ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

ミシェル・ウィーのあやまち

2008年07月22日 | ゴルフ

米国イリノイ州スプリングフィールドのパンサークリークゴルフ場で開催されたLPGAツアー、ステートファームクラシックで、ミシェル・ウィーは第3ラウンド終了後に前日のスコアカードにサインをせずに提出していたことが発覚して失格となりました。3日目を終えてトータル17アンダー、単独2位につけていた彼女にとって、泣くに泣けない痛恨のミスだったと思います。

いきさつは次のように伝えられています。彼女は前日第2ラウンドの試合を終えた後、9番ホールのそばに設けられたLPGAツアー事務局のテントにサインなしのスコアカードを提出し、一旦はその場から去った。しかし、スコアカードを受けつけたボランティアスタッフが急いで後を追い、彼女にこの事実を伝えたところ、彼女は再び事務局テントに戻ってスコアカードにサインをした。

確かにスコアカードにサインをしなかったのは拙かったかも知れません。でもすぐにやり直したわけですし、実害があったわけでもありません。何よりも久しぶりの彼女の進撃に、復活を期待していたファンも多かったはずです。一旦提出した以上やり直しは効かない、というのはいかにもお役所仕事的で硬直、木を見て森を見ず、の処置に思えてなりません。

一旦提出したスコアカードを修正できない真の理由は、スコアのごまかしや計算ミスを許さないことにあると思います。明らかにその意思がなかった場合は、ペナルティ(例えば罰金など)で済ますべきでしょう。今まではミシェル・ウィーの傲慢さが目に付くことが多かったため、彼女に対して辛口のことを書いてきましたが、今回は同情の念を禁じ得ません。

最近、ゴルフ協会のルールには首を傾げることが多々あります。少し前に書いた「R&Aの奇妙なルール」然り、数日前にSRIスポーツが販売を停止した「ポジションゼロ ゴルファースサポーター」の件も然り、です。重箱の隅をつつくようなことは、そろそろ止めた方が良いのではないでしょうか。

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