デプスチャート

　まだFA補強が終わってはいませんが、現在のデプスチャートを作ってみます。選手の名前の後ろの数字は個人的能力評価（5がオールプロ、4.5がプロボウル、4が選ばれていないけれどプロボウル級、3.5が平均以上のスターター、3が平均的スターター、2.5がバックアップなら良い選手、2はバックアップ専用、1.5はPS程度、1はキャンプでカット）くらいで付けるつもりです。

QB　Michael Vick3　　Nick Foles2.5　　Dennis Dixon2.5
RB　LeSean McCoy4.5　　Bryce Brown2.5　　Dion Lewis2.5
FL　DeSean Jackson4.5　　Damaris Johnson2
SE　Jeremy Macklin3.5　　Riley Cooper3　　Arrelious Benn2
Slot　Jason Avant3.5　　
TE　Brent Celek3.5　　Clay Harbor2.5
HB　Jason Casey3.5　　Emil Igwenagu2
（FB）Stanley Havili2.5

LT　Jason Peters4　　Allen Barbre2
LG　Evan Mathis4
C　 Jason Kelce3　　Matt Tennant2　　Dallas Reynolds2
RG　Dennis Kelly2.5　　Danny Watkins2.5
RT　Todd Herremans3　　Matt Kopa2

RE　Flrcher Cox3.5　　
NT　Issac Sopoaga3　　Antonio Dixon2.5
LE　Antonio Dixon3　　Cedric Thornton2.5

ROLB　Connor Barwin3.5　　Trent Cole3.5　　Phillip Hunt2.5
RILB　Mychal Kendricks3　　Jamar Chaney3　　Jason Phillips2
LILB　DeMeco Ryans4　　Casey Mattews2
LOLB　Brandon Graham3.5　　Vinny Curry2.5

LCB　Cary Williams3.5　　Curtis Marsh2
RCB　Bradley Fletcher2.5　　Brandon Hughes1.5
NB　Brandon Boykin2.5　　

SS　Patrick Chung3　　Kurt Coleman2.5　　Colt Anderson2
FS　Kenny Phillips3.5　　Nate Allen2.5

K　Alex Henery3
P　Mat McBriar2.5
LS Jon Dorenbos3
KR　Brandon Boykins2.5　　Bryce Brown2.5　　Nick Miller2.5
PR　Nick Miller3　　Damaris Johnson2.5


　QBは本当に誰でも良いのか？スターター級が絶対必要なCB、若返りを考えるべきOL、3大ポジションニーズはここでしょう。これにDLのデプス補強とDBの更なるデプス補充、ニーズとしてはシンプルな状態に見えます。

本音が出るのはまだ先のようで

　地元紙の記者とChip Kellyの対話、結構長文なのですが内容は薄いです。と言うのも、Kellyは選手とはまだ会っても話してもいないから良く分からない。～だと聞いている。と言う感じの答えが多いです。

　QB選びに関して、システムに選手を当てはめるのではなく、選手に合わせたシステムを作る。Oregon大に凄いQBなんか居なかったから誰とだって調整できると思う。
　Geno Smithとのワークアウトは素晴らしかった、彼は投げれて走れて判断力も試合に勝つ為に練習する意思、全てを持っている。E.J Manuelも去年プレイを見て素晴らしいQBだと思っている、なんて言うか全褒めコメントなんですよね・・・
　Michael VickとNick Folesに関しても素晴らしい選手だし上手くプレイしてくれると思う。悪く言えばつまらない評価しかしませんでした。

　ディフェンスもBilly Davisに任せている、彼なら上手くやる、信頼出来る。と言った感じ。オフェンスのプレイコールに関してはOregon大でもやっていなかったしやるつもりはない。と言いましたが、必要があれば出来るよ。とも言っています。Pat Shurmurにやらせる予定だけど、ダメそうなら自分でやると言う事なのかもしれません。


　トレードで獲得したArrelious Bennと1年契約延長しました。折角トレードで獲得しても1年でFAでは面白みが無いと思ったのでこの延長は歓迎です。来年渡すドラフト権がファイナルカットに残るか？と言う条件だと見る前に延長したのは失敗かもしれませんけれど・・・

　
　Conner Barwinの契約内容が出ました。
　サインボーナスは3ミリオン、ベースサラリーは今年0.7ミリオン、来年4.3ミリオン、2015年5.5ミリオン、2016年6ミリオン、2017年7ミリオン、最後に2018年8.5ミリオン、で2018年3月に1ミリオンのロスターボーナスの支払いがあるようです。
　サインボーナスと今年来年のベースサラリー、合計8ミリオンは保障されています。非常に格安な契約ですし、怪我などではなく、HOUの起用法に問題が有るのだとしたらDeMeco Ryansに続く素晴らしい選手補強になるはずです。

速くなきゃダメかな、やっぱり

　ドラフト権をよく見直してみたら7巡もう一個有りました。全部で9個のドラフト権を持っています。
1巡4位
2巡35位
3巡67位
4巡101位　
5巡136位
6巡はTBとのトレードで無し
7巡210位
7巡212位　CLEとのトレード
7巡218位　TBとのトレード
7巡239位　補填ドラフト権


　ドラフト2巡候補と見られているFlorida StateのE.J Manuelとプレイベートワークアウトと行う事になっています。
　スカウティングコンバインで6-4 5/8　237ポンド、40ヤード4.65を記録しました。Geno Smithの6-2 3/8 218ポンドで4.59 には及びませんが体格を考えればかなりのスピードを持つ選手と言えます。（もう一人、プライベートワークアウトを行ったArizona大のMatt Scottも6-2 1/8で213ポンド、4.69を記録しています）コンバインで40ヤード計測したQBで速い方から3人とワークアウトをした事になります。
　この事から見ても、QB選びはスピード優先なのは明白です。もちろん、GenoにManuelは1-2巡候補でパスも投げれますし、ScottもNick Folesが居た為に先発経験1年ですが十分な成績を残しました。
　逆に考えると、去年5.14だったFolesに居場所は無いと言う話になります。Dennis Dixonも速いですし（膝の手術で今どうか分かりませんけど）FolesとChip Kellyのシステムは合わない事をワークアウトのメンバーが証明しているようです。


　コンバインの身体検査で心臓に異常が発見されたUtah大のStar Lotuleleiともプライベートワークアウトをする事になりました。トップ5での指名が有力だったのですが、心室に欠陥が有り、血液を送り出す機能が弱い事が判明し、精密検査の結果 手術などは必要なくスポーツをするのも問題ない。と診断されたようです。が、心臓の検査をしておきたいとチーム側は考えるでしょう。
　4位での指名候補としてDLにもう一つ席が有りますからワークアウトをしておくのは当然の事です。


　FA戦線が落ち着いては来ましたが、まだまだスターター級の選手は市場にいます。OLをもう1枚取ってからFAに向かうと思うのですが、どうなるのでしょう？
　Howie Rosemanは18ミリオンキャップに残りが有る。と言っています。ドラフトといざと言う時の予備を考えても8-10ミリオン使うことが出来ますし、これでFA終わりではないと思います。

補填は7巡1個

　補填ドラフト権は7巡の一番最初を貰いました。あと少しで6巡だったかもしれません。
　これでドラフト権の順番が決まりました。Eaglesは8つのドラフト権を持っています。
1巡4位
2巡35位
3巡67位
4巡101位　
5巡136位
6巡はTBとのトレードで無し
7巡212位　CLEとのトレード
7巡218位　TBとのトレード
7巡239位　補填ドラフト権


　NYGから加入したKenny Phillipsの契約内容は1年2ミリオンと格安で、サインボーナスは無しのロスターボーナス1ミリオンと言う事です。しかも、そのボーナスは2月に支払われる予定、つまり実質1ミリオンでの契約です。まあ、良いシーズンを送った場合、2014年の補填ドラフト権狙いで1ミリオン支払いUFAで送り出すのも手だとは思いますけど・・・
　典型的な怪我の不安が有ったり前年不振の選手がスターターを取れそうなチームに移って活躍し来年FA戦線で大金を掴むのが目的の契約となっています。実際、うちならばスターター取れるでしょうし、健康面の不安が無いならば来年のFA戦線でそれなりの金額を手にするでしょう。


　一通り大きな穴を埋めた事で1巡4位Geno Smith指名の話が再燃して来ました。先日行われたプロデイの前にチーム首脳勢揃いで出向きプライベートワークアウトをしたそうです。
　ワークアウトの出来は良かったようです、元々がパサーなのでパスの正確性を見るテストで上手く行くのは当たり前でしょう。
　地元紙には、Genoに対してこう言うプレイをしてくれ、こう言うルートのパスを投げてくれ、と言った新しい事に適応出来るかを試して、Chip KellyはGenoの頭脳面をチェックした。と有ります。パスを投げるのは問題ないですし、走ろうと思えば走れる。そしてシステム変更やオプションでの判断と言った頭脳面のチェックに合格したならば4位指名の可能性も有ると思います。
　1巡QBから2-3巡でOLとCB。Sを2枚埋めた事で1-3巡でCB1枚取ればDB大丈夫でしょう。CBとOLは2-3巡までタレント豊富と見られていますし、不作かつニーズのQBを真っ先に取る可能性は低くないはずです。

キャンプ地変更など

　FAでの動きは有りませんでした。次はOTを狙っているのではないか？と見られていますが、動きが有ったかよりもOLのデプスを見れば欲しいのは明らか。と言う事でしょう。

　Brian Westbrookが脳震盪が原因で短期記憶障害を持っている事を公表しました。2009年2度脳震盪で戦列を離れたのですが、その時に復帰を急いだのが良くなかったと考えているようです。
　引退の理由は脳震盪ではなく膝や足首の怪我だと思うのですけれど、脳震盪の影響に苦しんでいるのだとすれば早い引退も正解だったのかもしれません。


　キャンプ地として使用してきたLehigh大の使用を中止して、今年から普段使っているチームの練習施設NovaCare Complexを使う事になりました。
　屋外3面、屋内1面の広さを持つ練習施設が有りますし、練習と言う意味では全く問題ないはずです。ただ、練習台になるようなルーキーFAの住居とかに少し費用が掛かるかもしれませんけれど。
　そして、基本公開だったキャンプの練習は基本非公開になりLincoln Financial Fieldを使う時だけ公開する事になりました。航空写真を見てもチームの施設にファンを収容する場所は無いですし、少数のファンだけが招待される形で見学する事になる見込みです。また5回予定されているLinksでの練習は去年までの有料公開練習とは違うものになるそうです。
　契約とか問題が有ったのかもしれませんが、去年起こったAndy Reidの息子の薬物使用死を問題視したのか、Chip Kellyの意向かどちらかでしょうね。現地でLehighまで行くようなファンには残念な変更になりそうです。


　3-4を基本とするのでしょうけれど、4-3とのハイブリットにすると公言されています。4-3の時にRDEの更に外にセットしてパスラッシュを狙うWLBの事をBilly DavisはPredatorと名付けているようで、Connor Barwinはその任務に適任だと考えているようです。
　4-3ですから、Trent ColeをRDEに入れてその外にBarwinを置く事になります。名前だけでもパスラッシュが効きそうですけれど、基本が3-4なのですからPredatorをセットする機会がどれだけ有るのかは疑問です。
　同時に、3-4のOLBを争う3人Cole,BarwinとBrandon Grahamのうち誰がバックアップに回るのか？この答えは出ていません。去年契約延長していなければCole放出の話題になるのでしょうけれど、ゴーストが大き過ぎて現実的では有りません。3人併用で上手く使えれると考えての補強なら良いのですけれどね。