感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

その後のクリスマスローズ

2007年02月24日 | My Garden
10日に載せた写真のクリローが咲いています。
今朝は青空なのに雪混じりの冷たい風が吹き、寒い日です。
これら地植えのクリローはクリロー栽培をはじめた頃に近くのホームセンターで
ポットのちび苗数(多分2百円くらい)を買ってきて植えたもので、
何株かありますが、手入れまったくしないのにすぐに大株となり、毎年このように
咲いてくれています。ちび苗はどのような花が咲くか解らないのでそれも
楽しみですが、結果的にどれも似たようなダークレッド(パークル)系統になって
しまっています。安い苗ほど強い傾向にあるのか、ブラック系統の高い苗はどれも
不調で、枯れてしまったものもありますし、大株で買ったものも不調であること
から、やっぱり環境に適用できるちび苗の方が地植えにはいいかなと思います。
ただ、前述したように何が咲くかわからないのがちょっとですけど。

ダブルやセミダブルはやはり弱い傾向があり、原産地である西ヨーロッパの山中
はどんな気候なのかはよく知りませんが、こちらの夏の猛暑と冬の氷点下の日々
ともに微妙に合わないらしく、鉢ですとあまりうまく育ちません。
(夏と冬に消える傾向があります~笑)

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意訳 方丈記   3

2007年02月22日 | 雑記
8 また、治承四年卯月のころ  (辻風)

 また1180年4月頃(新暦では3月)中御門京極あたりより大変強い辻風が起こり六条あたりまで吹きぬけることがあった。


9 三四町を吹きまくる  (辻風)

 三・四町(1町はおよそ120m四方)を吹きまくる間に大きな家も小さな家も一つ残らず壊された。平らに潰れた家や壁が飛ばされ桁や柱だけが残った家もある。門は5・6百メートルも吹き飛ばされ、また垣根も吹き飛ばされ隣家との境もなくなる。いわんや家の中の家財もまとめて空に舞い上がり、屋根(材)などはあたかも冬に枯葉が風に舞い上がるようであった。塵が煙のように吹き立ち、まったく目も見えず、同時にものすごい風の吹きすさぶ音で、人の声も聞こえないほどであった。地獄の業風でもこのように凄まじく吹くことはないであろう。またこれにより家が壊れただけではなく(片付けたり修理している間に)ケガをして不具になってしまった者数知れず。この風、南南西の方へ移動し、更に多くの人を嘆き悲しませた。


10  辻風はつねに吹くものなれど

 辻風はいつも吹くものではあるけれど、このような甚大な被害になった事もある。これはただ事ではなく、まさに神仏の警告ではないのかと疑っていたのであった。




(方丈記は37話まで続きます………続けばですが)
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意訳 方丈記  2

2007年02月21日 | 雑記
4  予、ものの心を知れりより

 私が世事について考えるようになってから40年あまりが経つが、その間にいろいろと不思議な出来事があった。


5  去安元三年四月  (大火)

 去る1177年4月28日(新暦では3月)の事 激しい風が吹きあれ大変うるさい夜の8時過ぎ頃、京の都の東南より火が起こり、西北まで至った。その火は朱雀門・大極殿・大学寮・民部省などまでに燃え移り、一夜のうちにそこにあるすべてが燃え尽きてしまった。


6  火元は、樋口富の小路  (大火)

 火元は樋口富(ひぐちとみ)にある小路からだそうで、旅芸人が宿泊している家から出たそうである。1ケ所から出た火が移って行くあいだに、扇を広げたように末広がりに広がって行った。遠くの家は煙に巻かれ、近くの家はひたすら焔を地面に吹き付けていた。空は火を伴った灰が猛烈に風に吹き付けられ一面紅色に染まり、その焔は飛ぶように1.2町を越えて行った。その中にいる人々は冷静さを失い、煙を吸い込み倒れる人々、また焔に目がくらみたちまち死んでしまう人々、あるいは身ひとつでかろうじて逃げることができた人も家財を持ち出すことが出来た人はいない。都のありとあらゆる宝物は灰になってしまった。その被害額はどれほどになったのだろう。この時、公卿(身分の非常に高い方)の家が16件焼けたのをはじめ、その他は数知れず、都の三分の1ほどの家屋が焼失した。男女の死者は数十名で、牛や馬はどれほど失ったかわからない。
 
7  人のいとなみ

 このような大火の恐れのある京の都に家を造ろうと、財を使い心を悩ませる人の行いは、なんと愚かなことであろうか。

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意訳 方丈記  1

2007年02月18日 | 雑記
 どんな古典・仏典もそうですが、原文に勝るものはなく、優れた文体の韻律を味わってこそ作品の本質に触れることができるものですが、リルケ・マラルメなどの近代フランス文学の名訳を読むと、あるいは、トーマス・マンの名訳など何も原文が解らなくても、身近に迫るものがあります。冬の夜長、日本文学の古典でもと思い読んでいると以外に今まで親しんでいたと思っていたものの中に、若い頃とは違った感想を抱かせるものがあり、そういった作品を自分なりの言葉に置き換えて、自分の覚えとして訳してみようと思いました。まず短い方丈記からはじめようと思います。進んでいくうちの時代背景や作者の生い立ちを思いを述べなくてはならないかと思いますが、とりあえず、原文に従い進めて行きたいと思います。


「方 丈 記」  鴨 長明(かものちょうめい)


1 ゆく河の流れは絶えずして


 流れ行く川の流れは絶えることがなく、しかも同じ水ではない。水の澱みに浮かぶ泡は消えたり現れたり長い間同じところに留まることは決してない。世の中の人と住まいはまた同じようなものである。



2 玉敷の都のうちに

 玉を敷いたような美しい都に、身分の高い人も低い人も競って立派な住まいを作ることはいつの世も変わりはないけれども、これが本当かといえば、昔からある家は稀である。
去年焼けて今年造ったもの。あるいは、以前は大きな家であったが、その家が没落して、今は小さな家になったもの。住んでいる人もこれと同じで、場所も変わらず、人も多くいるけれども、私が昔見た人の中で今もいる人は2・30人のうち僅か一人か二人である。
人が朝に亡くなっても、夕方にはまた別の人が生まれる様子は、ただ水の泡の消えたり現れたりする様子と異ならないものである。



3 知らず、生れ死ぬる人

 人はどこから来て、そして死んでどこに行くの私はわからない。また、どうして仮の世であるのに、心を悩ましたり、楽しんで生きて行くのかもわからない。主である人とその住まいの無常を争う様子は、朝顔の露と同じで、露だけ落ちて花が残ったり、花は残っても朝日を受けて花が枯れたり、あるいは花がしぼんでも露は残ったりもするけれど、夕方までは残っていることはない。
 
以下 続く予定…
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京橋

2007年02月13日 | 雑記
昨日は海浜幕張に所用で、出かけましたが、用事が思いのほか早く済みましたの
で、京葉線で東京駅の一つ前の八丁堀駅で降り、新富町、銀座、京橋、日本橋と歩
いてきました。八丁堀は江戸時代には町奉行所の与力、同心などの組屋敷があり堀
を挟んで300人程が住んでいました。堀は現在埋め立てられ、建物が建っていま
すが、堀の続きの弾正橋は今も残り川の代わりに首都高速が走っています。





片倉本社(京橋)


日本橋
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海浜幕張

2007年02月12日 | 雑記

写真にするとハワイのような町 (行ったことないですが…笑)

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久々の庭

2007年02月10日 | My Garden
今年の暖冬はいつのまにか冬を知らずにこのまま春になりそうです。
例年早咲きのチューリップと同じ頃咲いている、庭のクリスマスローズ
気がつくと今にも開きそうな株もありました。




こちらは、秋に植えたばかりの期待の新人「グレイドーン」(F)
株元から新芽が膨らみというか、…今にも展開しそうです。
これは爆発しそうで楽しみ”!!です。



それから今日のマック


カメラを向けると、レンズを舐めてきました(笑)



ですので、ちょっと引いて撮ってみました。
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眠り猫

2007年02月09日 | 雑記

猫って、ほんと食っちゃ寝て、食っちゃ寝ての毎日でうらやましいです。

夕飯を食べた後、すぐに自分から定位置へ。

定位置は毎日変わりますが、

 

最近は暖かいコタツの上

何の夢を見てるのかな??

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猫大明神!!!

2007年02月04日 | 雑記

今日は道祖神祭り… 準備のため、昨日は地区内5ケ所ある道祖神の清掃と飾りつけに行きました。そこで未だかつて見たことも聞いたこともない石碑を発見!!!

それはなんと↓  「猫大明神

隣町の坂城町には「ねずみ」という地籍があり、その名の由来は昔は上田盆地は千曲川の水が溜まった天然の湖だったとき、丁度出口にあたる山を鼠が齧って崩して川幅を広げたことから「ねずみ」という地名になったといういい伝えが残っていますが、一方昔、大鼠が大発生し、作物をすべて食べ尽くしたときに、困った住民が唐の国(昔の中国)から人間ほどもある巨大な猫を連れてきて、退治したとの伝説もあり、その猫を祭った「唐猫大明神」は下流の篠ノ井にあるそうです。唐猫伝説は知っていましたが、うちの近くにもっと端的に猫神を祭ったところがあることは知りませんでした。事情を聞いてもだれも知っている人がいなかったので、謎は謎のままにしてあります(笑)  ↓の写真の道祖神の隣の小さい石が猫大明神です。

 

 

今日は朝から最寄の道祖神に子供達を集めてお供えをし、お参りをして、その後お楽しみ会をしました。道祖神は神社と違い特定の神様をお奉りしているのではなく、地域の守り神として、疫病が入らないように、また道行く人が安全に通行できるようにと建てられたもので、管理者は自治会長となっています。

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馴れない猫

2007年02月01日 | 雑記

 去年の春、外で生まれた猫のうち、一番人に懐いている真っ黒長毛の「マック」 他の猫達と違い、すぐに捕まり子供に抱っこされたりするので、一応去年のうちに手術しておきました。(メス)やはり人に馴れる猫はかわいいですので、いつか家に入れてやろうと思っていましたが、先週の土曜日思い切って捕まえ、家に入れました。ネコ用シャンプーで洗っているときはとてもおとなしく気持ちよさそうにしており、ドライヤーも嫌がらずにしていましたが案の定、もう1匹の主の「もんじゃ」を警戒したのか、家の中ではずっと震えっぱなしでした。「もんじゃ」は興味があるのかペロペロ舐めたり噛んだりしていましたが、「マック」は固まっていました。また部屋の中に入ると、ベットやソファーの下にもぐり込んで出て来ずにエサも水も飲まないでいました。それでも外だと寒くてと思い一晩部屋のコタツの中に居させましたが、朝になっても馴れないようなので、結局外に戻しました。外に出すと安心したのか、昨夜から全然食べなかったエサをパクパク食べていました。

 その後たまに家に入れてみては段々と馴れさせようとしています(笑)←迷惑か!?

今晩も捕まりました↓

 

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