やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

『ぼくもくま』続篇プレミア上映

2011-08-18 | art
「ドーモくん」や「こまねこ」とったコマ撮り
アニメの合田経郎監督の新作プレミア上映が、
キンダー・フィルム・フェスティバルである。

『ぼくもくま』は宇多田ヒカルの初の童謡として
2008年、NHK「みんなのうた」で発表されたから
見聞きしたことがあるかもしれない。
アニメは「みんなのうた」。
視聴は「ぼくはくま」公式サイト


宇多田ヒカル『ぼくもくま』

今回、その続篇で主人公「まくまくん」が
「ほんものの熊」と対峙することになって
自分だって「くまだ」って震えながら
叫んで、自己を確立していくお話。


新作『ぼくもくま』

前編が宇多田ヒカルの歌詞についた物語の
色彩が強かったのが、続篇では「まくまくん」が
徐々に自分の物語を語りだす。

そして曲が宇多田ヒカルではなくって、
「ロバの音楽座」。部屋のなかでおこる
できごとにあわせるにはいいサイズだ。

これまでの「こまねこ」シリーズが
オーケストラによる演奏主体だったのに対して、
別シリーズだという意味が音楽にも込められている
気がした。





ちなみにキンダー・フィルム・フェスティバルは
19回目を迎える。調布市が4年目となるコラボを
行っているし、もともとベルリン国際映画祭の
児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」
の協力を得ているからプログラムも充実している。
世界初というプレミア上映も多そうだし。



合田監督は「こまねこ」で合計5つ出品しているけど、
彼以外日本のアニメはないのは何故だろう。

司会進行は面白くなかったのね・・子どもたちの
手作りっていうからショウがないと思うけど。
なんか台本通り。その場の発見とか、観客との
対話とか皆無。

せっかくチェコから監督が来てても、
通りいっぺんの挨拶だけだったから、
驚きや発見がない。

子ども目線なのかオトナ目線なのか
定まっていない気がする。子どもたちが
面白いならいいけどね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿