通う

今日は福島の二つの地域の人びとに電話をしました。

ひとつは飯舘村です。

３月に、福島大学に勤める友人の紹介でつながった人です。

夏の信州山賊キャンプに、もしニーズがあるのであれば、こどもたちを招待したい。

そんな私たちの想いに、誠実に応えてくれています。

新年度になり、地区の役員構成が変わったこと。

他、いろいろな今の状況を話してくれました。

そして、後任というか、次につながる人を紹介いただき、4月中にはお会いしましょうということにも。


もうひとつは鮫川村です。

昨年の震災支援で、一貫してお世話になった「ＮＰＯ法人あぶくまエヌエスネット」の進士さんと三瓶さんが居住する村です。

鮫川村教育委員会とも協働して、昨年度の夏の信州こども山賊キャンプに鮫川村のこどもたちを招待しました。

今年度も招待したいと想いますが、そのカタチについて、電話で議論しました。

そして鮫川村と泰阜村のこども交流もぜひ実現したい。

これまた4月中に打ち合わせに伺うことになりました。


わたしたち南信州泰阜村に住む人々は何ができるのか。

わたしたちＮＰＯグリーンウッドは何ができるのか。

難しく考えてもわかりません。

やっぱり私たちにできるのは、教育を通した支援です。


東北の小さな地域の小さな声に、南信州の小さな村が耳を傾けます。

身の丈にあった支援こそが、小さな地域同士の豊かな縁を創ることにつながることを信じています。


さあ、今年度も東北に通うことになりますよ～。

被災地に身体を通わせることだけではなく、心も通わせたい。

がんばります。

代表　辻だいち