浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

さすがNHK

2019-01-11 07:42:24 | メディア
 NHKの報道がひどいということはもう常識化している。私はテレビを全く見ないので論評する資格がないのだが、しかしNHKの「アベさまの公共放送」を堂々と、視聴者の受信料をもとに放送している事態について批判することは許されるだろう。

 NHKが「日曜討論」で、辺野古新基地建設に関して、アベが土砂投入域の貴重な珊瑚を保護のために移動させたという虚偽発言を行ったが、沖縄県知事や『琉球新報』などがそれが嘘であることを指摘し、それを点検もなしに報じたことを批判した。

 これに対するNHKの対応が、今日の『朝日新聞』に掲載されている。

この日の定例会見でNHKの山内昌彦・編成局計画管理部長は「報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送しておりますので、必要に応じてきちんと判断して対応しているという風に考えております」と説明。「番組内での政治家の発言についてNHKとしてお答えする立場にはございません。事実と異なるかどうかという他社の報道についてもNHKとしてコメントする立場にはございません」とも述べた。

 なるほど、報道機関としてすべきことをしていないことを悪びれもせず、堂々と居直る。まさにアベとその与党たる自民党、公明党を彷彿とさせる対応である。

 「自主的に」虚偽を語るアベを登場させたというのだから、もういう言葉もない。

 それでも、みなさんはNHKに受信料を払い続けるのか、と問いたい。テレビを放り出そう。テレビには、もう価値がない。

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