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ねがうこと、ゆだねること

渡辺眸 「東大1968-1969─封鎖の内側」 展図録

2015-01-17 | photo
六本木・禅フォトギャラリーで開催中の渡辺眸さん
「東大1968-1969──封鎖の内側」 展のことはここに
書いた
けど、図録がでたので、ギャラリーを再訪する。

図録発行にあわせたパーティには都合があわなくて、
その前に行くと、渡辺さんは在廊中だったから、ご
挨拶。



ギャラリー展なのに図録を発行するところが、さす
が禅フォトギャラリー。小さいサイズの時も多いけ
ど、今回はB5サイズ。48ページ。500部。

写真の選定からアートディレクションにいたるまで、
基本は禅フォトギャラリーの編集だそうだけど、な
かなかいい。


表紙

山本義隆(当時東大全共闘代表)に出会ったことが、
インスパィアーされ、東大闘争を撮る決定的なもの
になったのである。

バリケード内は地方からの学生、一般の人々、高校
生たちの自由に出入りできる解放空間でもあった。



なにげない日常があることが新鮮。少年サンデーと
赤旗が並んで机に置かれている。本棚には書籍と一
緒にヘルメットが二つ。



橋本治の東大駒場祭のポスター用コピーをもじった
落書きの写真も印象的。