イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

普通に12時に寝てました・・・

2012-12-11 09:09:00 | イーグルス
 3勝9敗で迎えたTB戦、試合があるのを忘れていたとか、そろそろ木曜日の試合だったよな。と勘違いしてたとかではなく、単純に寝てました・・・
 結果はラスト2秒からのTDが通って大逆転23-21で勝利しました。4勝9敗となりました。

 Jim Washburnの解雇でワイドナインを継続するのかをまず見たのですが、ワイドナインらしいDEのラッシュも残しつつ、基本的な4-3ディフェンスに戻しつつある印象です。Brandon Grahamがややパスラッシュ時に正面から行き過ぎているようにも見えましたが、アングルの付かない位置からのラッシュに残りの試合で慣れてもらうのも来年に向けて良い勉強となるでしょう。
 そして、少しDLの幅を狭くした割にランを出されました。すでに1000ヤードを突破している1巡ルーキー(ドラフトの時欲しかったのですよこいつ)が相手でしたけれど、まだDTとDEの間を抜かれる場面が多過ぎます。ニッケル隊形からのオフタックルのランをどう止めるのかは今後も課題になり続けそうです。

 DRCがよく相手に食らい付くの大してNnamdi Asomughaは良くないプレイが目立ちます。このオフDRCと契約延長すればAsomugha解雇、DRCと延長しなかったらAsomugha残留と予想しているのですが、DRCを残すのが年齢的にも正解なのでしょう。
 これまでCBとしてはほとんど使われていなかったCurtis Marshのプレイタイムが少し増えました。まだまだ甘いですけれど、良いプレイも少しはありました。ただ、スターターで使うようなプレイではないですし、RBからのコンバート組ではありますが、3年目が有るか微妙です。

 Nick Folesですが、300ヤード超えたのはJeremy MaclinとJason Avantのナイスキャッチのおかげです。ルートと言う点でも投げやすいコースを走ってくれていますし、FolesとMichael Vickの感性の違いをシステム的にも相性的にも分かり始めたのかもしれません。併走状態でWRの内側に投げるのがFolesの持ち味ですし、この試合でもそういうパスが何度も通りました。
 最後のドライブ、残り30ヤードくらいからのてきとーに放り込むだけの15ヤード連打、結果通って2ヤードまで進んだのですけれど、あれ普通ならどこかでINT食らってゲームオーバーです。INTは食らわない所に投げているのであれば良いのですけれど、ターゲットが全く居ない場所に投げていましたし、多分見えていないのでしょう。相変わらず25ヤードを超えるとコントロールが甘いですし、本来逆転を演出するタイプではなく、リードを守るタイプのQBでしょう。

 Bryce Brownはこんなものでしょうね、この試合ショットガンから手渡されるランを囮にしてのWRスクリーンを結構使いましたが、さすがにデビューから2試合100ヤード越えで研究されていました。
 飛び抜けたスピードもないですし、大外を回って振り切るスタイルで固めるのには反対です。オフタックルを突いてからダメならもう1個外に逃げる、最初から逃げているのがOLの問題か変な癖が付いているのか、修正が必要です。

 ルーキーを引っ張るベテランWRコンビが良い仕事をしました、ディープへのコントロールが甘いFolesだとDeSean Jacksonよりもこの2人の方が上手くマッチするのかもしれません。来年FolesがエースQBになるのであれば、DeSeanとのコンビを熟成させるでしょうけれど、現段階ではルート取りの良い2人が良いのでしょう。
 Damaris Johnsonが入った時にはAvantがスロットに入り、Damarisはひたすらデコイでした。DeSeanにデコイやらせると不貞腐れますから、そういう意味でもDeSeanが居ないマイナスは小さいのかもしれません。

 OLはブリッツ素通りでランは押せない状態に戻ってしまいました。来年怪我人が戻ってきてからどれだけ回復するのか、もう今年良くなる事は期待しません。


 ドラフト順位から見て、この勝利に意味は無い。と言う声を地元でも見るのですけれど。私は1巡1位を狙うような状況ではないと思いますし、勝てる試合は勝って良いと考えています。Andy Reidもどうせ来年居ないですし、勝っても負けても関係ないですから再就職の為に勝てる試合は勝ちに行くでしょう。
 ドラフトの時にもう1個負けとけば、と思うのかもしれませんけれど、シーズン中は全力でプレイして勝ちを目指す。これをしないと来年以降残ってプレイする選手に悪影響が出ると思うのです。



 Yoheiさん、ウオグルガングでのお肉代金おいくらでしたでしょう?あのお店はYoheiさんのカードで払ってもらったと記憶しています。連絡下さいませ。

食べてばっかり・・・

2012-12-09 04:58:00 | イーグルス
 旅行の写真を適当にアップしてみます、試合中の写真はぶれていて使い物にならないで観光の写真が多くなります。

 泊まったガーシュインホテルはどこのガイドブックにもアートホテルとして載っていたのですけれど、部屋にでっかいおっさんの絵が・・・ずっと見られてます

ロビーや通路、階段にエレベーターの中、そこら中に変な絵が飾ってありました。

 ニューヨークに行くたびに食べるチャイナタウンのお店、お客も中国の人ばかり。アヒルの丸焼き(これで10ドル)



 感謝祭特別メニューのターキーメインのコースを有名店のBLT Steakで食べました。
フォアグラのパテ

ブルーチーズのリゾット

メインのターキー、左が腿肉、右が胸肉、つけあわせのほうれん草のバター煮が美味しかった


 便利な所じゃないのに毎年お腹がすく頃に通りかかって食べてしまうMurrays Bagelsのベーグル。オニオンベーグルに卵焼きを挟んだだけなのになぜか美味しい。


 ウオルフガングステーキハウスの馬鹿でかいデザート、チーズケーキとティラミス



 ゴスペルツアーで行ったハーレムのレストランのランチ、マンホールワッフルにフライドチキン。来年銀座に支店を出すらしいけど、日本人にこのボリュームは無理だと思う・・・



 SuperDayと言うブランドの服、勘違い系漢字が随所に取り込まれてます



 ニューヨークからフィラデルフィア移動中のバス、対岸からマンハッタンのビル群


 DEの幅はワイドナインと一緒だけど、DTが真ん中をしっかり守ってる・・・なんでうちはこれが出来ないんだろ?

 これくらいの幅のセットで十分だと思うのに


 NYGのパスプロが完璧過ぎます



 Dunlapは本当にでかい


 練習中ひたすら踊ってたDeSean



 まじめなMaclinはフィルムチェックをします、DeSeanは座ると下向いて動かない


 Muddはポジション関係なく怒鳴りまくる


 Bryce


 Staley太ったな・・・


 OLの輪の中にBellの姿無し・・・本当にずっと一人ぽつーんと立ってた



 タイムアウト中の打ち合わせ






良い旅行になりました

2012-12-07 03:10:00 | イーグルス
 旅行も終盤の日曜日、朝からハーレムの観光と教会で行われる礼拝・ゴスペルを見学しに行ってきました。
 荘厳と言うよりは、楽しく歌いながら神への感謝と聖書の教えを勉強する歌と言う印象でした。

 ゴスペル鑑賞をした教会


 その後、NYで一番大きなデパートメイシーズを全部歩いて周り、市場で買い物をしてGB@NYG戦に向かいました。前回のNE@NYJ戦ではバスで移動したのですが、地下鉄を使ったほうが便利と教えてもらったのでPenn STから乗り継いで電車で移動。直通のバスとは違い一回乗り換えが有りましたが、輸送能力が段違いの鉄道を使った事で待ち時間もほとんど無く往復できました。
 座席はエンドゾーン側の2階席2列目、やっぱり縦にフィールドを見ると広いフィールドをDBのカバーでシャットアウトするのは難しいのが分かります。パスラッシュでプレッシャーを掛ける事が重要なのを実感しました。





 試合はNYG側がライン戦を制して圧倒する試合で、隣に熱狂的NYGファンが座っていたのですが、勝利を確信するとさっさと帰っていきました。シーズンチケットを持っているような地元の人は勝っても負けても勝負がつくと帰ってしまうのは渋滞とか理由は有るのでしょうけれど国民性の違いを感じます。大敗したら帰るのも分かるのですけれどね。
 帰り道もスタジアムから乗り継ぎ駅までの直通臨時列車はフル稼働、乗り継ぎのシコーカス駅からマンハッタンのPenn駅までの臨時便も増発されてほとんど待ち時間無く帰る事が出来ました。

 月曜日、バスでNYからPhiladelphiaに移動、順調に2時間で到着しました。その後Maknavさんと合流して地元のフードコートでチーズステーキの昼食、2年前NBA76ersのスタジアム、去年は本家といわれるJim's Steakで名物のチーズステーキを食べたのですが、今回のが一番美味しかったです。まあ、オプションのマッシュルーム炒めやチーズ増し増しにした(なんとなく店員の言うとおりにしてたらチーズ2倍になってただけなんですけどね・・・)事が美味しかった理由かもしれませんけど。

 その後、市街地のスポーツショップでEaglesグッズを買い物して、ロッキーで有名な美術館の階段でガッツポーズの記念撮影やロッキー像を見てからリンクスへ向かいました。
 スタジアムの中に入ると無料のフェイスペイントをやってくれるテントがあり、ほとんどの人がワンポイントでEaglesのロゴとかを入れてもらっていたのですが、後ろの方でYoheiさんとMaknavさんが全面ペイントしちゃう?なんて話をしていたので、一番派手な蜘蛛の巣ペイントをしてもらう事に・・・そしたら2人は普通の緑と白の塗り分けで一人ド派手なペイントをする事になりました・・・・・・
 派手なペイントに日の丸鉢巻の変な奴が最前列に並んでいたら当然注目を集める訳で、ESPNの放送開始で使うファンの10秒チャントの撮影とかもしました(マンデーナイトフットボールの歌の中とかで出てくるファンの映像撮影)だったのですけれど、10秒何か喋ってといきなり言われて撮影したのですけれど、アドリブの10秒は長かった。5秒くらいで考えていた事は叫び終わり最後はGoEagle GoEagleと言ってるだけになってしまい不採用に終わったようです・・・
 その他、タイムアウト時に観客をアップで写すのにも抜かれたりしたのですけれど、カメラに気がついたらもうアングル変えられていたりしました。













 ほぼ選手目線に近い1階最前列40ヤードラインだとプレイを見るには不向きで、ワンプレイ毎にリプレイを見る感じでした。ただ、ベンチ内の雰囲気は本当に身近に感じることが出来ます。敗戦濃厚な中でBrent Celekがベンチの端から端まで声をかけて回っていたのと、Nick FolesとTrent EdWardsがMarty Mornhinwegが打ち合わせをしていてもそれに参加しようともしないMichael Vickの姿が印象に残りました。
 そして、相変わらず試合中いつも怒鳴り続けているHoward Muddですが、OLを集めての指導でDemetress Bellだけがいつも蚊帳の外と言う感じで輪の中に入っていないのも目に付きました。
 そして、去年の試合ではほんとうに一度もベンチの方を向かなかったように思えたAndy ReidがBryceがファンブルした時に慰めに来たのも珍しかったです。その後2度目のファンブルをしてしてしまったのですけれどね・・・
 Philadelphiaでは、パブとか午前2時までで閉店と決まっているようで、試合終了後に行く場所がなかなか見つからなかったのですけれど、ホテルのラウンジで少し飲みながら話をして解散。翌日は朝の電車でNYに戻り、そのまま地下鉄で空港へ向かいました。


 NYでの2試合は3階でしたが50ヤードラインの最前列、ゴール裏の2階席と試合展開が良く見える席で普段見えないパスカバーをじっくり見て、Eagles戦はベンチの動きを含めた選手の表情をメインに見る事が出来ました。3回目になる現地観戦旅行、NFL3試合NBA1試合の試合観戦(NHLがロックアウトで見れなかったのは少し残念ですが)も楽しめましたし、NY観光も十分な時間を取れて楽しむことが出来ました。
 HCが変わるでしょうし、再建期に入ることが濃厚ですけれど、時間が作れるのであれば来年も観戦旅行を企画する予定でいます。スケジュールに左右される面が強いですが、来年はもう少し早い時期の旅行にしましょう。試合の間は興奮していて問題なかったのですが、やっぱり11月後半のナイトゲーム3試合は寒いです・・・

血の入れ替えは難しい

2012-12-05 07:50:00 | イーグルス
 ワイドナイン導入のきっかけになったJim Washburnを解雇し、引退していたTommy Brasherを呼び戻しました。検索したら2006年の春に64歳で引退と書いてますから今72歳と言う事になります。コーチとしての手腕は素晴らしいですし、暫定コーチとしては若手を指導してくれるでしょう。
 Jason BabinとWashburnの解雇でワイドナイン色が薄くなるでしょう。が、負け越しチームでAndy Reidの退任も決定的なチームが今更何を変えようというのか。若手DLなどにワイドナインの変な癖を付けないで次の政権に渡そうとでも言うのか、単純にReidお友達内閣の癖で言う事を聞く人材を近くに置きたかったのか、あまり意味が分かりません。
 どうせなら、若手の有望コーチを使って、良さそうなら来年以降もDLコーチだけは留任と言うテスト期間にするのも有りだと考えるのですけれど、Reidがそんな事まで考える必要は無いですか・・・


 DeSean JacksonのIR入り、Babin解雇などでNEのPSからWRとOLを引き抜いています。試合に出るのかは不明ですけれど、能力よりもNEで過ごしてきた経験や習慣をチームに浸透させてくれればプラスの人事だと思います。


 次の政権がコーチは一掃するでしょうけれど、今のポジションコーチの能力不足がチーム低迷の大きな原因だと考えています。
 ReidとJim Johnsonの部下が何人もHCやコーディネイターとして引き抜かれたのですから人材不足になるのは仕方が有りません。が、Reidの元部下はその知り合いの紹介が無いと採用しない為にReidの手帳にはもう有能なコーチの名前がつきてしまったのでしょう。
 特に酷いのはDBコーチのMike Zordichです。選手としての晩年EaglesでプレイしていたゾーンカバーSだったのですけれど、強力なCBと若いSの調整失敗が現在の酷いパスディフェンスの原因なのは誰が見ても明らかです。特に、ここ2試合DLがプレッシャーを掛けられるようになってもカバーが良くならないのですからDBの責任は大きいです。Todd BowlesとZordich共に現役時代Sだったのに若手Sがまったく育たないのは残念です。
 そしてBowlesがDCに昇格した後、さらにDBの連携は悪化しました。Bowlesは他チームでDBコーチとしては能力は評価されてきましたし、Juan CastilloがDCの時代はサック無しが続いていたのもパスディフェンス悪化の要因とまだ擁護できたのですけれど、今のDBの酷さは救いようが有りません。
 となると、Zordichの能力が低い為にDBが機能していないという結論に達します。NFLでのコーチ歴の浅いZordichに任せたReidの責任は小さくないです。
 結局、コーチの引き抜きに対処する事がお友達内閣で柔軟に血の入れ替えが出来なかったReidの能力を超えてしまったのでしょうね。そういう点から見てもReid退任の時期が来たのだと思います。

 Reidが来年故郷の西海岸に戻ってSDのHCに成ると言う噂が出ていますけれど、今のReidには余程優秀なGMがアシスタントコーチ陣を構成してあげないと難しいでしょう。

弱いチームの負け方

2012-12-03 20:15:00 | イーグルス
 @DAL戦は今シーズン何度も見たリードして良い雰囲気の時間帯をターンオーバーから崩れて逆転負けを繰り返して27-31、3勝9敗となりました。

 先週に続きBryce Brownは24回で169ヤード2TDと活躍しましたが、またもやファンブルロストでリターンTDを貰ってしまいました。このファンブルが無ければ勝っていた可能性が有りますし、ボールセキュリティー指導をしているのか?コーチ陣の姿勢を疑います。
 ファンブルにだけ目をつぶれば、トップスピードのまま方向転換する能力は素晴らしいです。特別速くは無いですし、カットも手の届かない所まで消えるようなものではありませんが、スピードに乗ったままカット出来るのは素晴らしい素質です。
 ただ、インサイドをパワーで破る能力は無いですし、ボールの持ち方と言うよりも意識に問題が有ります。パワーも2年目へのオフに少しは付くでしょうし、ボールセキュリティー意識はコーチの指導しだいでしょう。

 Nick FolesはINT無しで251ヤード1TD、相変わらず球速は遅いですけれど、落とす所の判断はまずまずでした。良いOLに守られれば良くなる可能性のあるQBでしょう(Michael Vickはあまり変わらない)特に、この試合ではセカンドターゲットへのパスも増えています。切り替えとフィールドビジョンを磨く事がFolesには必要です。Jeremy Maclinへ珍しいディープ一発が有りましたけれど、あれを通せるようだと評価が一段階上がります。ただ、あの距離はプレシーズンからコントロールが甘いですし、脅かす程度で計算して投げるようにはならないですかねえ。

 Brandon Grahamが1.5サックと良いプレイを見せました。Jason Babinを放出して出番を増やした期待に答える仕事でした。Jerome McDougleのような怪我に泣かされるキャリアをなぞらないで済みそうですし、来年以降スターターに定着する可能性を見せ始めています。

 Damaris Johnsonが勝敗が決まってからですがついにやってくれました。久しぶりーのリターンTD、LeSean McCoyが復帰すればKRもBrandon BoykinからBryceに変わるでしょう。ここまで足を引っ張り続けたSTが武器になる可能性も見えました。

 
 あとは、とにかくNnamdi AsomughaとDRCを並べていてなんでこんなにパス通されるのか。特にTEに対してMicyel KendricksやNate Allenを付けてまったく太刀打ちできない場面。ディープでWRをCBとSどちらが付くのか見えてこない場面、ひたすらCBが付いたもののいくらなんでもその距離マンツーマンは無理だろうという場面。カバーの技術・システムの問題が相変わらず悪い方に目立ちます。