白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

後任の人事公募

2016年06月11日 21時42分25秒 | 大学
昨日の金曜日、通常であれば「体重記録」投稿の日です。
朝食前の体重測定を忘れたことと、数値が増加気味だったのでパス。パスは何週ぶりでしょうか。

1週間前に、私の後任の人事公募が開始されました。応募締切は7月末。
大学教員人事、かつてはいろいろとありましたが、近年では
*原則として公募する
*後任の人事には一切の口出しはしない
というのが定番となっています。
12年前に、私がここに異動した時は「公募」ではありませんでした。昨今では、公募でない人事をするには結構大変な作業が必要です。「実は決まっているのだが」「形式的に公募する」という姑息な手段も一部には見られましたが、現在ではそれも難しくなっています。

ところで、公募によれば、職位は「准教授または専任講師」つまり、若い人を採用しましょう、ということです。専門分野は「素粒子・原子核実験」つまり、私と同じ分野です。人事が始まる前に、一応辞める人(私)の意見を訊かれます。だいたいは私の希望と同じかな。

公募書類だけでは分からないことも多々あります。先週は5件の問い合わせがありました。「私はこの人事にはノータッチです」と前置きしてから質問に答えることにしています。

問い合わせ5件中、2件は応募を考えている本人からでした。一人は知り合いですが、もう一人は知人を通じて「問い合わせてもよろしいか?」と連絡があった後での問い合わせ。そのような積極的な人が欲しいね。

その人はサンフランシスコ郊外のバークレー在住。長文の問い合わせメールが届いたのですが、メールで回答できる内容は限られます。人事は微妙な問題もありますからね。時計を見たら現地時間23時。「今なら電話で」と回答したら10分後に電話がありました。

人事関連は書けませんが、雑談の一部をば。
「家賃がこの5年で倍近くに値上がりした」そうです。studio(日本語読みだとスタジオ、英語ではスツーディオ;日本でいうワンルームのことです)で月2000ドル!信じられん。IT関連の高給取りがサンフランシスコ周辺に住むようになったためらしい。

1980年前後の独身時代、私も当地でstdioタイプに住んでいました。月150ドルくらいだったと思います。今は10倍以上ですね。もっとも、当時は1ドルが250~300円。そう言えば、レーガン大統領の時代にはやはり家賃が倍に値上がりしました。レーガノミクスで「持家優遇政策で賃貸が品薄になったため」と聞いてます。「日本は変化が少ない国」と感じた記憶があります。