円安
2022-09-08 | 日記
一気に「円安」が進行している。1ドル140円台は20年振りなのだとか。かつて、戦後や経済成長期の固定金利時代の1ドル360円から見れば、それでも随分「円高」に思えるが、戦後の復興期にあった日本の経済規模とその頃の世界経済を席巻していた米国・ドルの強さを思えば、今と比較できるわけでもない。
約20年前の「1ドル140円台」は、その固定金利から変動相場制に変わり、徐々に円とドルの差を調整しつつあった時期の140円台で、つまり円の価値が徐々に上がりつつあるときの状況、今とは逆さまの動きの中の「同じ為替レート」だ。「同じ」という意味の裏側を考えると、少々怖いものが有る。