裏高尾方面にはほぼ毎年3月から4月頃に訪れていますが、
スミレ以外で今回初めて見ることができた花が2種類あります。
シロバナエンレイソウとレンプクソウで、花の写真を撮り始めてからでも初めてでしたので大満足♪
これからも初めての出会いがあることを楽しみに、撮り続けていきたいと思っています。
「シロバナエンレイソウ」 ユリ科
別名:ミヤマエンレイソウ
山地のやや湿り気のある林内に生える多年草
茎は高さ20~40センチ、葉は長さ・幅ともに7~17センチのが3枚輪生します。
茎の先端から花柄を出し、花を1個付けます。
大きな葉3枚に囲まれて咲いている、長さ1.6~2.7センチの小さな花被片はとてもかわいいです。
シロバナと名についていますが、わずかにピンク色を帯びていました。
「トウゴクサバノオ」 キンポウゲ科
山地のやや湿ったところに生える多年草
茎は高さ10~20センチで、6~8ミリで淡黄緑色の小さな花をやや下向きに咲かせます。
和名は「東国鯖の尾」で、果実の形を魚のサバの尾に例えたものだそうです。
3枚目にその果実が写っていますが…(^^ゞ
「マルバコンロンソウ」
「ミヤマカタバミ」 カタバミ科
山地の木陰などに生える多年草
花は白色で淡い紫色の筋が入っていて、花径は3~4センチと大きく目立ちます。
「ミヤマハコベ」 ナデシコ科
山地の木陰などに生える多年草
ハコベも近くに咲いていますが、花が少し大きめなので区別がつきます。
「ヤマルリソウ」
3月と同じ場所で撮ったものですが、土が滑り落ちてきそうな場所にもかかわらず、
株の数が増え、花もたくさん付けていました。
「レンプクソウ」 レンプクソウ科
北半球北部に分布する1属1種の多年草
茎の先に5個の花が固まってつくことからゴリンバナとも呼ばれるそうです。
先端につく花1個だけが4弁花で、まわりの4個は5弁花という面白い花です。
もっと花に寄ってアップで撮れば良かったと後悔しています。
「ミミガタテンナンショウ」
( 撮影日:2017年4月16日 )