Bred in France (1872) by Joseph
Bred in Italy (1909) by Gaetano Bonfiglioli & figlio
つるバラ扱いです。
Mary Rose × Chaucer 1990
大変優しいソフトピンクで深いカップ咲きのシュラブローズです。
やや直立気味ですが、花が大きくうつむいて咲きます。
Wife of Bath × The Miller 1983
グラハムトーマスと共にイングリッシュローズを代表する銘花。
このバラの出現によりハイブリットティの時代は去って行ったと言っても
過言ではないかと思います。
Bred in United Kingdom (1871) by Charles Noble
この花やブレーリーNo2などのブルボンを見ると、ブルボン種はチャイナローズの血が濃
く流れていると思います。
初めて八尾に行ったのは2000年の風の盆でした。それ以前から北アルプスに源を発する透明で清冽な流れに育まれた宝石のような渓流魚を追いかけ、富山県の河川には何年も足繁く通っていました。八尾に行ったきっかけはTV番組で風の盆のドキュメンタリーを見たからです。八尾の付近にも奥深い渓流が何本もあることから、どちらかというと釣りのついでに行ってみるかという、極めて軽い気持ちのものでした。その時点で、まさか以降ほぼ毎年通うことになるとは、夢にも思っていませんでした。 今年も8月になると前夜祭、9月の本番と風の盆の季節がやってきます。新しい写真が増える前に、去年まで撮りためた写真をもとに私なりの風の盆の魅力をご紹介できればと考えています。 2006-05-18 22:20:18
一旅行者の見た「おわら風の盆」の魅力
残暑が厳しい9月1日からの3日間、富山県八尾町では 他に類を見ない優雅で幻想的な祭りが繰り広げられます。いつしか風の盆と呼ばれるようになったその行事を見るために、毎年全国から沢山の方々が八尾を訪れ、感動を味わって行きます。そして一度おわらの魅力に獲り憑かれると、以降毎年八尾に通うようになります。深夜3時頃、古い町屋造りの家並みを徘徊すると、運がよければ町流しに遭遇します。そこには見る側からすると、この世のものとは思えない、不思議な世界が存在します。まだ日の高い、1日の午後3時 町々には三味線と胡弓の調弦の音が鳴り響き始めます。揃いの衣装に編み笠をかぶった若者と揃いの浴衣を身にまとった三味線、太鼓、胡弓、囃し手、歌い手の方々も次々と集まってきます。いよいよ風の盆の始まりです。 「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」 世阿弥の風姿花伝の中の有名な1節ですが、ここでいう花とは人を感動させる力を指すそうです。おわらでは、編み笠を被りながら踊ります。能楽の世界の言葉はそのままおわらにも当てはまります。また小さい頃より、修練を積み重ね「まことの花」になりつつある踊り手はなんと「時分の花」の時期に引退します。おわらが高度な質を保っているのは、この不文律が守られているからで、この1点だけみても、大変な観賞価値の高い踊りです。「ひとつ 花を知ること」その前段にはこのように書かれています。花は自らその場所を動くことなく咲き誇ります。人はそれを目にしたとき無条件に心魅かれ、穏やかな気持ちになります。また花は花でそういった自分の役割をわきまえて自己主張せず、ひっそりと散っていきます。「時分の花」の時に退くことこそ、本当の美学ではないでしょうか。 行事としておわらは、極めて優美そのものですが、夜中の1時を過ぎた頃から、それぞれ仲間を伴い、町流しが行なわれます。その中には町の揃いの浴衣を着た踊り子もいれば、自前の着物で踊る方もいます。笠は被りません。若い踊り子でさえ、かなりの名手がいるのですが、それ以上の経験を積んだ方の踊りはまさに「まことの花」で地方の演奏に耳を傾けながら静かに鑑賞します。薄暗い雪洞の明かりも届かぬ闇は昼の編み笠の役割を果たしています。鑑賞するものは、表に現れた踊り手が見せたいものを見れば良く、弾き手が紡ぎだす音、歌い手の唄に聴力を研ぎ澄まして聞き入ることが肝要です。 文化は文字が化けると書きますが、これは明治以降の新造語で、本来の意味は英語のカルチャーで元々ラテン語の「耕す、手入れをする」という意味を表す言葉です。また転じて、訓練・修練という意味でも使われています。そういったことからも、「おわら風の盆」は単なる数百年前に起源を発する伝統行事に留まることなく、現在も日々進化する「八尾文化」であると言えるのではないでしょうか。私のような一旅行者は、この文化を守る人々の努力に敬意を払い、類まれな非日常性を持つ行事を鑑賞できることに感謝しなくてはならないと思います。 2006-05-24
Bred in Germany (1899) by Dr. Fr. Müller
R. rugosa x Gloire de Dijon
物凄い数の強く大きな刺を持つ太い枝が長く伸びます。
早咲きで花数も多いです。
5/28
Hybrid Rugosa
Graham Thomas x Pascali 1995
開くとアプリコットイエローとなります。
ティー系統の香りです。
5/27