ブラック・ダリア事件  彼女の身体はキャンバスだったのか

2013-07-18 21:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 1940年代に起きた事件だ。

 ハリウッド女優に憧れていたエリザベス・ショートが無残な姿で発見された。

 よく判る道端に遺体は放置され、なおかつ身体は上半身と下半身で切断されていた。この時代においてこれだけでもセンセーショナルな事件だ。

 しかしそれだけではない。

 顔は口を耳まで引き裂き、両手は腕の所で曲げられ、その上は両手を広げさせられていた。

 そう、遺体はポーズをとらされていた。

 犯人の知能指数は高いとされていた。しかし未だ犯人は見つかっていない。直接的な動機も判っていない。 


 ただもしかしたら、この人物が犯人かもしれないと思われる人物がいる。

 幼い頃別れた父、ジョージ・ヒル・ホデルの息子、スティーブが父の遺品を整理していた所、エリザベスの裸が写っている写真を父の多くの写真の中から発見したのだ。

 エリザベスと猟奇的事件の被害者となった女性の写真が何故、父の遺品の中にあるのか?

 彼は6年の年月をかけ、その謎を探った。

 父、ジョージは9歳でピアノの神童と呼ばれる少年だった。

 しかし、成人すればただの人。彼の場合もこの例だったらしく、やがて暴力と性的享楽の世界に落ちて行く。

 けれどそこで終わらないのがジョージが知能が高いと言われるゆえんだ。

 彼は医学の勉強をし、やがてジャーナリストとなる。

 問題はここなのね。

 医学の勉強をしていたということは切断に関する知識があるということだ。彼女は身体を切断されていたが、骨を傷つけることなく、骨と骨の間を切られていた。

 これは医学的知識が慣れければできないことだ。

 そしていかにもジャーナリストが喜びそうなセンセーショナルな事件。実施ジャーナリストだった彼は凄惨な事件ほど興味を持って取材していたらしい。

 そして、ハリウッドなどに集まる芸術家を集めて楽しんでいたという過去も持つ。
 その縁でエリザベスもジョージと出会い、愛人関係にあったのではないかという。

 エリザベスという女性がブラックダリアと呼ばれるようになったのは、彼女が黒い服を好んでいたというのがあるらしい。
 女優としては目が出ることはなく、むしろ、未成年で飲酒をして逮捕されたことの方が有名らしい。

 しかし、彼女はジョージにとってはもってこいのキャンパスだったのではないかと息子は思う。

 彼が彼女にとらせていたポーズと言うのが当時、父のジョージと交流があり、尊敬していた芸術家の作品のモチーフによく出てくるポーズなのだ。

 肘を曲げて両手を高く上げるポーズは彼が描いていたものであり、切断された身体も彼がよく描いていたものらしい。

 手を挙げるポーズはギリシャ神話のミノタウルスの角を現している。

 彼はエリザベスを使い、実際にそのポーズをとらせ作品として作り上げてしまったのではないか?

 息子のスティーブは自分の父親が記録をまとめあげ、ブラックダリア事件を追っていた判事の所へ記録を持って行くが、これは検証もされることなく終わってしまう。

 この辺は順序がよく判らいのだが、彼は医学を勉強し、外科に就くことなく性病に関する医師をしていたことあるらしい。
 だから、有名人を見ていることもあり、その人物の秘密と引き換えに、事件に関する記録を全て破棄させていたらしい。

 だから、捜査ができないのである。

 事件があったという報告書も証拠もなにも残っていないのだから。

 今持って事件は未解決だ。

 しかし映画の素材となって、現代も生きている謎となって残った事件だ。

 

神田うのが宮沢りえを褒めた!

2013-07-18 18:52:29 | ニュース
 どうも美人で踊れて実業家でもある彼女の評判は悪い。
 個人的には好きでも嫌いでもない。

 ただ天は2物も3物も与えた人だと思う。でなければ見えない所で努力をしてきた人じゃないかと思う。

 はっきりものをいう。一時期父親の仕事で外国で育ったことがあるせいかもしれない。
 これはスタッフに対して他の出演者が、これはやりにくいから変えてもらいと思っても言えないときはっきり言ってくれる。

 貴重な人ですよ。

 普通、嫌われたくないから我慢するものなのに、言ってくれる。


 それが言いすぎると、反感を買う。


 そのうのが宮沢りえを褒めた。

 子どもの幼稚園か何かで一緒にお遊戯で竹の子ダンスをしてきたそうだ。ちょうど天海さんの代役に立っていた頃だ。普通ならもう40の声を聞くから身体がしんどいと子どものダンスはお断りをするくらいのところをやってしまう。

 そして仕事は仕事としてやってしまう。

 母は強しだろうか。

 確かに彼女の母親も強かった。


 そして朝ごはんを作り、1日いない時は夜ごはんまで作って行くそうだ。

 凄いあたり前のことをしている。普通にしている。

 これができないお母さんが…ちょっと多くなったかなと思うんだけどね。


 家の母話になるけど、あの人も自分が働きたいという理由で働いていた。
 でも子どもの朝ごはん、夜ごはん、お弁当も作っていた。
 私の子どもの頃だから、惣菜なんてほとんどなかった時代だ。

 それでも作っていることの方が多かった。少なくともコロッケは買ってきちゃったけど、野菜炒め、汁物は作った。


 だから当たり前のことだと思っていたけど、これってそうでもないらしい。



 うのちゃんがりえちゃんを褒めるんだから。

 りえちゃん、母親の鏡でもあった。

 気の強い女優さんには意外と多いことらしいですけどね。

 どうせ出来ないでしょと言われると頑張ってやり抜くらしい。

 女優の気の強さは半端じゃないからな。


 りえちゃんもハーフか。

 ってことは流される日本流の習慣じゃないものをDNAに持っているわけか。


 両方ともえらいよ。

 言うべきことはいう。
 するべきことはする。

 言い訳がない。

 凄いことだと思うよ。


 特にさっき私の今までの人生は欺瞞に満ちていたとこぼしていた私には。(ちなみに、であったとしてももうどうすることもできないから、これからを考えろと言われました)

「アニー」に憧れる少女たち

2013-07-18 17:28:38 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 どうしてもこういうオ―デョション系は見てしまうという私の性。

 アニーのストーリー自体は1930年代のNYで、みなしごとして生きるアニーがいつか親が迎えに来ると思い明るくたくましく生きるという話。


 6歳~15歳の子が受験資格があるそうで、子ども版宝塚受験かしらと思う。

 でも受かると受からないではこれから先の人生が違うという少女たち。

 それが怖い。

 16歳になったら、受ける資格がなくなるわけだから、そこが1つの区切り。


 演技力、ダンス、歌唱力を試される。


 好きなことがあるのは素晴らしいと思う。挑戦するのも素晴らしいと思う。それが幼いときからあるってことは幸せなことだと思う。

 でも小さな少女たちが歌とダンス、演技を学ぶ。

 これって凄い大変なこと。少女自身にとっても親の経済力についても。

 並の苦労じゃない。

 いいことと共に弊害もあるんじゃないかな…と。


 絶対大人の思惑と言うのが入っているからね…。

 私はこの年齢に入ってたのかな。単に受けるつもりがなかったのか…昔のことすぎて忘れたが、少女達にとっていい思い出になってくれるといいと思う。


 振付師がボビー吉野氏だったことは驚いたわ。知っている人は知っている田原俊彦のバックダンサーをしてた人だ。

 ここで生き残っていたのかと、変な懐かしさを覚えてしまったわ。

 

エンジェル・ハート 新たな運命との出逢い篇 第38話 オレの目になってくれ

2013-07-18 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 シャンインと話しているつもりがいつの間にか、シャンインのママ、香と話している、ミキ。
 香は驚かせてごめんなさい、でも私があなたに見えるなんて私も驚いた。そして私は身体がないの。だから今はシャンインの中にいるの。
 ミキはシャンインはママが自分の身体の中にいると言うことが判ってるの?と聞く。
 そうだと言うと。ミキが泣きだした。
 香はシャンインはママとずっと一緒。でもミキは帰らないという。ミキちゃんのママも病気で身体がなくなっちゃったのよ。だからミキちゃんの中にはいると説明するが、ミキは嘘、と泣きわめく。大人になったらきっと判る。それまで我慢して、ミキちゃん。
 気がついたとき、シャンインはミキを抱きしめていた。しかしミキは高熱を出していた。やっぱりここには置いていけない、とまた診療所に連れていく。大怪我した身体で動きまわったからからだ。2,3日したらまた元気になるとドクがいう。
 
 高熱でうなされるミキの所へ、ミキちゃん、私はここよ、とママが現れる。
 ミキは抱きつき、ママ帰ってきた。
 母親のサトは寂しい思いをさせてごめんね。ミキは気づかったでしょうけどミキとずっと一緒だったのよと継げ告げる。じゃ、ママシャンインママの言ってたことと本当?ママは身体がなくなって。だから心だけミキの所に帰ってきたの?そうだというサト。いやだと泣くミキ。でもまた会えるとサトは言う。
 約束?約束よ。
 
 目が覚めるとシャンインがそばにいる。その後ろには香がいた。
 ママ。いた。ずっとミキの中に、ミキはそれが理解できた。
 海坊主はミキに1枚の服をプレゼントする。冴子おばさんにもお礼をいうんだぞ、選んだんだのは、彼女だ。

 はあ、ミキを海坊主が引き取る?遼は話を聞き驚いていた。引き取るなら冴子かと思っていたという。
 冴子は私も彼女のお陰で自分の願望に気付いたけど、もし仕事をとらないで家庭をとっていても悔やんだと思う。
 どっちを取っても後悔したと思う。
 私からファルコンに引き取ってくれと頼んだという。

 海坊主はミキを連れ、新宿の街を歩く。本当に目が見ないの?普通の態度にミキが聞くが、そうだという。目が見えなくても見える物はあるという。ミキが読む本の内容を聞くとその光景が見えるような気がする。
 ミキが肩車してと甘える。
 ミキから見える風景を説明してあげる。

 ミキは海坊主に夕陽を細かく説明する。夕陽か。しばらく感じたこともなかった。改めて夕陽に思いをはせた。
 
 キャッツアイにいるシャンインは、大人になったらまたママと会えると言っていたが、信宏がよく判らないという。
 シャンインもよく判らないという。
 冴子がやってきて。大人になったら判る。ある日鏡の中に母親とそっくりな自分がいる。
 遼にもさっきの話の続きじゃないけど、母も一時期仕事を止めて後悔してた時期があったのよ。
 親子って似るものね。

 シャンインは遼に謝る、私が大きくなっても香ママに似ない。いや、お前はもうそっくりだという。
 キャッツアイにひきとられたミキ、しかし夜になると地下街に帰っていく。キャッツアイには通ってきてるつもりだ、でもそれでいい。少しずつなれれば…。

 たまに来る女性がいる。前に大きいのしかないのでと実は小額札を出すが、返って来たのは正しい…高額紙幣のお釣りだった。
 その女性がまた来た。海坊主はたまに来るお客さんだとミキに説明する。
 彼女は3千円分飲んで、今日はちょうど3千円だと言われ、1万円札を多めに出すが、今度は海坊主は1万円を1枚受け取り7千円のお釣りを返す。
 やっぱり判っていたんですね。女性は言う。目が見えないから…。今日はそのお詫びに来たんです。本当にすいませんでした。海坊主は大したことでもないという風に商売だから判りますよと、ここの珈琲の味を気にいったらまた来てくださいといい、女性は申し訳なかったと泣いた。
 それを見ていたミキは、地下街へ送るというファルコンに、今日は止まって言っていいと聞く―――。