「暮らしの学校:だいだらぼっち」では、昨日から今日、1泊2日で「ひきつぎ会」が開催された。
「だいだらぼっち」には卒業式がない。
その替わり、今年度1年間暮らしたこどもたちと来年度1年間暮らす予定のこどもたち、保護者、スタッフが一堂に会して(今年は約150人)「大事なことをひきつぐ」ことを趣旨にした会を催すのだ。
私はこの会がとても好きだ。
それは、この会の構造自体を30年前のこどもたち自らが考え出したからだ。
今年この会をやるかどうかもこどもたちが決めたからだ。
そして、この会の運営もこどもたちが切り盛りするからだ。
こどもたちによる遅々として進まない混沌とした運営。
そこにこそ、今年度1年の苦労と汗と喜びがにじみ出る。
今日昼に、その「ひきつぎ会」終わった。
1泊2日という短い時間だったが、こどもからこどもへ、素敵なひきつぎができた。
親から親へも、薪作業を通して、素敵なひきつぎができたことだろう。
もちろん、朝まで続いた交流会(飲み会?)でも。
1年間、仲間を認め、仲間一人一人を大事にして、仲間を支えきったこどもたち。
その1年間を振り返り、最後の言葉を絞り出すように語るこどもたちに、不覚にも涙があふれそうになった。
1年間で「だいだらぼっち」を卒業するのではない。
こどもたちの人生の「だいだらぼっち」は、泰阜村を去った時から始まる。
山深いこの村から旅立つこどもたちに、心の底からエールを送りたい。
※毎年同じことを書いているが、大事なことは何度でも書くのだ。
代表 辻だいち
「だいだらぼっち」には卒業式がない。
その替わり、今年度1年間暮らしたこどもたちと来年度1年間暮らす予定のこどもたち、保護者、スタッフが一堂に会して(今年は約150人)「大事なことをひきつぐ」ことを趣旨にした会を催すのだ。
私はこの会がとても好きだ。
それは、この会の構造自体を30年前のこどもたち自らが考え出したからだ。
今年この会をやるかどうかもこどもたちが決めたからだ。
そして、この会の運営もこどもたちが切り盛りするからだ。
こどもたちによる遅々として進まない混沌とした運営。
そこにこそ、今年度1年の苦労と汗と喜びがにじみ出る。
今日昼に、その「ひきつぎ会」終わった。
1泊2日という短い時間だったが、こどもからこどもへ、素敵なひきつぎができた。
親から親へも、薪作業を通して、素敵なひきつぎができたことだろう。
もちろん、朝まで続いた交流会(飲み会?)でも。
1年間、仲間を認め、仲間一人一人を大事にして、仲間を支えきったこどもたち。
その1年間を振り返り、最後の言葉を絞り出すように語るこどもたちに、不覚にも涙があふれそうになった。
1年間で「だいだらぼっち」を卒業するのではない。
こどもたちの人生の「だいだらぼっち」は、泰阜村を去った時から始まる。
山深いこの村から旅立つこどもたちに、心の底からエールを送りたい。
※毎年同じことを書いているが、大事なことは何度でも書くのだ。
代表 辻だいち