Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

瀬上市民の森の花(1)   ミズタマソウ、ボントクタデ、ハナタデ、アメリカセンダングサ

2015-09-30 22:26:55 | 横浜・瀬上市民の森

自宅から徒歩で約15分のところにある横浜・瀬上市民の森は、瀬上池を谷底に谷が入り組んだ水と緑が豊かな森です。尾根から流れる小川にはサワガニ、池から流れる小川では梅雨の終わりにたくさんのホタルが舞います。
面積47.7ヘクタール、散策路延長6300メートルもあり、尾根伝いに鎌倉まで行くことができます。
今回は瀬上池が工事のため立ち入り禁止でしたので、池の奥にあるツリフネソウの群落地には行くことができませんでしたが、小川沿いの散策路脇や小川の中でたくさん見ることができました。

      
【 ミズタマソウ 】   アカバナ科ミズタマソウ属
山野の林下に生える多年草。名は白い毛のある果実を水玉に見立てたものだそうです。
ハート形の花弁が2個で白色(または淡紅色)と雄しべ・雌しべを合わせた姿がとても可愛いです。

       
      
【 ボントクタデ 】   タデ科タデ属
水辺や湿地に生える1年草です。撮影をしたのも小川沿いと水田脇に生えていたものです。
茎は高さ50~100cmで紅紫色です。花穂は長さ5~12cmで、先は垂れて白い小さな花をまばらにつけます。
ハナタデやイヌタデに比べ、花弁の開き具合が大きいように感じますが、少しでも風があると花穂が揺れて、撮影は風との我慢勝負です。

     
【 ハナタデ 】   タデ科タデ属
山野の湿った林下に生える1年草です。
茎は高さ30~60cmになると図鑑には書いてありましたが、画像のは15cm程度で枝分かれしていませんでした。
イヌタデではないと思ったのと托葉が筒状でふちに長い毛があることから「ハナタデ」としました。
淡い紅色の2~3mmの小さな花がかわいいです。

     
【 アメリカセンダングサ 】   キク科センダングサ属
空き地や道端、どこででも見ることができる花です。
北アメリカ原産で1年草。
他のセンダングサとの違いは、黄色の花を囲む総苞(花序全体を基部で包む小さいうろこ状の包の集まりで菊・タンポポなどにみられます)が葉状で四方に開いていることだそうです。

 
                                           ( 撮影日:2015年9月22日 ) 

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