わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

不覚にも・・・

2011年10月03日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
 今日は「信州こども山賊キャンプ」の「想い出会」が開催されました。

 9月24日に名古屋で、そして今日東京で開催です。

 東京は、参加人数が多いので、午前の部と午後の部の2回にわけての開催でした。

 キャンプに参加したこどもとその保護者の皆さん、妹さんや弟さん、そしてキャンプをサポートした青年ボランティアリーダーも集まり、その数400人以上です。

▼午後の部の一幕。みんな笑顔です



 主催者スタッフ、こども、保護者、青年ボランティア・・・、みんなでつくる手づくりの想い出会は、まさに山賊キャンプそのもので、とてもあたたかい雰囲気で進められていきました。

 あわせて400人のその姿、気分がいい~ ♪

▼はにかむ子どもたちと主催者スタッフが記念撮影です



 休憩時間、あるご夫婦に声をかけられました。

 話を聞けば、山賊キャンプに招待したフクシマのこどものご両親ということ!

 もちろん、参加したお子さんもいました。

 ご両親には感謝の言葉をいただきましたが、小1のお子さんはきちんと表現できず(笑)。

 でも、泰阜村の人びとへの想いを、彼はいわきでちゃんと表現しているようです。

 9月に入ってから、泰阜村の人びとから集まったお米を、山賊キャンプに招待したフクシマのこどもたちに送りました。
 小1の彼は、そのお米だけは「何もかけずに、そのままの味を味わいたい」と、ふりかけなどをかけずに食べているらしいです。

 それをご両親が驚いているのですから。


▼福島県いわき市からわざわざ来ていただいた家族



 私、不覚にも、こぼれだす涙を止められませんでした。

 彼の小さな小さな身体に、確かに泰阜村の人びとの想いが流れ始めている。

 確かに泰阜村の教育力が、彼の小さな胸に刻まれ始めている。

 私の涙は、彼への同情の涙ではない。

 私の涙は、被災児童招待キャンプをやりとげた達成感の涙でもない。

 私の涙の意味がいったい何なのかを説明できるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

 フクシマとヤスオカの縁が、今日、東京で紡がれました。

 やっぱり今日は気分がいい~ ♪

代表 辻だいち

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