デスパレードな妻たち  さよならの向こう側

2013-07-26 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 レネを闇金から守るため殴り、その報復として、傍にいたスーザンを守りマイクが撃たれた。

 そもそもレネの恋人のベンの現場にカルロスが殺したガブリエルの継父を守るためだった。そのため資金繰りに困ってマイクにとばっちりが来るはめになったのだが…。

 その現場もオーソンの最後の贈り物で現場が警察に掘り返されることになる。

 
 スーザンのショックは大きく、本人が全うしてない人生を締めくくることなんてできないという。
 

 レネはマイクの葬儀にはいけないという。言っても針のむしろだという。

 葬儀の前、ブリ―の所へマイクを撃った犯人は逮捕されたと警察が伝えに来た。しかしそうではなく、違う捜査に協力してほしいという。

 葬儀を見ながら、ガブリエルは愛する人のことを思い出していた。ロイヤルウエディングのエロティック版、1万2千ドルもするドレスを着た。母親はのフォアニ―タはそんな高いドレスを買うなんてと言うが、あいつのためならなんだってすると、更に宝石まで買ってやろうとする。

 しかし現実は吐くか下すかを3,4日子どもたちが繰り返している。
 お陰でスープで世話をするガブリエルは大変だ。

 リハビリ施設にカルロスが入ってるときに、マイクが来て、経験者として稼ぎ手だったのが見捨てられるんじゃないかと不安なんだと言ってくれた。

 ガブリエルは、今の仕事を辞めたいというカルロスの希望を入れようと思うようになる。


 リネットは同じ会社に勤めるトムとデートをしていた時のことを思い出していた。
 本人は仕事を辞めるつもりはなかったが、トムは勝手に今のマイホームを買ってしまった。トムはリネットの希望を入れてた家を手に入れていた。
 
 「君のことならお見通し」そう言っていたトムが今は家を出て行く準備をしている。
 そのときも経験者だから君とトムは別れるべきじゃないとみんな思ってると言ってくれた。
 どっちが歩み寄らないとダメだと言った。
 リネットはそれを思い出し、腹を決めた。

 ブリ―はおばあちゃまの言葉を借りて仮面をかぶるということを母親から教えられていた子ども時代のことを思い出していた。相手に本心を見せないで操る方法を教えられてきた。
 うっすらと微笑んで心の内をさとらせない。それが夫に効力を発揮する。

 そして実際最初の夫の大好きなものを出して、夫の気をそらすことを母から学んだことを思い出した。



 ブリ―は、警察でラモンサンチェスを知ってるかと聞かれる。情報が入った。あなたが殺したと言うものだという。

 そしてその笑顔を張りつけた仮面は警察でも威力を発揮し、葬儀に迎えることになった。しかし警察の目的はブリ―の指紋をとることだった。

 
 スーザンは最初の結婚のとき、スーザンを抱いて家に入れた。
 俺も幸せだとスーザンの言葉に応えていた。口下手だからそれ以上言いようがないと言っていた。そして頼まれ詩を捧げるが、ほぼジョークのような詩だった。 

 子どもが生まれる前にお互い遺言を作っていた。

 作ると死がどどっと寄ってきそうな気がするというスーザン。ないと安心できないというマイク。

 そしてMJが生まれ、MJが人は死んだらどこへ行くの?みんな行けるの?と聞いてきたことを思い出していた。

 マイクはその答えに、ここが天国だと教えた。最高に幸せな場所が天国だと教えた。

 
 
 葬儀の最後、挨拶をするつもりがなかったスーザンはやはり挨拶をするという。
 今日、みんなからマイクはあの世で楽しくやってると言われた。そうだと思う。
 それなら、もうここでお別れを言うしかなさそうだ。

 一途に愛す。
 君を愛す。
 苺のアイスより、君を愛す。

 マイクの言ってくれた詩を思い出していた。


 その頃、ブリ―の指紋がラモンサンチェスに残っていた指紋が一致していた。