わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

白球を追う

2012年05月13日 | 日々雑感
この土日、泰阜村の少年野球の合宿でした。


▼こどもたちが白球を追う




昨日あった公式戦は、自滅パターンで大崩壊の1回戦負け。

さっさと村に戻って、夕方までハードな練習に明け暮れました。

くたくたになっても夜は勉強会。

女の子がたくさん入ったチームには、まずはルールの勉強が急務です。

大人たちも一緒に泊まってもちろん飲んで野球談議を夜更けまでした。


▼監督さんから教えを受ける




今日も快晴。

昨日太ももをつって悲鳴をあげた長男も、朝からすこぶる元気です。

基礎練習をみっちりとして、夕方にはやりきった爽快な顔となりました。

私も重い身体をぼちぼちあたためながら、こどもたちの野球のサポートに、グラウンドを駆け巡りました。


福島に足を運ぶと野球をやめていく少年たちが多いという話を聞きました。

土とまみれることがあたりまえの野球。

放射線を心配してやめさせる親が多いということです。

それは、放射線の線量が高い地域はもちろんのこと、さほど高くない地域でも。


思う存分、白球を追う。

それができなくなったこどもたちが福島にいます。

足がつるまで、思う存分白球を追うことができる泰阜村の少年野球のこどもたち。

16名のうち女子が5名で、9名揃えて試合に出るのもままならない弱小チームです。

そんな泰阜村のこどもたちは、何ができるのでしょうか。

福島の少年野球チームと泰阜の少年野球チームが、野球を通して交流できないか、検討中です。


▼女子も試合に出る





泰阜村は難しいことはあれこれできません。

ただただ野球をやることが、福島のこどもの支援になる。

その支援から生まれる縁を丁寧に紡ぎ、「支縁」になっていく。

この考え、泰阜村の人びとが皆、賛同してくれています。


▼野球を通して東北と豊かな縁を





私は、今年度、泰阜村少年野球チームの保護者会長。

実現できるでしょうか。

あきらめません。

やることいろいろあるぞ~

代表 辻だいち