原田知世「紙の月」

2014-01-27 22:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー


 アラフォーを過ぎてパートに出た主人公・梨花、


 その友人の×1の亜紀(西田尚美)と締まり屋の主婦の木綿子(水野真紀)



 主人公・梨花は勤める銀行の信頼を置いてくれてる顧客の金を着服していく。

 それを始めたのは、お金を扱いなれ、ちょっと借りるだけだからという安易なところからだった。


 そして、夢だろうと思いながら、映画の自主制作をする青年・光太に(彼のお爺さんの担当を梨花がしているが、家族を信じていず、金銭を一切渡さない。自分で使って死ぬという主義、それをそのまま光太に渡す、だから罪の意識が薄い)

 彼女はお金ではなく、自分が存在しているのかどうか判らなくなっていた。それを改めて教えてくれたのが光太だった。


 そして夫との間には子どもができず、夫は自分のことを夫を頼らないと生きていけない女だと思っていたかった。

 それがなおさら梨花の孤独を募らせる。それに気付いたのも光太やお金が自由に使えることだった。

 安い給料でパートに出る妻を馬鹿にしている夫。その少ない金額があがって、時計を買えば、それよりいい時計を買って返す夫。

 梨花の孤独はここにある。

 ナニモできない女―――それを望む夫。そうなってしまっているような自分。

 落ちていく女の話なのに原田知世の清々しさが、それを感じさせない。

 
 5回で描いていく物語…徐々に着服がばれていくが、その汚さを感じさせないのが、やっぱりこの原田知世という女優の清々しさなんだな。


 透明感のある犯罪とでも言おうか…不思議な話に仕上がっている。
 


デビュー当時から変わらない透明なイメージはいつまでも?


 今は「ブレンディ」お姉さん?ママ?



 そして映画版「紙の月」は吉田大八が監督で

 宮沢りえが梨花を演じる。2015年の公開。こちらはもっと大人版の「紙の月」?

運命の出会いって…思いこみの勝利だったりして?

2014-01-27 18:00:00 | 日記風
 この運命の出会い、ある頃から信じられなくなってます。

 ある時、ある私が行った所へある人が行き、それを知らされた。



 こうなると…これって運命の出会い?と思いたくなる。

 でもこれを聞いたとき、正直、気持ち悪いって思った。



 つまりその前に恋愛感情なり、好意が存在してるかどうかが決めるのであり、なーーんにも思ってない(そこから意識しだすというパターンもありますが、それも好意があってのことですね)人とそうだと聞かされると、なんか意識してしまうというのはあって…。


 いわれなきゃそれで終わりのことでも言われることで、気持ちが変わる。


 変わらないで…変わっても気持ち悪いとかなっちゃうのは、根本的に「いや」がある。


 好意があるから、運命の出会いもいい方に取れるってことじゃないかと思う。


 運命の出会いの出会い…恋愛に限らず仕事でもそう思っても、あとあとから物事が動いていくと、単なる悪縁だったと思うこともある。

 いやーな出会いに変わってしまっていることもある。(大体そういう人の場合は出会った時からなんか違うって気持ちはありますけどね。仕事だと…そうそう言えませんしね~)


 なるようになしかならないのか。
 そうなるようにしちゃったのか。


 なんてことをグチャグチャ言い出すのは、うちの両親が「運命の出会い」のようなことを言われてからだ。


 あれが運命なら…信じられません(笑)

さすがフランス、事実婚解消の大統領

2014-01-27 15:00:00 | ニュース



 オランド仏大統領は事実婚パートナー、ジャーナリストでもあるバレリー・トリルベレールとの事実婚を解消したそうだ。


 今の女性?女優のジュリー・ガイエ

 彼女とのことは否定しているが、場合によっては法的処置も取るそうだ。いくら、恋愛の自由な国、フランスでもプライバシーはあるということだろう。


 でも、事実婚状態のバレリーは可哀想と言えばそうだ。

 ツイートで「この気持ちはけして忘れない」スタッフの謝辞と共に載せられたこの言葉は何をい意味しているのか?

 1週間、ストレスと過労で入院したというから…。


 政治関係の入院は、とりあえず雲隠れ的な意味を日本では持っているからそれもあったのかもしれない。

 でもショックはショックだった。


 本来の結婚でも事実婚でもそれは変わらないってことだね。


 ここまであっても世論は大統領の8割の見方は変わらないそうだ。

 プライベートはプライベート、仕事は仕事、関知しないということだろうか。


五嶋みどり、第56回グラミー賞、最優秀クラッシック・コンベンディアム賞受賞

2014-01-27 12:30:00 | ニュース
 こちらも世界の五嶋みどりだ。



 五嶋みどり&エッシェンバッハ名義のアルバム作品「ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲、ウェーバーの主題による交響的変容、弦楽と金管のための協奏音楽」(演奏:エッシェンバッハ(指揮)、五嶋みどり(ヴァイオリン)、北ドイツ放送交響楽団)でこの賞を受賞した。


 米国を拠点としているバイオリニストだが、15歳でジュリアード音楽院で学ぶ。
 会社員だった父とは母(節)は別れ、みどりに全ての夢を賭けて渡米した。

 母も1からどうしたらいいか、1から迷いながらここまで来た。




 異父姉弟の五嶋龍も子ども時代からその成長過程を追うドキュメンタリーを撮っている。
 龍もまたみどりの経験を踏まえ、母が立派に育て上げた1人だ。


 今回の演奏には関係ないが、演奏途中、弦が2回切れても堂々と演奏を勤め上げた五嶋みどり



五嶋みどり タングルウッドの奇跡



大輔、佳菜子、共に怪我で望むソチ五輪、ライバルがいるからやって来れた真央

2014-01-27 10:24:19 | ニュース


 ソチの切符を手に入れた高橋大輔選手は、右脛骨骨挫傷を痛め全治2週間の状態で最後の戦いに挑んだ。
 そして切符を手に入れた。

 その前の銅を獲ったバンクーバーも右足の前十字靭帯(じんたい)断裂を乗り越えて獲った。

 まさしくピンチをチャンスに変える選手だ。





 今回、初出場となる村上佳菜子選手も台北で行われた世界四大陸選手権で106,91点を出し初優勝を飾った。

 しかし靴を変えたことで、それが合わず右足首を痛め、腫れが引かないまま2連続3回転ジャンプを決めた。

 これが本人には自信に繋がったようだ。靴は変えず、このままソチへ挑むらしい。

 みんな、靴、靴ひも、こだわる。大事な勝負道具だものね。

 1つ1つの大会でみんな成長していくだろうな。




 キム・ヨナとライバル視され、何かと比較されてきた浅田真央選手



 これからどんな結論を出すにしても、怪我を負いながらも果敢に挑んでいく高橋選手、村上選手。

 ライバルとして互いを高めあって来た、浅田選手、キム選手。


 いい結論が出れば、それでいいよね。


 ここが勝負どころ、まさにそうだろう。


 

SMASH/スマッシュ  灯の消える夜

2014-01-27 02:00:00 | 日記風



 今や

 「ボムシェル」(マリリン・モンローの生涯をミュージカル化)か


 「ヒット・リスト」か判らなくなってきた、右から役名アナ(ディーバ)、カエル(劇作家)、ジミー(作曲家、俳優)


 ドラマ「スマッシュ」


 まあ、「ボムシェル」は



 ブロードウエイの幕が開き、ト二―賞を狙う狙わないかというところまできている。

 コンビだったジュリアとトミーの間にも隙間風が吹き始め、コンビ解消の危機にも陥るが、「ヒット・リスト」のカエル・ビショットが事故で亡くなる。

 不思議なことにこういう青春ものの話って必ず重要人物のちょっと脇が亡くなる。

 そして盛り上がる。

 追悼公演で「ヒット・リスト」もブロードウエイを目指し始めた。

 話題ができちゃったってことだね。


 でも、もう作曲家で主演俳優のジミーが滅茶苦茶だからコンビを解消しようとしてた劇作家のカエルが激しく悩み、その結果事故死する。不思議ね~。悩んでる方が亡くなる。
 それに強いショックを持ち、「ボムシェル」の作曲家トムと作詞家・脚本家のジュリアにも微妙に風が吹き始める。

 みんながいい方向へ行ってると言えばそうなのか?