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血の入れ替えは難しい

2012-12-05 07:50:00 | イーグルス
 ワイドナイン導入のきっかけになったJim Washburnを解雇し、引退していたTommy Brasherを呼び戻しました。検索したら2006年の春に64歳で引退と書いてますから今72歳と言う事になります。コーチとしての手腕は素晴らしいですし、暫定コーチとしては若手を指導してくれるでしょう。
 Jason BabinとWashburnの解雇でワイドナイン色が薄くなるでしょう。が、負け越しチームでAndy Reidの退任も決定的なチームが今更何を変えようというのか。若手DLなどにワイドナインの変な癖を付けないで次の政権に渡そうとでも言うのか、単純にReidお友達内閣の癖で言う事を聞く人材を近くに置きたかったのか、あまり意味が分かりません。
 どうせなら、若手の有望コーチを使って、良さそうなら来年以降もDLコーチだけは留任と言うテスト期間にするのも有りだと考えるのですけれど、Reidがそんな事まで考える必要は無いですか・・・


 DeSean JacksonのIR入り、Babin解雇などでNEのPSからWRとOLを引き抜いています。試合に出るのかは不明ですけれど、能力よりもNEで過ごしてきた経験や習慣をチームに浸透させてくれればプラスの人事だと思います。


 次の政権がコーチは一掃するでしょうけれど、今のポジションコーチの能力不足がチーム低迷の大きな原因だと考えています。
 ReidとJim Johnsonの部下が何人もHCやコーディネイターとして引き抜かれたのですから人材不足になるのは仕方が有りません。が、Reidの元部下はその知り合いの紹介が無いと採用しない為にReidの手帳にはもう有能なコーチの名前がつきてしまったのでしょう。
 特に酷いのはDBコーチのMike Zordichです。選手としての晩年EaglesでプレイしていたゾーンカバーSだったのですけれど、強力なCBと若いSの調整失敗が現在の酷いパスディフェンスの原因なのは誰が見ても明らかです。特に、ここ2試合DLがプレッシャーを掛けられるようになってもカバーが良くならないのですからDBの責任は大きいです。Todd BowlesとZordich共に現役時代Sだったのに若手Sがまったく育たないのは残念です。
 そしてBowlesがDCに昇格した後、さらにDBの連携は悪化しました。Bowlesは他チームでDBコーチとしては能力は評価されてきましたし、Juan CastilloがDCの時代はサック無しが続いていたのもパスディフェンス悪化の要因とまだ擁護できたのですけれど、今のDBの酷さは救いようが有りません。
 となると、Zordichの能力が低い為にDBが機能していないという結論に達します。NFLでのコーチ歴の浅いZordichに任せたReidの責任は小さくないです。
 結局、コーチの引き抜きに対処する事がお友達内閣で柔軟に血の入れ替えが出来なかったReidの能力を超えてしまったのでしょうね。そういう点から見てもReid退任の時期が来たのだと思います。

 Reidが来年故郷の西海岸に戻ってSDのHCに成ると言う噂が出ていますけれど、今のReidには余程優秀なGMがアシスタントコーチ陣を構成してあげないと難しいでしょう。

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