裏高尾の花のご紹介、あと3日ほどお付き合いください。
「イチリンソウ」 キンポウゲ科
落葉広葉樹林の中や山麓の土手などに生える多年草です。
草丈は20~25センチ程度、茎葉の間から1本の長い柄を出し、
先端に花径4センチほどの白色の花をつけます。
白い花弁に見えるのは萼片で、花弁はありません。
色は薄紫を帯びることもあるそうですが、1枚目がそうでしょうか。。
また、3枚目は開き始めだからでしょうか、クリーム色をしていました。
花を一つだけ咲かせることから「一輪草」の名が付いたそうです。
「ニリンソウ」 キンポウゲ科
山麓の林の縁や林内、土手などに生える多年草です。
草丈は15~25センチ程度で、
茎葉の間から2本の長い柄を出し、花径1.5~2.5センチの白い花を付けます。
イチリンソウと同じく、白い花に見えるのは萼片です。
2個の花を付けることから「二輪草」ですが、1個や3個のこともあります。
群生をしている様子はとてもきれいです。
「ヒトリシズカ」 センリョウ科
山地の林下や日の当たる草地に生える多年草です。
茎の先に4枚の葉をつけ、白色で長さ1~3センチの穂状花序を1個立てます。
かたまって花を咲かせている様子は“一人静かに”と言うより
“わいわいがやがや”と話し声が聞こえてきそうです(^^♪
( 撮影日:2017年4月16日 )