12歳のお誕生日です。
狆の可愛らしさって、年齢を重ねても変わらないのよね。
特に穏やかな性格の惇は、まことに好々爺でした。
家に来た日です。
7時間という長い長い旅の間、こそりっと動くぐらいで、
静かに静かにしていた惇。
初対面の時、キッスの嵐だったので、心配になるほどでした。
「弟」でいられたのは3カ月弱。
金太郎の看取りの時期も一緒に心配してくれました。
惇の金兄ちゃんロスは深刻でした。
お願いしていた弟がやってきました。
拒否はゼロ。
姿が見えないと探してました。
退職したら3狆にを実行。
まぁ~やんちゃくちゃな弟その2で。
子守りは青太郎がしてくれていましたが、
約束を守れないと注意して教えてくれたのは惇でした。
ある日突然にの出来事で、一大決心。
なんと弟その3と4が一度に。
目を細めてみていたっけ。
本当はひとりっ子が最適な性格なんです。
甘えたい時に甘えられなくてもひとことも文句を言わず、
寝る前のマッサージの時間を心待ちにしていました。
認知症になった母が最期まで惇の名前は忘れませんでした。
(Bどのは忘れられたのよぉ。純ちゃんだって・・)
それくらい、相手の態度にかかわらず優しい惇。
惇がいろいろなことを教えてくれた緑と虹は、
伸びやかな約束をよく守る子に育ちました。
今なんの苦労もないのよ、惇。
ありがとう。
こらっ