寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

もうすぐ出穂(でほ)

2021-07-11 20:22:02 | 米づくり
中干しも終えて今日も蒸し暑かったなか、継続して草刈りです。この草刈りが小規模農家の私たちにとって最も過酷な作業です。作業の合間、稲作研究会の同志と稲の状況を確認してみました。



茎を裂いてみると稲の穂となるもと(幼穂ようすい)がこんなに生長して、すでに稲穂に見える状態になっていました。この分でいくと一週間もすれば出穂(しゅっすい、私たちは「でほ」と呼びます)を迎えるだろうという結論に。

この出穂時期というのは、稲にとって最も水を必要とする時期で十分な水を供給してあげねばなりません。

ここでちょっと気がかりなのが、雨が多かったため根張りが十分にできてなかった水田があることです。しっかり根が張っていないと稲が倒伏してしまい穂の生長が悪くなったり、稲刈り作業で大きな負担となるためです。そのためにも8月は雨の少ない好天に恵まれることを願っているところです。

MUST草刈り

2021-07-06 19:22:48 | 米づくり
今回の豪雨で自分の身を守るには・・・考えさせられました。
このたび被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。


今日午後、田植え後2回目の草刈りに出かけました。
するといつも見かけはするのですが、今日はたくさんのカモが農道を占拠。
多分、小ガモが成長して家族で行動していたのでしょう。二家族ですね。
(スマホの望遠で撮ったため粗いです)浦橋さん撮り方おしえて・・・


圃場に着き作業開始
いつもであれば歩行用の草刈り機で短時間で刈り取れるところ、雨によって畔に水分が含み過ぎていて機械がスリップしてしまって使い物になりません。
仕方なく肩掛けの草刈り機で作業を開始しました。
ここで画像がほしいところ、周りを見渡しても近くで作業している村人がいません。(残念)

そんな時ふと思い出してしまいました。
以前、この田んぼの草刈りをしていたとき、堅いもの?確か塩ビ管だったかな、刃が触れて跳ね返ってきた拍子で左足の親指を負傷した経験があります。
直ぐに痛さは感じませんでしたが、恐る恐る長靴の先を摘まむとぱっくり裂けてたのを見たとき、一気に痛さが襲ってきた思い出があります。
刃物とは違い草刈り機の刃ですからね。抜糸しても開いてしまい完治に一ヶ月以上かかりました。
草刈り機、くれぐれも油断は禁物ですよ!

開始前の画像を撮るのを忘れてました。これは作業後です。
開始後数十分で汗だく、気温はそうでもなかったものの相当な湿気。どえらく蒸してました。そのため2時間で止めました。




ちょっとだけ宣伝

2021-07-04 13:49:03 | PR
本日、活動を始めた当初から予定していたコンビニ店での販売を開始しました。
オーナーをされている先輩の計らいで場所をお借りしての少量(約3合)販売です。なおPRとしてステッカーシールを3枚(3色)をお付けしました。


昨夕のうちに陳列は完了していたのですが、今朝最終チェックのため赴くと、すでに1個お買い求めいただいてました。ご購入ありがとうございます。

お近くにお住まいの方、ぜひお立ち寄りください。
お店は、JR佐倉駅南口の「セブン-イレブン佐倉大崎台店」です。


お問い合わせ
寺崎稲作研究会(仮称)  飯高
TEL 080-3205-8459(はちじゅうしこく)
Eメール hachijuushikoku@gmail.com


梅雨時期の大雨

2021-07-03 10:17:05 | 米づくり
悪天候の中では圃場に行くのは危険が伴います。でも十分注意して無理しないよう朝9時に出かけてみました。一部道が分からず、結構な降水量だとわかります。この後も時間をかけて増水も予想されます。

大雨による病気の心配ですが、田植え後一ヶ月半頃までにこのような大水に遭うと黄化萎縮病といって病原菌による被害が出るようです。過去に一度、経験しました。収量が1反あたり2俵も減った記憶があります。
でもこれだけ生育がすすんでいるので、大きな問題はないと思われます。(油断はできませんが)

この時期、稲の分けつを止めて根をしっかりと張らせるための中干し期間、梅雨どきのしとしとと降る程度の雨が望ましいのですが、自然が相手だとそうもいってられませんね。このあと収穫を終えるまで気候が気になるところです。


そして帰り道、今日ものぼり旗が雨にも負けず元気に舞っていました。ガンバレ「八十四石」!