感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

旧軽井沢 六本辻

2008年01月30日 | 雑記

軽井沢駅方面より六本辻をへて雲場池に至る道です。遠く見える歩行者の先が六本辻です。ここ数年軽井沢は空前の別荘建築ブームでしたが、近頃は駅前にマンションが何棟も建設中となっています。建築規制があるので、近隣商業地域では3階まで、それ以外は2階までとなっており、それなりに整然とした光景が維持されています。かつての軽井沢は避暑地として夏のみの別荘地でしたが、新幹線開通後は東京への通勤可能距離となりましたので、定住される方も増えているようです。そしてなによりも変わったのは、昔はお金持ちの広大な敷地と大きな邸宅が広がる別荘地であったのですが、今はターゲットを東京のサラリーマンの課長クラスにしているようで、それなりの規模の分譲単位となっています。元々軽井沢は中山道の3つの宿場として発展した場所で、その子孫の方々も多く暮らしています。地元の方の住まいは概して、地元の棟梁による木造瓦葺きのがっしりとした作りの家々なのですが、かつての別荘として建てられた住まいの多くは、外観の痛みもはげしく、代が変わり管理する人もなくなったせいか廃屋同然になっている家もあります。これは別荘という借り住まいであることもあるのでしょうが、工法が違い、いわゆる安普請で見た目だけはいいという考えのもと設計されているからです。また涼しい夏を標準として作られていますので、どうしても厳冬に長年晒されると、自然と痛みも激しくなってきています。軽井沢は明治時代に浅間山の噴火による被害が甚大でしたが、それでもそこに住む人、通う方が沢山いらっしゃいます。今でも浅間山は活火山として活動していますので、これから定住をお考えな方は決して永遠に安全な土地ではないことも考慮に入れた方がいいかと思います。

 

 

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旧軽井沢  雲場池

2008年01月30日 | 雑記

雲場池(くもばいけ)

近く(鹿島の森敷地内)の湧水が入る小川をせき止めた池ですので、めったに凍らないそうです。

 

 

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