感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

歪む空間

2008年01月03日 | 雑記

 

 

 明治時代の技術では、現在のような透明で可視性の優れたガラスは存在せず、どれもガラス窓の向こうは歪んだ空間となっている。これは内から眺める景色と外より室内を見る双方に共通したことだが、特に内から眺める分厚いガラスレンズの世界を見ていると、歪んだ空間がこの世のものとは思えず、寧ろこちら側の世界の澱みに引き込まれる不思議な感覚になってきます。

 

コメント (2)
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