伸び花を咲かせていた三椏(ミツマタ)

 
 
 
ずっと咲き続けている十月桜(ジュウガツザクラ)
花弁の端がほんのりピンクでとっても可愛らしいのです

( 撮影日:2017年4月2日 )

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本覚寺・大巧寺

2017-04-05 19:45:35 | 鎌倉

妙本寺でソメイヨシノや咲き始めの海棠を楽しんだ後、
本覚寺の枝垂れ桜と四季折々に様々な花で境内が彩られる大巧寺に寄りました

 
本覚寺の枝垂れ桜、鎌倉で一番早く開花をしたので、すでに満開の状態で華やかでした

 
大巧寺に向かう途中に咲いていたクレマチスの仲間(?)でしょうか

 
大巧寺の本堂前に植えられている利休梅(リキュウバイ)です
純白の花をたくさん付けていました
 
草木瓜(クサボケ)
一般的なボケに比べ、花径は直径2.5センチと小ぶりです
日当たりの良い山野に生え、高さ0.3~1メートルになるそうです
 
 
参道脇に植えられていて、ピンク色の花がかわいいヒマラヤユキノシタ
肉厚で大きく、つやのある円形の葉が特徴で、
耐寒性もあるので、庭などによく植えられます
ユキノシタの仲間でヒマラヤ原産なのでこの名がついています

( 撮影日:2017年4月2日 )

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鎌倉・妙本寺

2017-04-03 20:55:41 | 鎌倉

鎌倉駅から10分程度、比企谷(ひきがやつ)にある妙本寺は、
春の桜・海棠(カイドウ)、初夏のシャガ、夏の凌霄花(ノウゼンカズラ)、
そして秋の紅葉と四季折々の花を楽しめるお寺です
鎌倉でも桜の開花が早いお寺ですので、期待をして訪ねました
二天門脇のソメイヨシノが5分咲き、
そしてまだ木は大きくないものの、祖師堂前に植えられている海棠2本が花を開き始めていました♪

 
妙本寺へ向かう途中の民家前で咲いていた咲き分けの木瓜(ボケ)、とてもきれいでした

 
 
 

 
 
ピンクの花が愛らしい海棠

 
楓も葉を広げ始めていました

 
アオキの雄花がひとつ、春を感じて開いたのでしょうか。。

( 撮影日:2017年4月2日 )

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鎌倉・安国論寺(2)

2017-04-02 21:22:56 | 鎌倉

先週の木曜に行ったばかりですが、安国論寺の見事な枝垂れ桜をもう一度撮りたくて行ってきました
安国論寺~妙本寺~本覚寺~大巧寺~東慶寺と、
久々の13,000歩のコースで桜を満喫してきました
今日は昨日に引き続きの安国論寺ですが、楽しんでいただければ嬉しいです

 
 
 
 
 
 
ビワの実が付き始めていました♪

 
 
 
墓苑の片隅に咲いていたショッカッサイ

 


安国論寺脇の道の桜並木、ソメイヨシノが咲き始めていました
 
 
 

( 撮影日:2017年4月2日 )

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