大腿骨頚部骨折や脊椎圧迫骨折で、入院したり、痛みのために生活が制限される高齢者の
方が増えています。
骨を丈夫にして骨折を防ぐ試みが世界的に行われています。
新潟県でも増加している骨折を防ぐ試みが。病診連携の形で始まっています。
「骨粗鬆症 病診連携」
新潟リハビリテーション病院、新潟中央病院、臨港病院などの病院と
内科、婦人科などのクリニックが参加して今年からスタートしています。
まだ、小さい輪ですが、これから広がっていくことで、患者さんを骨折から守ることができれば…
昨日もグループの会合があり、
今後の方針について熱い議論で盛り上がりました。
当院でも今月から手のX線検査での骨塩量測定を始めていますが、
骨塩量が低下している場合には、病院での精密検査と治療方針の決定をお勧めしています。
当院では、既に臨港病院での「骨粗鬆症外来」を受診された方もいらっしゃいます。
http://www.rinko-hp.com/notice/view.php?i=92
処方が決まれば、投薬は当院で行い、年1回程度の病院での診察と精密検査で評価していきます。
ふだんは身近なクリニックで内科的診察と骨粗鬆症の投薬が受けられます。
骨折を防ぐために「骨粗鬆症」のチェックを始めてみませんか?
この「骨粗鬆症 病診連携」の輪が広がるために、当院も積極的に参加します。