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ねがうこと、ゆだねること

ジブリ美術館のゾートロープ

2010-02-06 | エンタメ
アニメの源流であるゾートロープのことを
調べているので、三鷹のジブリ美術館に
あったなぁと思い出して、実物を見に行くことに。

ゾートロープは19世紀に発明された
絵が動いて見えるしかけで、
アニメの親だし、映画の源流らしい。



ジブリ美術館は土曜日ということもあって、
とても賑わっていた。

ちょうど昨夜に「ポニョ」がテレビ放映
されたことを話題にしている親子、
新作「借りぐらしのアリエッティ」の公開日が
7月17日に決定したことを話しているカップルと、
ジブリは相変わらず話題が絶えない。



ゾートロープは「上昇海流」「トトロぴょんぴょん」の
ふたつの展示がある。

円盤台を1秒間に1回転させながら、
同時にストロボを18回/秒点滅させるとあら不思議、
立体の人形達がアニメのように動くのだから!

これは見飽きないなぁ。
と思いながら、これは岩井俊雄さんのじゃないかと
思ったら、やっぱり宮崎駿さんが彼に依頼したのだった。



岩井さんのゾートロープはたまたま
サンフランシスコの子供科学館の元祖
「エクスプラトリウム」で出会ってその
面白さと美しさにみとれた。

その後1997年には「岩井俊雄――そのメディアアートの軌跡」展が
初台のICCであったので見に行って、小学校の時から
パラパラマンガとか作っていたことを知る。

それと同時に「ウゴウゴルーガ」にも参画していたことを
「発見」して、嬉しくなった記憶がある。

今みたいにネットがないから、誰がどのプロジェクトに
かかわっていたかが分かると新鮮な感動がある時代の話。

ちなみに「ウゴウゴルーガ」のおきらくごくらく15年!
不完全復刻DVD-BOXが出たときは真っ先に買った口。



「現実の世界はすべてが動いている。その動きを見たい、見せたい
という欲求がアニメーションの一番の出発点ということです」(宮崎駿さん)