わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【おのちゃのチャチャチャ?】 ~このお酒、獺祭よりうまいかも♪~

2016年04月25日 | 全国のなかまたち
おのちゃのちゃちゃちゃ


なんのこっちゃ?と想うかもしれない。

正式には「小野茶の茶茶茶」というお茶クッキーの名前。

思わず「上手い!」とうなり、メロディーが口をついてしまう♪



山口県宇部市小野地区は、西日本随一のお茶の産地。

見渡す限りのお茶畑が広がる。

この地に住む人々から講演に呼ばれた。

被災地熊本を後に新山口駅に着くと、小野地区の人が迎えに来てくれた。

小野という小さな地域から中学校がなくなったそうだ。

小学校も同じ運命をたどるのではないかという危機感から、拙著「奇跡のむらの物語~1000人の子どもが限界集落を救う!」を読んだ小野のひとびとが、私を呼んでくれたのだ。

着いてすぐ懇親会だったが驚いた。

解題意識を持っているのが年配者ばかりかと思いきや、20代から60代まで、老若男女が実行委員会をつくっている。

これは、可能性があるじゃないか。

本気で「教育立村」を目指すと言う地域の皆さんと、飲んで語り明かす。






「教育立村 ~国道も信号もコンビニもない“絶望的な山村の挑戦”」

翌日は、こんなテーマの講演。

懇親のチカラで語った内容は、大好評だった。

小さな地域は、大きなことはできない。

しかし小さな地域だからこそできることがある。

それを丁寧に紡ぎ直し、全国の小さな地域どうしてチカラを合わせて解決しようじゃないか。

そんなことを最後に提案した。



参加者のひとから、お土産に、といただいた「貴」というお酒。

地元の人が自信を持って「獺祭よりうまいよ!」と言い切った。

確かに、うまい。

こりゃホントに、獺祭よりうまいかもしれない。







名の通り、貴き野心が、この地に眠っているんだと想う。

丁寧にものごとを動かす細やかな魂もまた眠っているのだろう。

それを引き出せば、大きな可能性になるかもしれない。

小野と泰阜、交流したらもっともっと学びがありそうだ。



講演の後、新山口までまた送ってもらう。

心地よい疲れを纏いながら、再び九州に入る。


代表 辻だいち




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