寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

もうすぐ出穂(でほ)

2021-07-11 20:22:02 | 米づくり
中干しも終えて今日も蒸し暑かったなか、継続して草刈りです。この草刈りが小規模農家の私たちにとって最も過酷な作業です。作業の合間、稲作研究会の同志と稲の状況を確認してみました。



茎を裂いてみると稲の穂となるもと(幼穂ようすい)がこんなに生長して、すでに稲穂に見える状態になっていました。この分でいくと一週間もすれば出穂(しゅっすい、私たちは「でほ」と呼びます)を迎えるだろうという結論に。

この出穂時期というのは、稲にとって最も水を必要とする時期で十分な水を供給してあげねばなりません。

ここでちょっと気がかりなのが、雨が多かったため根張りが十分にできてなかった水田があることです。しっかり根が張っていないと稲が倒伏してしまい穂の生長が悪くなったり、稲刈り作業で大きな負担となるためです。そのためにも8月は雨の少ない好天に恵まれることを願っているところです。