Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

鎌倉・海蔵寺 菖蒲月

2022-05-12 20:46:46 | 鎌倉

英勝寺から横須賀線沿いの道を道なりに歩いて行く突き当りに海蔵寺(かいぞうじ)があります。
鎌倉市扇ガ谷(おうぎがやつ)にある臨済宗のお寺です。
早春の梅に始まり、福寿草、海棠、雪柳、空木、紫陽花、百日紅、凌霄花、紫苑、萩、紅葉、、、etc.
挙げきれないほど様々な花が咲く、いつ行っても何かしらの花が咲いている、花のお寺です。

横浜市のサイトでは
1253年(建長5年)藤原仲能(ふじわらなかよし)がここに七堂伽藍(しちどうがらん)を再建しましたが、
1333年(元弘3年)の鎌倉幕府の滅亡と共に火事になります。
その後1394年(応永元年)、鎌倉公方足利氏満の命令を受けた上杉氏定が
心昭空外(しんしょうくうがい)を招いて再建しました。
寺宝には腹部に薬師の面部を納めた薬師如来坐像などがあります。
また、海蔵寺の入り口の右手に鎌倉十井の一つ底脱(そこぬけ)の井が、
左手奥にはやぐらの中に丸穴が16個並んで湧水をたたえている十六の井があります。
と紹介されています。

今回、光則寺から海蔵寺へ足をのばそうと思ったのは、
以前から名前が分からず気になっていた
ドイツから来たウツギの仲間「ドイツィア・エレガンティシマ・ロザリンド」の確認と、
時期的に同じウツギの仲間のバイカウツギ(梅花空木)が咲いているのではないかと…




ロザリンド、シャクナゲ、バイカウツギの競演
手前の淡いピンクの花が「ロザリンド」です。











今まで何度も撮りながら、サラサウツギ(更紗空木)の変種だろうか…と謎だったのですが、
n-momokaさんのサイトでこの花をアップされていたのを見て、
やっと名前を知ることができました。










バイカウツギ(梅花空木)
別名:サツマウツギ
山地に生え、よく分岐して高さ2mになる落葉低木、
6月頃、枝先に直径3cmくらいの白い花を5~9個開きます。
ちょうど咲き初めだったので、どこから撮っても綺麗で、
かえってどこを撮ったら良いかと迷うほどでした。














セッコク(石斛)
岩の上や大木に着生する着生植物で、ラン科です
毎年、この楓の木にボールのように花を付け、見事です。
ただ、花は終盤になっていてアップには耐えられなかったのが残念でした。
でも、見ることができて良かった♪




アメリカロウバイ
今までクロロウバイ(黒蝋梅)と思っていましたが、どうも違うようです
花の名前って難しいですね(^^;


秋には、山門下の石段に覆いかぶさるほどの萩の花が咲きます


( 撮影日:2022年5月8日 )

コメント
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