真央の前に立ちはだかるのは…
ライバルと言われるキム・ヨナはフィギアスケート韓国選手権で女子ショートプログラム(SP)で自身の世界歴代最高得点78、50点を出した。
難易度の高い3回転などの2連続ジャンプなどにも成功した。ノーミス演技と言われている。
GPファイナルは怪我のために欠席となったが、出来上がりは好調のようだ。
しかしここへきて、浅田選手の本当のライバルはキム・ヨナではないという話もある。
フィギアは演劇とも言われ、音楽と選手がどう一体になるか、どう表現するか、ここが重要視される。
するのはもちろん審査団だ。
フィギアスケートは欧州で生まれた。
その為、ジャンプなどの大技に挑むより、いかに芸術性があるか、そこが問われるという。
何と言ってもバレエ発祥の地だし、そうすると、スポーツととるより、演技、芸術性が優先するということだ。
そういう意味ではひいきではなく、無難にまとめる…芸術性を上げる…ヨナが好かれるという結果になる。
実際、競技は、技術点、演技=構成点に別れる。
技術はジャンプ、スピンの回数、姿勢が採点される。
構成点では、スケート技術、演技のつなぎ、表現、振付が評価対象となる。
今年も抽選ではあるが、イタリア、米国、カナダ、ロシア、フランス、スウェーデン、ウクライナ、エストニア、スロバキア、英国、ドイツ、日本、韓国、ロシアの13カ国から9カ国が選ばれる。
ほぼバレエの活躍国で旺盛な国が含まれている。
真央はトリプルアクセルをするべきだ、しない方がいい。既に話は別れている。
点を取りに行くか、自分を貫くかの選択だ。
これは昔からあって、どうしてもバイオリンでもピアノでも発祥地の国民より日本人が優れた場合に矢面にあがる。大会から日本人を締め出すという動きも噂ながら、90年代にはあった。
出て当然の話題だろう。自国の文化に他国人があとから追随してきたのだ。普通に考えれば面白くない。
バレエの流れを汲むなら芸術であるべきというのも判る。
しかし時代の流れと共に変わるものもあるだろう。
しかし日本みたいになんでもありの国はほぼなく、それぞれの伝統を守るのが欧州だ。
不利というか、日本人の妙な都合の良さは通用しない。
ここで、真央が自己を貫き通すのはどういうことになるか…。
結果を見るしかないんじゃない?
でも浅田真央は世界的に評価されている。平たくない顔の国以外のアジアだが…。
この写真は真央ではない。
韓国のスケーター、カク・ミンジョンだ。
真央顔に整形したと言われている。
顔をしてもね…。
形からとはよく言うが…顔をしてもねぇ…。