わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【凄味のある眼】 ~人生ってそんなもんだ~

2016年07月01日 | 私のルーツ・私の物語
「君たちのことを、どんなふうに応援しようかと、想ってる」と、凄味の効いた眼で言われた。

この村に来てから23年間、なかなか理解してもらえなかった村の人に、だ。

酒宴の終わり際に、「ちょっと来い」と手招きで合図され、また文句を言われるのかな、と身構えた。

でも、想定外のことを言われて、一瞬、耳を疑った。

もっと深く話をしようと思ったら、酒宴の終わりだった。

もちろん、信州恒例の万歳三唱。

彼の言葉の真意はわからない。

でもまあいいや、また次に話すことにしよう。

雪解けかもしれない。




今年は自分にとっても、丁寧に生きる1年と想っている。

そんな年には、いろんなことが起こるものだ。

本意ではないのに対立の最前線に立ってしまっていたり、誤解が誤解を招く状況に巻き込まれてしまったり。

自分の中のバランスや、組織内のバランスや、村内のバランスや、対外的なバランスが崩れて、その対応に苦慮してもいる。

しかし、そんなものなのかな、とも想う。

きっと自分自身が、無意識的に先送りしてきたものなのだろうな。

それに逃げずに向き合うことが、私にとっての丁寧な1年なのだと覚悟している。


▼凄味のある眼?(笑)





そんな覚悟をするからこそ、23年の時を経ての雪解けもあるのだろう。

人生ってそんなもんなんだろうな。

今年に紡がれていく縁、今年に構築する仕組み、そしてこの1年を強く生きようとする想いは、きっと私にとっても大きな意味を持つに違いない。

改めて感じる時に、節目の夏を迎える。

よくできている。


代表 辻だいち


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