初期だわな。
日本でもびっくりするドラマだったよなぁ。
深夜に当時は地デジで放送してたのを見たけど、なんかインパクトだったわな。
ニューオーリンズでハリケーン「カトリーナ」が吹き荒れ、街が壊滅状態に陥る。死者の墓も壊れ、2300人から行方不明者が出た遺体安置所はしばらく締まることができない。そ
の死者の検視のためにブレナンは休暇をとって向かい協力をする。
監察医のグレアム・レジャールとどうにか検視を進め、身元不明の361号を検視していた。レジャールが器具を載せていた台を落とす。
そしてレジャールに食事に誘われ、ブレナンはそれをOKするが…。
目が覚めた時彼女は血だらけだった。そして送迎のタクシーが来たと電話が来る。
待って、帰るのは木曜日よ、いうブレナンに電話をしてきた主は今日が木曜日だという。
ブレナンの記憶が丸1日飛んでいる。
そして耳のピアス(イヤリング)も片方失くしている。
それより物凄い傷をあちこちにブレナンは負っていた。
ブースがすぐに飛んでくる。ブレナンは記憶を失いレジェールが器具を落とした所で消えていた。
食事をしていないブレナンはダイナーの場所は覚えているといい、そこへ向かうが、店主がブレナンがサム・ポッターと記憶のない日の午後8~9時に来ていたという。
検視室にいるサム・ポッターとブードゥー教の話をしていたのだ。
今回のハリケーンも力の均衡が崩れたから起きたとも、セクト・ルージュという邪悪術を操る集団のものだという。
サムは361号の口にはグリグリという死者を黙らせる呪術のものが詰まっていた。
ザックの見たX線写真では銃で撃たれた跡があり、骨盤の粉砕骨折をしていた。40代後半の男性だ。
この道具はハンティモ通りのリチャード・ベソワの店で売っているヌマミズキの根が必要だという。
司祭が儀式用の道具を売っているのはベソワの店だけで、それも力の均衡がそうしたと、店主のベソワは言う。
ブースはヌマミズキの購入者のリストをベソワの娘のイヴァからもらう。
その中にレジャールの名前があった。
ブレナンはブースにヌマミズキは効用があり、治療で鍼や悪魔払いをする。それを調べるために購入したのではないかという。そして家を訪れると、皮を剥がれ、壁に太い杭で貼りつけにされたレジャールの死体があった。
そこでブースはブレナンの失くしたという片方のピアスを見つけた。それはブレナンの母の形見でもあった。
ニューオーリンズのハーディング刑事は、最初は手伝いにきて、被害にあったブレナンに同情していたが、レジャールが殺されたことによりブレナンに疑いをかける。記憶喪失も偽装できるという。証拠があったらすぐに逮捕するという。
ブースはブレナンはそんな真似はしないというが、記憶がないから自信がない。アリバイもない。
ブレナン自身が、自分がやったのかもしれないと言い出す始末だ。
ジェミソニアン研究所には361号のX線写真が送られているが、アンジェラも見えない部分が多すぎてデジタル処理で3Dの映像にはできないという。
そしてニューオーリンズからはその死体が消えていた。検視したファイル自体が消えていた。
サムはブレナンの部屋のベッドの枕元に何かの肉と貝、人の犬歯が入った袋を見つける。それは忘れさせるためのまじないだという。
X線写真からは恥骨に傷が言っているということしか判らない助手の
ザックは、ホッジンズの言葉から、写っている物より、いないものを探せばいいと思い至る。
そしてついにブレナンは、レジェールの家にブレナンの血があったこと、ブレナンの服に彼の血があったことを基にハーディング刑事に逮捕される。ブースは異議を唱えるが、誰かが死ぬよりはいいとブレナンは従う。
ブースは弁護士として検察から検察官のキャロリン・ジュリアンを呼ぶ
ここから初登場だったわけか。
レイプをされてもいない、薬物を飲まされてもいない。記憶を失うようなことはない。
キャロリンは、正当防衛を主張すれば、数年で出られるというが、ブースはブレナンはしていないと言い張る。
ブレナンは保釈になるが、その頃になり、ブースと南部で旅行を楽しんでいるくらいに思っていたアンジェラ等が騒ぎ始める。
ザックは361号が、レネ・ムトンだったことを突き止める。
ブードゥー教の司祭だ。
同じく検視の場所にいたマイク・ベイも同じブードゥー教だ。すでに検視が終わった棺を開けていくとその中からマイクの死体が見つかった。そこから探していた361号ことムトン祭司の遺体も見つかる。
ブレナンはレジェールと361号の謎に迫っていたから襲われたんだと思う。
サムはブードゥー教は亡くなると遺体に粉をまくが、それが儀式の炉からとった聖なる水と鳩の羽だと聞き、反対するハーディング刑事を抑えそれならまいていいという。
すると、そこから、アンジェラの3Dでも判らなかった粒子の静電気で浮き上がった、車のタイヤの轢きあとが浮き出てくる。
マイクはべノワの店のベノアの娘・イヴァの恋人だった。そしてその身体に1959年のエンブレムが付いていた。
その車を持っているのは、ベノアだった。
セクト・ルージュの疑いのかかっているイヴァの元へ急ぐ。
しかし娘を訪ねると娘は壁に差した大きな長三角形大釘に身体を突き刺して死んでいた。
セクト・ルージュの疑いのかかるイヴァは誤ってか、ムトンを轢いてしまい恋人のマイクに死体を片づけるのを手伝ってくれと言い、断られたのでは?とブースは仮説を立てた。
消えていたムトンの頭部も娘の部屋にあった。
しかしブレナンは部屋の中で物凄い勢いで走っても、あの飛び出した大釘が腰椎を身体を貫通するのは無理だと言いだす、ここにも殺人の疑いが――――。
3人を殺した本当のセクト・ルージュは誰なんだ?
ブレナンの記憶は戻らず、何故失ったかも判らない。
ドラックじゃないかというが、そういうものは検出されない。睡眠薬類も出ない。しかしブレナンは時間が経っていたから排出されたというが…でなければ重度の心的外傷…これにはアンジェラがブレナンみたいに強い人にはあり得ないという。
ブースもまた武術に優れ強い女性だと判らなかったからまじないでどうにかなると思ったという。
記憶が消えたこと自体は謎だが、呪いでも本人が信じなければ意味はない、そういう結びになっている。
物語上はザックが降板した理由は違うが、ゲイだとカミングアウトしたせいでは?という話がある。
ジェファソニアンの責任者もサローヤンじゃない時代のものは私にはなんか奇異だ。
このあとのシリーズの方が見なれているせいだ。
でも、この当時、こういうドラマができることは凄いことに思えたものだ。