だれでも運べるものではないということ… 専門性を考える！

　新潟市で、管理ミスでコロナワクチン３１９２回分廃棄の廃棄が
あったというニュースがありました。
https://www.niikei.jp/123115/

「市によると、２３日午後５時３０分頃、２４日開始の集団接種会場
（東総合スポーツセンター）の事前準備の確認を市職員が行った際、
ワクチンが未着であることがわかった。そこで、配送業者からのワクチンの
受け取り業務などを委託していた会社（株式会社メディカスタッフプロモーション）に
確認したところ、誤って受け渡し場所である市役所本館の超低温冷凍庫に収納し
再凍結させてしまったことが判明したという。」

個人的には驚きではなく、やはりと感じました。
新潟市のワクチン配送システムには、医療を扱っていない配送業者が選定されて
いますが、保管・輸送に注意が必要なコロナワクチン の扱いに不安を感じていました。
実際、当院への配送でも、繊細な医療薬品を扱っている感じがなくて
大丈夫かと…

「運ぶだけなら誰にでもできる」ではなく、ワクチンや医薬品の配送に実績がある
会社やスタッッフの経験やノウハウは、目に見えない底力です。

仕事を任せるためには、単純なコストだけでなく、専門性の有無も考慮する必要が
あるのだと改めて感じました