一句鑑賞

歌留多

昔むかしではないけど、二十年ほど前に山陰方面へ数回独りドライブしたことがあります。

温泉津(ゆのつ)温泉だったか石見銀山だったか思い出せないのだけど・・・

例によって厚かましくも地元の人からお話を聞かせていただきました。

その中で冬は蚊帳を吊ってと聞かされた話には驚きでしたね・・・

冬場の楽しみとして歌留多が盛んにおこなわれていたそうです。

蚊帳を吊ると聞かされたときは・・・冬に蚊帳!!??

歌留多の札が飛んで障子を破かないようにしてたのだそうです。

驚きとともにそれほど熱中するんだな、なるほどなと思いました。

しかし読み札を読み上げる声が、あの狭い通りの何軒かの二階から漏れ聞こえるのか!

という情景を想像しました。

 

新春の季語なんですね・・・歌がるたといろは歌留多とあります。

子供の頃に従姉妹と遊んだことがありますが、いろは歌留多では勝てても歌かるたではまったく知識がありませんので笑われました(笑)

和歌でもできればいいのですが・・・

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