グレグ・ノーマンが残したもの

先日終わった全英オープン。優勝こそできませんでしたが、一時は首位に立つなど大活躍で話題を一身に集めたグレグ・ノーマンは、いくつかの名言？を残しました。以下にこれらを拾ってみましょう。

「最近はゴルフよりテニスの練習ばっかり」
＝先月末に元テニスの女王、クリス・エバート夫人とバハマで式を挙げ、その足で臨んだ今大会、初日はゲームのことより新婚気分全開でした。

「もし、カップにけられた11、12番のパットが入っていたら違ったかもしれない。しかし、ここまで戦えたことに胸を張って帰ることができる。今日の負けは残念でならないが、僕にとっては素晴らしい１週間だった」

「今週はたくさんの人を驚かせるプレーができたと思う。でも“もし勝っていたら”と考えずにはいられない」

「何かを達成したい、夢を追いかけたいと思った時に年齢は関係ない。勝てはしなかったが、そのことを示せたと思う」

「その次の週は全米シニアオープンにも出る。でも、その先のことは、今は考えられない。ゴルフだけが人生じゃない。私には、ほかにもやらなきゃいけないことが山ほどあるんでね」

全英を2度制覇した彼も1998年以降は未勝利で、今やコース設計やネット通販などで年200億円以上を稼ぐ実業家。今後もツアーには完全復帰せず、全英シニアと翌週の全米シニアに出場した後の予定は白紙だとか。「他の仕事もあるからね。気が向いた時だけゴルフをしたい」と言うグレグ・ノーマンがタイガー・ウッズ不在の今大会を盛り上げ、世界中の50代の胸をときめかせたのは確かのようです。

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