わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【それにもかかわらず彼らはボランティアを選択する】

2016年07月03日 | ひとねる=自律のひとづくり
今週末は名古屋だった。

「信州こども山賊キャンプ」の青年ボランティアリーダーの研修会。

中京圏在住のボランティア申込者約60人が集まり、こどもとのコミュニケーションや安全管理など、イロハのイをワークショップのスタイルで学び合った。

主に学生さんだが、やはりこどもの命を預かる活動なのでみんなまじめで、しかも笑いのある質の高い研修会だった。








ルーティンで授業を受け持つ大学の教え子たちも参加していた。

名古屋短期大学の学生と、飯田女子短期大学の学生たちだ。

いつもの教室とはちょっと違った雰囲気と、より深めのアクティブラーニングの研修会に、教え子たちもきっと刺激を得たに違いない。

同じ週末に東京でも開催された研修会には、同じく立教大学の学生も来たということ。

2月に集中講義を持った九州大学や、5月にゲストスピークとして招かれた鹿児島大学からも、教え子が研修会に参加しに来たらしく、驚きだ。



同じ週末に東京で2回(2日連続で)の研修会。

来週には名古屋でもう1回の研修会がある。

全体で300名以上の若い力が、ボランティアで支えてくれる。

キャンプのボランティア期間は、3泊~10日。

東京や名古屋でアルバイトをすれば、ずいぶんと稼げるはずだ。

それにもかかわらず、彼らはボランティアを選択する。

それは、自分の身体や経験が社会に役立つことを実感できる喜びとともに、ボランティアによって学び取ったことが、自分のその後の人生にいかすことができるという実感を伴うからに違いない。

獲得した学びを、次の学びへいかす。

そんな循環が生まれるキャンプでありたいと強く願う。



それにつけても、ボランティアは9割以上が女性! 

野郎は何をしているんだろうか? 

さあ、夏がやってくる。


代表 辻だいち


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