午後、浜松駅メイワンの谷島屋書店へ。『世界』と『現代思想』を買いに行った。『世界』はあったが、なぜか『現代思想』は売り切れ。増刊の「ネルソン/マンデラ」特集号はあったが、今月号の「儒教」を特集した今月号はない。これはとても珍しいことだ。いつも『世界』や『現代思想』は売れ残っているのに・・
そのほか『古事記とはなにか』(講談社学術文庫、神野志隆光)、『人間の尊厳』(林典子、岩波新書)を購入。
帰宅して『世界』を読みはじめる。最初に「読者談話室」を読む。日本農業についての投稿を読む。しばらく前の雪で、農家は多大な被害を受けた。東京周辺では野菜の価格がたかくなっているようだ。
そこに「安心・安全な野菜は大量生産できない」とあった。
今日は小雪がちらつくほど寒いので畑には行かなかった。今はじゃがいもの植え付け時でもあり、また収穫の時期でもある。ブロッコリー、かき菜、ほうれん草、小松菜、ダイコン。ダイコンはもう収穫し終わった。いずれにしても、野菜は一斉に収穫しなければならないので、すべてを自家消費するのはむりだ。近所にあげたり、あちこちに送る。その場合、土は洗い流さなければならないし、送る場合は箱に詰め、ヤマト運輸まで持って行かなければならない。なかなかの手間である。
だが安全・安心の野菜は、近所でも、遠くでも喜ばれる。近所からは、野菜の代わりにいろいろなものをいただく。
さて、農業だけでは食べていけないので、若い人はどこかに働きに行く。したがって畑には高齢者しかこない。しかしその畑も、年齢を重ねるとできなくなるため、荒れているところもある。
欧米では、農業に様々な補助をしているそうだ。日本ではそれがない。農業予算はあっても、農業土木関係、つまり農家にではなく、土建業にカネが行くシステムになっている。農家は「はだか」のまま、この貿易自由化という荒波にさらされている。
安全・安心の農産物は、日本ではいらないようだ。
そのほか『古事記とはなにか』(講談社学術文庫、神野志隆光)、『人間の尊厳』(林典子、岩波新書)を購入。
帰宅して『世界』を読みはじめる。最初に「読者談話室」を読む。日本農業についての投稿を読む。しばらく前の雪で、農家は多大な被害を受けた。東京周辺では野菜の価格がたかくなっているようだ。
そこに「安心・安全な野菜は大量生産できない」とあった。
今日は小雪がちらつくほど寒いので畑には行かなかった。今はじゃがいもの植え付け時でもあり、また収穫の時期でもある。ブロッコリー、かき菜、ほうれん草、小松菜、ダイコン。ダイコンはもう収穫し終わった。いずれにしても、野菜は一斉に収穫しなければならないので、すべてを自家消費するのはむりだ。近所にあげたり、あちこちに送る。その場合、土は洗い流さなければならないし、送る場合は箱に詰め、ヤマト運輸まで持って行かなければならない。なかなかの手間である。
だが安全・安心の野菜は、近所でも、遠くでも喜ばれる。近所からは、野菜の代わりにいろいろなものをいただく。
さて、農業だけでは食べていけないので、若い人はどこかに働きに行く。したがって畑には高齢者しかこない。しかしその畑も、年齢を重ねるとできなくなるため、荒れているところもある。
欧米では、農業に様々な補助をしているそうだ。日本ではそれがない。農業予算はあっても、農業土木関係、つまり農家にではなく、土建業にカネが行くシステムになっている。農家は「はだか」のまま、この貿易自由化という荒波にさらされている。
安全・安心の農産物は、日本ではいらないようだ。