~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

■ アイ・アム・デビッド

2006年07月18日 | シネマ

天才子役というものは、いつの時代にもいて、
尽きることがないよう。 

最近では、友達に借りて観た天国の青い蝶」の少年
それに、観たばかりの「アイ・アム・デビッド」の主人公、
ベン・ティバー君。

映画が進むにつれ、その顔や表情にどんどん吸い込まれた。
何よりも印象的なのは、その柔らかな黒い
瞳。
ただただ静謐で、無垢で、純粋で・・・(陳腐な表現だけど)。
それに、白く透きとおったお肌と、苺みたいな赤い唇。
少年のような、少女のような、天使のような
・・・。 

ストーリーも景色も、もちろんとてもよかったけれど、
見終わった後に残っているのは、
「(顔に)癒されました」・・・という満足感(笑)。

いやいや。「顔かよ・・・」なんて言うことなかれ。
顔や表情で、人の心を和ませることができるなんて、
実は、ものすごい徳なんだと、最近では思います。 (年のせいかな)

ただそこにいるだけでですよ、
何も言わなくても、何もしなくても、
周りを幸せな気分にできるわけですから。

それって、あるがままの、美しい究極の形かも・・・。

たとえば、見るだけで、手を合わせたくなったり、
心が落ち着いたり、ホッとする
仏像の面持ち・・・
そんなレベルに近い徳だとは言えないでしょうか。

見た目より、中身だと言いますが、
外見はやっぱり、
大きいですね。
でも、外見がよくなるには、結局のとこ、
内なる心を磨いていくしかないのだと
雨音を聴きながら、
思ったりしておりマス。拝。


コメント (4)
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