わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【命の尊厳を伝えたい】 ~たかが救命法、されど救命法~

2017年06月07日 | あんじゃねぇ=平和で安心な社会へ
日本中から救命法のインストラクターが集結した。

MFA(メディック・ファースト・エイド)という国際機関の集まりだ。

私は彼らインストラクターを養成・認定するトレーナーでもある。

今回はインストラクター研修会。

ワークショップ形式での研修で、私はグループのとりまとめ役を担当する。

5年に一度の世界ガイドラインの変更があり、それに対応した教材と講座運営方法を協議。

紛糾もしたけれど、それは皆が命を大事にしたいと想うからこそ。






私は国際トレーナーの資格を、もう15年ほど前に取得した。

救命法のスキルだけを教えようとしているのではない

他人の命の尊厳や、沖縄のひとびとの尊厳、他国の戦乱で失われていくこどもの命。

それらに無関心になってしまっているのではないかと疑いたくなるこの世の中。

私は、救命法を通して、「一人一人が大事にされる」ことを伝えたい。

つまり民主主義の土台を伝えたい。

そして何よりも、一番大事な「命の尊厳」を伝えたいのだ。

だから、一般受講生に講習することが可能な「インストラクター」を養成できるトレーナー資格に挑戦したのである。



以来、15年。

私にどれだけのことができたのかはわかならい。

でも、少なくとも私は、こんなことを考えながら救命法に取り組んでいる。

たかが救命法。

されど救命法である。


代表 辻だいち


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