イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

FA戦線開始

2014-03-12 05:48:00 | イーグルス
 昨日からサマータイムが始まった、と言う事で時差が1時間変わっています。日本時間の5時から開始されたFA戦線、Eagles最初の契約はUFAだったDonnie Jonesと3年契約の再契約でした。7月に34歳になりますけれど、あと3年くらいプレイ可能でしょう。速報では6ミリオンと言う事で1年2ミリオン程度、安くは無いですけれど高すぎる訳でも有りません。Eaglesが長年求めていた安定したPですし、この再契約は歓迎します。

 Patrick Chungをカットしました。1ミリオンのゴーストサラリーが出る事になります。それでも2,2ミリオンのキャップ枠を広げる事になりました。
 この事はFAでSと契約する前兆と受け取って良いと思います。そうでなくても3人UFAになるS陣をこのタイミングで薄くする必要は有りません。なんらかの契約合意が有ったはずです。

Shaughnessyって誰でしょう?

2014-03-08 07:59:00 | イーグルス
 毎年の事ですけれど、超一流のパスラッシャーはタグ貼られてFA市場に出てきませんねえ。

 Trent Cole,Brandon GrahamにConnew Barwinとほぼ3人だけでOLBを賄った2013シーズン。補強ポイントはColeの後継者となるパスラッシャー、なのですけれどほぼ一人(正確に調べていませんが、95%くらいのプレイに参加していたはずです)でLOLBを勤め続けたBarwinのバックアップも必要です。
 
 Billy Davisは本来OLBには2枚ともパスラッシュ専門の選手を置く(最近10年で最高のTEカバーLBのJulian Petersonを放出しています)ので、今回Barwinを獲得したのが2011年11.5サックのパスラッシュを期待したのか、万能性を期待したのか?案外、パスラッシャー取ったのに万能型が来ただけかもしれません・・・
 このオフにDBの補強をしてTEカバーをOLBからSSに変更する事が出来るようになれば、OLBは2枚ともパスラッシュ重視でBarwinも前だけ見る事になるのかもしれません。 そうであれば、OLBの補強はパスラッシャーだけで済む事になります。


 FA市場に出るパスラッシャー、上位の選手は4-3DE型が多いです。ColeにGrahamだってコンバートしたのですし、300ポンドのような選手は無理としても、270ポンドくらいの選手ならOLBコンバート出来るかもしれません。ただ、若い270ポンドDEは揃いも揃ってパワータイプなのが運が無いです・・・

 30歳以下限定でOLBのFA候補を挙げてみます。Coleに代わるスターターと言うよりも、Grahamの代わりになる3番手4番手候補になってしまいました。
 DETのWillie YoungとWASのRob Jacksonが若い安いパスラッシュが出来そうのバックアップ候補として良さそうです。共にスターター経験は少ないですけれど、使われた時はそれなりの結果を出しています。
 MINのEverson Griffen、4-3DE専用ですかねえ。それなりに高そうなのでバックアップには不向きでしょうか。
 DENのRobert Ayers、OLBでもプレイしていましたし、去年5.5サックを記録しています。バックアップの値段で取れるならば化ける可能性の有る選手だと思います。

 今回のFAリストを見ていて面白そうな経歴の選手が居ました。ARIのMatt Shaughnessy、今まで注目してプレイを見た事が無い選手なので、どういう選手か良く分からないですけれど6-5で260ポンド、27歳。OAKで4年プレイ後、去年ARIに移籍(怪我人が出た為に)スターターのLOLBで12試合に先発しています。31タックル3サック。2010年は7サックしていますが2011年肩の怪我で3試合出場後IR入りしています。
 Chip Kellyが好きそうなサイズの有る選手でDEとして7サックした経験も有り、3-4OLBで去年プレイしています。


 8サックのColeを上回るようなパスラッシャーもFAリストには居ますけれど、Jared Allen,Justin Tuckのような30歳以上。またはMichael Johnsonのようなパワータイプ。
 掘り出し物候補を探してみましたけれど、Coleの後継者になるプレミアパスラッシャーはFAではなくドラフト上位を使わなければ手に入らないようです。

Byrdが欲しい

2014-03-07 19:56:00 | イーグルス
 FA戦線の交渉解禁と同時に大型契約にサインするのはおかしいだろう。と言う事で3日間の交渉期間(交渉は出来るけれどサインは出来ない)を作りました。現地8日から交渉開始、11日から新年度となり新契約が可能となります。

 RFAへの交渉提示でPhillip Huntへまだオファーが出ていません。パスラッシュOLBとしてRFAのローテンダーくらい出しても良いような気もするのですけれど、RFAのローテンダーよりも4年目のミニマムの方が安いので提示しないでUFAにして売れ残ったらミニマムで契約するような考えかもしれません。


 FA市場に出てくる選手でEaglesが狙うであろう大物と言えばBUFのJairus ByrdとCLEのT.J. Ward。共にOregon大出身のSの2人でしょう。
 この2人と交渉するのか?の前にDC Billy Davisのシステムを考える必要があります。と言うのは、キャンプではSS.FSに役割の差は無く、左か右かの違いだけ。そうDavisは言っていました。しかし、3-4でSSのランサポート無しではランディフェンスが機能しないでSSを上げてFSが後方を一人で守る一般的な3-4システムに変更しました。ディフェンスの安定度では圧倒的に修正したシーズン後半の形が上回っています。が、今年どうするのか?これはまた別でしょう。
 本来やりたいのはSS.FS区別しない形なのに(怪我やタレント的に)仕方なく変化したのであれば、このオフにシステムに合う選手を集めて再挑戦の可能性も有るでしょう(Juan CastillioがワイドナインのDLを狭くして成功したのに、また元に戻したのを思い出します)
 ByrdはパスカバーFSなので、どちらの形でも機能するでしょう。SS.FS両用型ならカバーの余裕が出来てINTを狙うでしょうし、SSが前FSが後ろ型なら広い守備範囲を活かしてくれるはずです。
 ただ、Wardはランストップ型SSなので、SS,FS両用型だとタレントの無駄遣いになりそうです。そう考えると、スカウト・契約担当のフロントとDavisらコーチ陣の意思が合わないならば取るべきではありません。

 
 他のSを考えてみると、Malcolm JenkinsがFSとして面白いと思ってみています。NOではカバー1の後方待機FSをやっていますからシステム的に4-3と3-4の違いは有りますが、順応しやすいでしょう。
 個人的には Louis Delmas好きな選手なのですけれど、ややサイズが小さい(Sとしては平均的ですけれど)のがChip Kellyらの気に入らないのか、DETをカット後の訪問チームに名前が出てきません。キャップの余裕は有るのですから、取る意思があればもう動いているでしょうね。FAで大物を取り逃した場合に動き始めるかもしれません。
 Chris Clemonsも大物を取れなかった場合の選択肢だと思います。SSの割にカバーが良く、6-1(コンバインの身体測定では6-0 1/8)のサイズにスピードも有りますからSS.FS左右型のSSとして素晴らしい人材になるはずです。

 ドラフトは1巡候補は2人Haha Clinton-DixとCalvin Pryor居ますけれど、2-3巡候補が薄い印象。スターターが2人必要な事を考えると、FAで最低1人はスターターを取る必要が有ります。
 6-10ミリオンのプロボウル級大物+3-5ミリオンの平均的スターター。2人ともFAで取っても良い気がしてきました。
 ByrdにしてもWardにしても、取るならば初日開始と同時に大々的に発表となるでしょう。大物を仕留めることが出来るでしょうか?

Avant解雇

2014-03-05 06:59:00 | イーグルス
 Jason Avantが解雇されました。

 2006年の4巡指名として入団し、8年間Eaglesでプレイしてきました。怪我人が出た時にはスターターにもなりましたが、基本スロット専用のサードダウンロングをクリアする名手として起用されてきました。
 2013シーズンはChip Kellyの2TEシステムでスロットWRの起用回数が減り。2009シーズン以来4年続けてきた40キャッチ500ヤード以上から38キャッチ447ヤードと数字を落としていました。
 同時に契約最終年度でキャップヒットは3.9ミリオン。ゴーストが0.7ミリオン出ますけれど、3.2ミリオンキャップを増やすことが出来る。この事からRiley CooperとJeremy MaclinのUFAと再契約した場合にはカットされるのではないか?そういう見方も出ていました。

 サードダウンでロングをクリアする特異な能力を持ち、マンカバーを振り切るよりもゾーンカバーの隙間を見つけるのが得意でした。
 入団時は2巡候補だったのが、40ヤード4.6を切れずに4巡まで落ちました。実際ワイドアウトとしては通用しないでスロット専用として再訓練まで最初は外れ扱いでした。そこから勝負強いサードダウンクリアの名手まで成長したEagles一筋の信頼できるベテラン、3ミリオン程度でカットして良い選手じゃないと思うのですけれど、スロットWRよりもレシーブ型TEを使いたいのでしょう。
 もしかすると、Donovan McNabbやMichael Vickのようなフリーに成った瞬間に剛球を投げ込むQBと組むレシーバーで、Nick Folesのようなタイプとは合わない。そう判断されたのかもしれません。Avantのレシーブはゾーンを横切るランニングキャッチとゾーンの切れ目で立ち止まってボールを待つキャッチの2種類が多く、立ち止まる形の時にFolesのボールが届かない場面を何度か見ています。


 地元紙の意見としてMaclinをスロットで使うのだろう。そういう意見があります。
 ミスマッチを作るのが好きなChipを考慮した意見だと思います。スロットvsニッケルのマッチアップとレシーブTEvsWLB,SSのマッチアップでChipはTEの方がミスマッチを作れると考えているのではないか?と先日書いたのですけれど、Avantはマッチアップよりもゾーンの切れ目を見つける頭脳系でした。MaclinがスロットWRになった場合、3番手のCBでは余程DBの層が厚いチームでなければ自動的に格下相手のミスマッチが出来上がるはずです。
 Maclin個人の特性がスロットに向いているとは全然思わないのですけれど、それよりも相手ディフェンスへのプレッシャーを与えられるマッチアップを作る。そう言う方向への変化なのかもしれません。


 DeSean Jacksonをトレードに出す。そういう噂があります。12.7ミリオンのキャップヒットで6ミリオンゴーストが出ても6.7ミリオンキャップを増やせる事。プロボウル選出の大活躍・年齢的にも売り時と言える事。契約3年目なのにちょっと活躍すると金額上乗せ交渉をしようとした(その後DeSeanが否定しましたけどね)そう言う行動やお馬鹿でお調子者な面をChipが嫌っているのではないか?と言う噂。トレード話が出る理由はここら辺でしょうか。
 このトレードがこのオフに成立するとは思えませんし、トレードを受け付けると他チームに宣言(水面下でも)する事も無いでしょう。ミスマッチを作るのが大好きなChipがエース対決で速さのミスマッチを作れるDeSeanを捨てる事が出来るとは思えません。
 ここに6-5のような超大型WRを入れたい、スピードよりもサイズのミスマッチを欲しい。Chipの本心がそこにあるのかもしれませんけれど、現段階でDeSeanを出すのはありえないと考えます。CooperとMaclinの両方と再契約した事でWRが余ったのはAvantカットで整理しました、これでDeSeanトレードの話は消えていくでしょう。


 Avantの一番良かった時はリーグ有数のスロットWR、サードダウンでの勝負強さならリーグベストではないか?そう評価していたのですけれど、システム変更と年齢にサラリーキャップの犠牲となりました。すぐにでも他チームからオファーが来るでしょう。Brandon Boykinで相手出来るかなあ・・・

Worilds,Orakpoにタグ

2014-03-04 08:48:00 | イーグルス
 ERFAだったCedrick Thorntonとミニマムの0.65ミリオンで合意しました。2011年のルーキーFAからPSで1年目を過ごし、2012,13と2年プレイした所で契約が切れた為にERFAになっていました。
 ERFAはホールドアウト以外で抵抗が出来ない条件なので、スターターとして1年プレイした割に安価ですが0.65ミリオンを受け入れるしかないです。来年も3年目終了のRFAとして単年契約の優先権を持つ事になりますけれど、14年もスターターで過ごせば1巡条件の2ミリオンくらいは保障されるはずです。

 
 サラリーキャップ、昨日26ミリオンと書いたばかりですが、昨日書いた根拠のキャップ情報サイトよりも信頼しているサイトが仮更新していました。それによると21ミリオンのキャップが残っている事になるようです。
 Jason Petersの2014年キャップヒットが1.8ミリオンと8ミリオンで情報が違っていたりするので、もう少し情報が出てくるのを待ちたいと思います。大概こう言う時は後者のキャップ情報サイトの方が正しいですから、キャップの残りは21ミリオンに修正しておきます。


 次々とタグが貼られていきます。1巡指名を出さなくて良くなった、32チームと交渉出来て、合意した契約と同等の金額条件でチームに引き止めるだけのトランジションタグ、昔の1巡を出さなければならないトランジションタグと違って今の条件で誰が使うのかと思っていたらPITのJason Worildsに使ってきました。
 結構痛いです、年齢も若く3-4で仕込まれてきたWorildsは個人的にBrian Orakpoよりも良い買い物になると考えていたのですけれど、9.75ミリオンの単年契約をPIT側が受け入れてタグを貼ることとなりました。
 PITのキャップ状態はうちよりも悪いと思うので、ドラフト権出さなくて良いことを考えると、普通に能力に見合った契約をオファーして合意すればPIT側はマッチしないと思います。
 しかし、FA戦線開始から一週間PIT側がマッチするかどうかの判断を待つ。返事が来るまで2014年はもちろん、それ以降のキャップ管理が不透明でFA市場で大きな勝負がし難くなる。このリスクは大き過ぎます。
 Trent ColeとConner Barwinが居るOLBとスターターが両方不在のSS.FS。どちらを優先して埋めるのか?Sが先でしょう。そういう意味でもWorildsに手を出しにくくなる今回のトランジションタグになりそうです。