W杯E組
2022-04-02 | 日記
今年秋のサッカーW杯、先日その出場を決めた日本が予選リーグE組に入ることが決まった。E組には他に強豪2チーム:スペインとドイツがいるらしい。日本が予選リーグでランキング・グループ3番目になるのは珍しくないが、上位2チームがいずれもW杯の優勝経験を持つというのは初めてだろう。今回は、それほどの強豪2チームが「一見、楽勝」を狙えるグループに入ってしまったことになる。
これを不運と取るか、チャンスと取るかは気持ち次第。どちらか一国だけのグループであれば、「一敗は仕方がないが、他の2チームに勝てば良い」と考えてしまうだろう。今回は「強豪2チームのどちらかには勝たないと予選突破はできない」という条件、それだけに2つの強豪国にいずれも全力をぶつけるしかない。当然、強豪2チームも日本に負ければ予選落ちとなるので、手を抜くことは無い。
考えようによっては、「予選突破して決勝トーナメントでも勝たないと対戦できない強豪チーム」と最初から、それも相手も全力で来る条件で対戦できることになる。日本の目標は決勝トーナメント進出だが、ドイツかスペインのどちらかにW杯で勝てれば準決勝進出に匹敵するくらいの価値があるだろう。これは、ある意味「願っても無いチャンス」である。
いずれ、日本が望むように決勝トーナメントを勝ち進んで上位を狙うには、こういう強豪チームと連日対戦して勝つことが必須条件になる。このW杯の予選で日本がどの様な試合をしてどこまで結果を残すかは、今後の日本のサッカーのレベルアップを考える上で非常に大切なチャンスとなるはずだ。今から、その対戦が楽しみになって来た。