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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

寒気

2020-11-14 22:27:54 | 新型コロナ

コロナ感染者が増えていますね。

GOTOトラベルではなくて、イートの影響ではないかと思いますがどうでしょう?

私は小さな店ですが、県の衛生部だったかコロナ感染対策をしなさいと通知があってます。その項目の中に適宜に換気をしなさいとあるのですね・・・

私の所は入り口から奥の窓まで素通しで風が抜けて行きます。現在の気温ですからオープンにして風を通しています。しかしこれから寒くなると・・・心配と対応が大変になってくる。

ビルのテナントに入っている店などの換気はどうでしょうか?換気扇をフルに回してもビルの中です・・・難しいのでは?それに高級店に入ればやはり楽しみたい心が先になるでしょうね。いつもより饒舌となりつい時間も長くなりましょう。換気は解消できないのではないかな?

GOTOイートが始まるころの街角インタビューでは、ふだん高くて行けない店に行けると喜んでいる人がいましたね。どうもその辺が感染増加の一因になってるのではと想像してます。

街角のラーメン屋さんなどはカウンター席にセパレートをしたり対応してますね。

飲食店経営は頭の痛いところです。お客様もコロナを忘れずにお店を利用しないとね、そういうGOTOイートだと思いますが。

 

気象予報で寒気が流れ込んで・・・おなじみのコメントがこれから多くなります。上空1500メートルでマイナス5℃とかですね。

寒し、寒さ、寒気、寒冷と冬の季語です。皮膚感覚、あるいは目に見えるもの見えないものを通して、さまざまに感じる寒さをいう。と歳時記の解説です。

ウヰルスといふ見えぬもの来る寒気   <(_ _)>

寒さに向って、コロナに備えましょう!怖いです!

 

 

 


クルクル看板

2020-11-13 00:21:56 | 好きな街々

オフでした、予定は床屋さんでカットと野菜を買いにでした。

途中、すし酢を1本(1.8ℓ)買って床屋さんに着きますと、例のあれグルグル回るものが回ってません?

入り口に行くと小さなお知らせが・・・本日臨時休業。詳しくは書いてないのでちょっと心配です。お父さんがずっと入院しているとだけ聞いていましたんで・・・お歳は私より一つ上です。病院へ用事でもあったのか?何も無ければいいのですが。

カットは来週でもいいかと、野菜を買いに耳納の里まで足を伸ばしました。

ところで床屋さんの例のクルクル回っている赤白青の例のあれですが、正式名称は知りません。三年前の朝倉での大水害で被害に遭っていますお店ですが、営業を再開していつだったか以前のものと変えて新しくしていました。

若き主人に、新しくなったねと私が言いますと・・・地元のお客さんは誰も気づいてくれませんと笑いながら・・・ところでなんで床屋はあのクルクルがあるのか知ってますか?と訊くので・・・

西部劇で見たんだけどと前置きして・・・アメリカの西部開拓時代は床屋さんは外科的な処置も出来るということで、目印として・・・赤(血)と白(包帯)の看板を掲げたことから始まったのでは?と答えますと・・・彼はニコッと笑って満足気でしたね(笑)

じゃ青色は?それは日本人の美意識でしょうって話でした。

床屋さんで何も無ければと、ちょっと気にかかったのでこんな記事になりました。

 

耳納の里で野菜とお気に入りのチーズケーキを買って、お昼は吉井町(車で数分)のペルー軒のラーメンをと行きましたら暖簾が出ていません。やや不定期に休まれますが、お母さんと息子さん二人でやっているようなので、分かります。

それで吉井の町をウォーキングしました・・・・好きですねこの町は。古い家並みと裏通りの佇まいがなんとも言えません。小一時間歩けば薄手のブルゾンを脱いでました。

見事なお屋敷がありました、詳しくは書けません。

南新川の水神社がこの写真の社の近くにあります。こちらは別の神社と思いますが・・・お正月の締め飾りを綯うための稲わらが干してありました。

歩いていると昭和のままの床屋さんがありました・・・雰囲気がいいな・・・いつか吉井を歩くときにカットしていただくかな?と思ったことでした。いろんな話も聞けますし(笑)

路地に不思議なというか、こうやって生きてきたといいますか、そんな文化が巣ごもりしている町です。

といったところで今夜はこれで・・・

新川に南北ありて小六月

 

 

 

 

 


短日

2020-11-12 00:22:20 | 俳句

取りあえず明日はオフ・・・あれを片付けよう、これをどうするか考えよう。

と真面目に向き合ってはいるのです、が目の前に生じる用件は先に片付けないといけない。で、やりたいことが先延ばしになります。

言い換えればルーズかもしれないな、とか考えても身はひとつ。如何ともしがたい。

明日は床屋へ行けるかどうかさへ未定なのである。

歳時記にはそんな例句が載っております・・・

少しづゝ用事が残り日短(ひみじか)   下田実花

私の場合、残り過ぎですけど^^;

短日(みじかび)のキャプリキ取れば墨ちょびれすぎ書きすらの葉っぱふみふみ

といった短日もありますが・・・(笑)

短日の忘れしものを戸の外に

といったところで、おやすみなさい

 


恋の浦

2020-11-10 23:56:41 | 俳句

福岡県、今は福津市となっております。

有名な宮地嶽神社がありまして、昨今は嵐の光の道のCMで盛り上がっておるそうです。

その光の道は浜へまっすぐに伸びています・・・その浜は津屋崎といいまして遠浅の海水浴場として昔から人気があり、シーズンは今もとても多いのではないかと思ってます。

私の町、粕屋郡宇美町からの当時の交通手段は・・・・

国鉄宇美駅を香椎線で出発しまして、東区の中心の香椎駅で乗り換え?否、下車して駅前から200mほどのところにあります、西鉄電車に乗り継ぎます。

単線で、始発が今の福岡市地下鉄貝塚駅を起点として・・・なんとまあ、福津市の津屋崎が終点でした。けっこう距離あります。現在の西鉄津屋崎線は、新宮だった?でストップで古賀市津屋崎方面は廃線になってます。

で津屋崎で下車すれば徒歩数分で、海水浴が出来ましたね。父が宗像の出身で近いのでよく連れて行ってもらったのです。

 

今日の話題は・・・津屋崎浜から勝浦ほうめんへの川にかかる橋を渡り、小高く狭い範囲の山があります・・・地図でお確かめをといっても(笑)

その辺りの浜は津屋崎ではなくて・・・恋の浦・・・と呼ばれております。

恋はさて置いて、その小高い山に碑が建てられています。あの日本海海戦で指揮をされた東郷平八郎の碑ですね。その下には記念館がありまして・・・数十年前の記憶で今は分かりませんが・・・戦艦三笠の数十分の一?のレプリカというのか、大きなものが展示されていました。

その外に1軒のお店がありまして、そこの女性経営者さんとの会話です・・・当時70代後半か80代?とても品がある方でした。私は初めていった場所で分からないことはなんでも訊くたちですから(^_^;) 凄いですね、こんな所があるとは知りませんでしたとかぐらいしか話せんません。いろいろと話が進み、日本海海戦に負けていたら北海道はロシアのものだったでしょうとか聞かされて、目を開かせてくれましたね。

それからバルチック艦隊との海戦のようすは、遠雷のごとき号砲がこの恋の浦あたりまで届いていたらしいと聞かされました。なるほどなと頷くだけの私でした。

 

恋の浦、ちょっとほろ苦い記憶もありますが、思い出さないようにしております<(_ _)>

父と最後に行った時は、中学生?だったか海に入り潜って岩に張りついたアワビを取ろうとしても道具がないので岩から離れません(笑)ムラサキウニは棘がありますし(笑)浜に戻ると漁師さんかな?取れたか?と言われて何にもというと、アワビかなにかをくれた記憶があります。漁師さんは笑顔だったのは覚えています。

今の子供たち、管理はされていますが・・・どうでしょう?冒険はできておりますでしょうか?冒険は自己を知ることに繋がり、未知へチャレンジする心にも繋がると思うのですが。

昨今の教育にはちょっと違和感を感じております。

今夜はなんか変?実は歳時記の冬の海を読んでいたら・・・こんな連想をしておりましたということですね(笑)

冬の海、冬の波、遠浅で波高は低くても浜砂を噛むように繰り返し繰り返し打ち寄せます。

そんな恋の浦です、いつか再訪しないと(^_^;)

噛むごとく退いて噛むごと冬の波

おやすみなさい

 


もたれ合う背中

2020-11-10 00:27:51 | 俳句

山茶花が決められたリズムのように咲き始めました

背景は透明のプラスチック波板です、ここはわが家の物干し場(笑)

すき間から枝を伸ばして咲いております。

11月は冬ではあるが心地よき日差しに温まることもあります。

日向ぼこ・・・冬の季語ですね。

膝抱いて背をもたれ合ひ日向ぼこ

それから小春日はちょうど今ごろでしょうか?

欲しきものあれば愚図りて小六月

 

決められたリズムという陽水さんの曲があります。

映画のエンディング曲でした・・・なんだったか?

陽水氏の子供時代を歌詞にしたようで、ほぼ同年の私は好きです。

朝に起こされて着替えますが白の木綿シャツの冷たさは・・・

歌は学校への長い道を歌ってますが、私は歩いて2分で校門でした<(_ _)>

といったところで おやすみなさい