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ねがうこと、ゆだねること

南房総・ブラウンズフィールドと慈慈の邸

2014-10-18 | 
写真家であり、日本伝統文化の探求者でもあるエバレット・ブラウンさんと
打ち合わせることがあり、これを機に、南房総を訪ねる。

奥様でありマクロビオティック料理の先駆者でもある、中島デコさんと1999
年に世田谷から南房総に引越し、農業を始め、カフェ「ブラウンズフィールド」
を開く。2012年には古民家を再生し、宿「慈慈の邸(じじのいえ)」もオープ
ン。暮らしとあそびの完成形かもしれない。


慈慈の邸・概観

農業が盛んなエリアで、休耕田・畑などぱっと見ない。稲刈りが終わった時で
切られた稲株がたくさん広がっている。彼らの家というにはあまりにも広い、
エリアには、田んぼ、畑、林、家、カフェ、宿、蔵、ツリーハウス、小屋など
が点在。猫達や犬の歓迎をうけるし、ヤギが4頭草を食べてるし、別世界。



田舎暮らしなんだけど、二人のセンスや、建築家、左官、大工、庭師といった
日本の匠の技が加わる。「慈慈の邸」の設計は国立の「光風林」。とても手が
入っている。企業ではなく、夫婦個人でやるんだから凄い。

つい1週間前にはクラウドファンディングで集めた700万円を超える資金を使い、
別の隣家2000坪の買取契約が終わったそうで、取り壊して資材置き場になる
ことから逃れただけではなく、あらたな遊び場が広がっていく。「完成形」
ではなく、とどまるところを知らないw

「慈慈の邸」はもともとお祭りの拠点にもなっていたような、集いの家だった
んだけど、10年前から空き家に。エバレットさん達が家を復活させることに。




夕食は、もちろん中島デコさんのマクロビ料理。エバレットさんの仲間のお茶
の先生や生徒さんや、ロンドンの弁護士で東京で発表会があって初来日なのに、
成田空港から直接ここに3泊しに来た方々との夕食会に混ぜてもらう。

聞きなれない魚のフライは、豆による魚風のフライだったりw手の込んだマク
ロビ料理がカラダにもやさしく、とても美味しかった。最後にはデコさんも手
を休めて、歓談に参加しはった。


料理教室も行うウッディなキッチン

夜更けに解散して、離の風呂へ行こうとするも真っ暗。闇の中を手探りとはこ
のことで、何も見えない。なんとかドアにたどり着き、スイッチを見つける。
この時に草木にかぶれただろう、シャワーをしていると腕がさっと出来物が
生まれたのには驚いたけど、じき退いたのもいい思い出。


自慢のヒバ風呂

朝食ものんびり行ったら、夕食参加者はもとより、何組かの泊客も一緒に、ダ
イニングの大テーブルに集合して食べていたところに、最後の一人として参加
したのも恥ずかしかったけどいい思い出。


ダイニングというかみんながあつまる大テーブル

朝ごはんも地場野菜におかゆで、とても美味しく、ありがたく感じる。

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