イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

主力から壊れていく

2009-09-22 08:50:00 | イーグルス
 NO戦で怪我人が出ています、Brian Westbrookは手術をした足首の捻挫で同じ箇所を傷めているようですが精密検査は必要ない程度の軽症で次週のKC戦には出場予定です。Westbrookが退いた後LeSean McCoyがスピードに乗ったランを見せましたしKC戦ではMcCoyを多く使うかもしれません(と言うかそうして欲しい)
 フィールドに倒れて動けない状態だったAsante Samuelですが、痺れが出ていると言う事なので首にダメージが有るようです。ただ今の所KC戦には出場出来る見込みです。軽症のようでも練習をしてみると痛みが残る可能性の有る箇所なので火曜日の練習が終わった時にどの程度の怪我が分かるでしょう。
 5番目のCBとしてディフェンスで起用される事は少ないのですが、STではガンナーとして起用されているDimitri PattersonがSTでのプレイ中に指を骨折しました。今日手術をして3週間程度欠場するのではないかと見られています。
 そして最も重症ではないかと見られているのがDeSean Jacksonです。試合途中に足を引きずっている場面も有り、膝の捻挫でもしたのではないかと心配したのですが、そのままプレイを続行していたので大丈夫と思っていました。しかし、太ももの付け根の怪我でKC戦に出場できるかは不明です。今オフェンスで1番良い選手はDonovan McNabbではなくWestbrookでもなくDeSeanじゃないかと開幕前に評価した解説者が居たのですが、CAR.NO戦と2試合見ていて1番チームに貢献しているという意味ではDeSeanがチームを支えているのは事実でしょう。怪我を悪化させない事を優先すべきだと思います。

 McNabbは良くなっては居るが、まだ練習を再開する事は出来ないようです。投げる事は出来てもタックルを受ける事が出来ないと言う情報も有ります、KC戦も欠場させた方がシーズンを通じて見れば良い結果になるでしょう。
 McNabbが欠場した場合には多分Kevin KolbがスターターになるとAndy Reidは言っています。Micheal VickとJeff Garciaの準備が出来てもKolbを使うのは有り得ない話だと思いますが、NO戦を経験して良くなる事を期待しているようです。KC戦は負けられませんしKolbを育てるよりもGaricaの経験を使って欲しいと思います。

 主力に怪我が出続けています、4週目のバイウイークは早すぎて嫌だったのですがこの先はともかく今のチーム状況を考えると素晴らしいタイミングでの休養になりそうです。

劣勢でミスをしたら勝てませんね

2009-09-21 11:23:00 | イーグルス
 第2週のNO戦は22-48で負け、1勝1敗となりました。Donovan McNabbが欠場し3年目にしてKevin Kolbが初スターターとして出場しましたが391ヤード2TDと数字は残しましたが後半ブーイングを浴びる事になりました、スターターで使うにはまだ無理が有ります。
 今週もGamepassHDの回線に問題があり、前半はまだ見れましたが後半はブツ切れで固まっては動いたら2プレイ後のような状態でNFL.COMに抗議のメールを送ってから見るのを止めました。メールの返事は返って来ましたが、サポートオフィスへ連絡してくださいと言うたらい回しでしかありませんでした。

 まずは生中継で見ていた前半ですが、NO最初のオフェンスでTEへ3連発パスを通された時に止まらなくなるのは予想が出来ました。やはり7-12ヤードのゾーンに人が居なくなる欠陥は変わりません。突っ立っているだけのゾーンもどきよりも、マンカバーの方が良さそうに思えますが、TEをおとりに使って人数調整してのカウンターランなどを使われるのを警戒しているのでしょう。
 Trent Coleの素晴らしいサックを見た時には、今後も対面を圧倒し続ける事でロングパスを投げさせない事が可能かと期待したのですが、その後は外に出れないように守られ、あまり意味の無いスピンを繰り返しているだけになってしまい効果的にプレッシャーを掛けられなかったのは誤算でした。
 TDパスは両方ともに投げた方が上手いパスでDBはカバーのしようが無いパスでした。Drew Breesのような一流相手だから仕方が無い面も大いにあるのですが、だからやられても仕方が無いと言う訳には行きません。次回の対戦も十分に考えられますし今後の為にも対策を考えて欲しい物です。

 オフェンスではKolbはレシーバーの切り替えが下手でファーストターゲットに固執する面がはっきり出ました。リプレイでBreesとKolbを追った画像を見ると首を細かく動かして複数のターゲットを見る(または見るふりをする)事が出来るBreesとひたすら同じ方向だけを見ているKolbの差は明らかです。プレッシャー恐怖症は改善されました、まったく背後を見る気配すらなく前だけを見るように調整したようです。サックされれば即ファンブルの右手をぶら下げながらボールを持ついつものスタイルでうろうろしていましたが、前に集中する事でこれまでよりはターゲットを見れています。特に前半最後40秒でFGまで持って行ったシリーズでは前が良く見えていました、ショットガンで使うと落ち着いているように見えますしショットガンから10ヤード程度のパスを投げるカレッジ時代のシステムを取り込む事で活かす事が出来そうです。
 Brent Celekは本当に素晴らしいレシーバーになりました、L.J Smithを放出した時はどうなるかと思いましたが、L.Jよりもずっと頼りになるミドルターゲットになっています。タックルを受ける時のボールの持ち方もタックルが複数の時はしっかり両手で抱えるように持ち替えたりと成長が見られます。
 Winston Justiceは前半ノーミスの完璧な仕事をしました。Charles Grantを相手にしていますしRTのスターターを確保する事になりそうです。
 DeSean Jacksonの71ヤードTDはSがTE(かRB)に釣られて前に出た裏を突いた物でMarty Mornihnwegの作戦勝ちのTDでした。その後ランが出て、普通にKolbがパスを通し始めて良い循環を見せ始めたのですが、レッドゾーンになるとTDを奪う予感がまったくしませんでした。ランでもっと押してあげなければKolbでTDを奪うのは難しいです。

 ここまでがハーフタイムの間にまとめたものです。

 後半はいきなりファンブルロストから始まりました、Ellis Hobbsのファンブルは方向転換中で腕が離れた瞬間でしたし不運とも言えますがファンブルをしてはいけません。そして次のオフェンスでいきなりのINT,これはマーカーをずらしてDeSeanをダブルチームする罠にきれいにはまってしまいました。KolbはCBが下がるのを見て大丈夫と思ったのでしょうが、ターゲットを見すぎるので狙われるのは当然です。この2つのターンオーバーで前半4点差に凌いだのが全て消えてしまいました。ランもそこそこ出ていましたしボールコントロールしたかったのですがもう投げるしかない先週とは逆に立場になってしまいました。ハーフタイムで考えた作戦を根っこから変更しなければならない状況になったのも痛かったはずです。
 ここら辺からKolbへのブーイングが出始めます、Breesがここしかないピンポイントに投げ続けるのと比べれば不満が募るのも仕方が有りません。完璧なカバーをしているのに通されるDB陣にはつらい1日になってしまいました。
 Trent Coleは後半沈黙しました、外からOTを抜いた後の加速が売りなのですが外に半身ずらされて外だけは抜かさないように守られるとスピン下手・腕を使うにはパワー不足と悪い所が出て内側から抜けない欠点を露呈しました。同時にパスラッシュから前にステップアップして投げるBrees相手だと外から抜かれてももうそこにQBが居ないと言う場面も多く有りました。
 ワイルドキャットの見本市のような試合でも有りました、ロンリーセンターのような形を作ったり、リバースでKolbに渡して投げさせてみたりと手を変え品を変えワイルドキャットを使いました。Micheal Vick獲得でワイルドキャットを大量に用意している事だけははっきりと分かりましたし、来週以降はDeSeanとVickが小細工をし続けるのでしょうね。
 Kevin Curtisの不調が目立ちます、フック系はKolbの球離れの遅さでカットされ、縦で千切るスピードは有りません。15ヤードからのIN.OUTのカットの鋭さで引き離すのが持ち味ですし縦だけで使うのも間違っているのでしょう。ヘルニアで手術を繰り返していますしスロットで使ってあげたいのですが、リーグ屈指のスロットスペシャリストAvantが居るのでそれも出来ません。縦でつかうのならばJeremy Maclinの投入を考えても良いと思います。
 Asante Samuelが飛び膝をもろに貰ってしまいました、ヘルメットは被っているので重症では無いと思いますが首や脳震盪だとダメージが残るかもしれません。Brian WestbrookもオープンでCBと1対1の時に膝にタックルされてLeSean McCoyに代わりました。怪我の箇所は膝ではなく手術した足首のようですが次のプレイに参加していたので重症ではないと思います。

 ディフェンスは高さへの対応が出来ていない欠陥が表面化しました、Brees相手にブリッツを仕掛けても逃げられると判断したのは間違いでは無いと思いますが、ピンポイントに投げられてしまう結果になりました。怪我で楽なマッチアップだった筈のColeが止められてしまったのが誤算だったのでしょう。
 オフェンスはKolbがA.J Feeleyと同じ程度の事が出来るのが分かったのは収穫でしょう。ただ、ショットガンでないと使えないのは投げるしかないこの試合では問題になりませんが、ランを出してKolbを助けるというKolbを使う時の基本方針と反します。最後の連続INTは諦めましょう、あの点差では投げるしかないです。
 後半のファンブル・INTが無ければもう少し良い試合になったはずです。Kolbが勝てるQBではないとは思いますが、これまでよりはずっとまともな試合になりました。CAR.NOを1勝1敗は順当と言った所でしょう、次のKCからTB.OAKと3つ勝たなければならない試合が続きます。TB戦からMcNabbが戻ってくるでしょうしKC戦で誰がQBになろうとも必勝を期す1戦になります。

時間を潰す、事なんか考えてないでしょう

2009-09-20 07:49:00 | イーグルス
 多分夜更新が出来ないので普段より早めですがNO戦の予想をしておきます。

 ハンデは1点不利、ホームを考えれば4点不利となり戦力的には大分劣っていると見られています。

 うちはCAR,NOはDET相手に快勝しての2戦目、相手の差を考えればうちが下に見られる事は無いはずです。やはりDonovan McNabb不在の影響を重視しているのでしょう、ダウトフルですがKevin Kolbを起用する事が確定しているようです。そのKolbをAndy Reidがどう使うのか、ここが重要になります。34回投げて4INT、パスプレイ平均4.2ヤードが去年の成績です。カレッジがショットガンのチームでスプレットオフェンスがベースのKolbにMcNabbと同じシステムを当てはめるのは無理でしょう、3年目ですしそろそろ順応してくれるかもしれないと期待したのですが開幕戦を見ているとそうではないようです。ただ、2番手のQBでも緊急登板ではなく準備をさせた場合にはそれなりのプレイを引き出すのがReidの持ち味です。正確に集計はしていませんが、A.J FeeleyやJeff Garciaの長期リリーフ時はMcNabbよりも勝率が良いと思われます、まあMike McMahonなんかは失敗したのですけれど・・・
 Kolbのパスを活かすのであればショットガン主体にして、ランはドロー系中心にスクリーンで補う形を取るでしょう。Kolb最大の問題点であるパスラッシュを怖がるかパスラッシュを無視するかの極端なプレイしか出来ない点をショットガンで少しは補えます。また、プレイブックに忠実過ぎるのも問題です、開幕戦ダブルチームで挟まれてしまっている選手にタイミングパスを投げたりしています。大量リードでターンオーバーさえしなければそれで問題無い状況のプレイとは思えないミスを何度もしました。McNabbのプレイをそのままやっているのか、リリーフの時はこの程度とKolb緊急登板用のプレイなのかは分かりません。ただ、半分以上フラットかショベルかスクリーンと後ろにしか投げてないのはどう言う事なのか良く分かりません、
 Feeleyを放出してKolbを残したのですから(2巡でも3巡でもダメならすぐ切るチームです)Kolbの方が上と判断しているはずです。今回は練習全てKolbがファーストチームに置いていますし、Kolbの能力に見合ったプレイを用意しています。Feeleyも出てきた時はMcNabb.Koy Detmerと怪我をしてシーズン終了と思いました、Kolbも自分のプレイをすれば通用すると周囲にアピールが出来れば2年後に全員契約が切れるQB陣の次期エース候補としてのポジションを確保する事になります。
 足が速くないKolbを使うにはこれまで以上にパスプロテクトが重要になります。ランでは押せなくても堅実な中央部は大丈夫でしょう。問題はCharles Grant.Will Smithとマッチアップする外側です、Jason PetersはJuluus Peppers相手に奮戦しましたがWinston Justiceがどうなのかは不安です。Kolbの決め打ちパターンの中にボールアウトからサイドライン際への7ヤードが有りますが、Justiceではロールに付いていけず一直線に抜かれてしまうかもしれません。また開幕戦のメインターゲットになったBrent Celekをブロックで使うのは勿体無いですし、スロットのJason Avantを下げてLeonard Weaverを入れるのも本末転倒になる危険が高いです。コーチ陣がどれだけプロテクトが持つと計算してプレイを調整しているのか、それが正しいかどうかもKolbのプレイには大きく影響してくるでしょう。

 ディフェンスは去年13サックしか浴びていないのは素晴らしい数字です。OLも良いのですが、Drew Breesのポケット内での動きの良さとサックされる前にオープンを見つける事が出来る視野の広さが素晴らしいのでしょう。ただプロボウルLT Jammal Brownは欠場です、開幕戦もう1人のプロボウラーJordan Grossを圧倒したTrent Coleを止める事は出来ません。サックを奪えなくてもプレイ選択を狭くする事は出来るでしょう。かといって、ショートを厚めに出来ないのがBreesの怖い所です。ポケットで時間が与えられなくても緩く長いパスをDBには届かずWRには届く位置に置いてくる事が出来るのでショートで網を張ると一発を貰ってしまいます。同時に、今良いQBと悪いQBを見分ける1番簡単な方法だと私が考えている、ポケットの外ではなく前にステップアップしながらラッシュを避けて投げる能力、これはリーグで1番ではないかと考えます。DTはOL中央をコントロールし、DEが外から回りこむディフェンスシステムですがこの試合ではDTが内側を突破する事も要求されます。
 そしてCARには無かったレシーブTEをNOは持っています、NYG時代からの天敵Jeremy Shockeyは足首の怪我をしているようですが開幕戦2TDを記録しています。Omar Gaitherが相手をする事になるのでしょうが、サイズの差は大きいですしある程度やられるのは仕方が無いと割り切る必要が有ります、無理に止めに行けば全体が崩れてしまうでしょう、ダブルチームしてでも止めに行く時と通っても仕方が無いと考える時とのメリハリが重要だと思います。

 Jake Delhommeと違いBreesはパニックに陥らないQBです、CAR戦のようなターンオーバー奪取は難しいでしょう。そして点の取り合いになればMcNabbを欠いて爆発力の無いうちが不利になります。ランで時間を使ってロースコアゲームに持ち込みたい所ですが、Reidはそう言う試合でも普段通りのプレイコールをしますしSean McDermottはEaglesのDCがどれだけ激務なのかを実感する事になるでしょう。

Stacyが悪いのかGillesが良いのか

2009-09-19 03:57:00 | イーグルス
 書こう書こうと思ったまま、書く時になると忘れてしまっていたのですが、DeSean JacksonがST Player of the weekに選ばれました。85ヤードPRTDを評価されたのですが2年目にして初のPlayer of the week選出です。レシーブ記録は寂しい開幕戦でしたが、それを埋めるのに十分な一発でした。縦のスピードでCBを置き去りにする事は少なく、ロングを取る時はSの守るゾーンに飛び込む事が多いのはトップスピードを維持するよりも一瞬の加速が有るからなのでしょう。リターンは怪我が多いのでエースのDeSeanには卒業して欲しいのですがああいうリターンを見せてもらうともっと見たいと思ってしまいます。Jeremy MaclinやEldra Buckley(リターンやると言う話を聞いたことは無いですけど)辺りが同じようなプレイをしてくれれば言う事なしなのですが、あのレベルのリターンが出来る選手はそう簡単には見つかりません。

 Stacy AndrewsからMax Jean-GillesにRGのスターターが入れ替わるかもしれません、Nick Coleを含めた3人でローテーションして使う事になるようです。普通OLはスターターを固めた場合には休ませたりせずに出続ける事になります、タイミングを合わせたりブリッツの対処など個々の技量とは別のユニットとしての熟成が必要なポジションだからなのですが、3人で2つのポジションを埋めると言うのは珍しい使い方です。Stacyの手術した膝の状態が悪いと言う事ではないようですが、開幕戦でStacyのパスプロテクトが破綻した印象は無いのでランで押せなかったと判断したのかもしれません。Gillesを入れるのは去年スターターとして実績が有るので問題ありませんが、その時はStacyをRTに回してWinston Justiceを下げると考えていました。OLの序列が予想とは違ったものになっているのかもしれません。

 Donovan McNabbはダウトフルと公示されました、本人は出たいようですがNO戦は欠場になるでしょう。他にはTodd Herremansはアウト、Joe MaysとQuintin DempsにVictor Abiamiriがクエスチョナブルになっています。Abiamiriは練習で腿を痛めたようでJason Babinが出場する可能性が高くなりました。

レギュラーシーズンクイズのお知らせ

2009-09-19 00:57:00 | イーグルス
maknavさんからオフシーズン篇に続きレギュラーシーズン・プレイオフ篇のクイズを作って貰いました、連休ですし3週目のKC戦が始まるまでの応募としましょうか。

遅ればせながら懲りずに2009(シーズン編)作ってみました。あせって作ったのでちょっと面白みにかけるかも。無視してもかまいません。
(1)FSはMachoが最後まで守る
(2)Vickがrunで2TD以上とる
(3)Samuelは10INTに達する
(4)DeSeanが1200yardを超える (パスレシーブヤードで)
(5)Westbrookがいつもどおりregular seasonで2試合以上休む
(6)Kolbはシーズンの終わりには2番手QBの座を失っている
(7)Flea FlickerのTDが1度はある
(8)Regular Seasonで勝ち数10かそれ以上
(9)NFC Eastで5勝かそれ以上勝つ
(10)SB制覇!

優勝者には僅かばかりですが賞品を用意しますので奮ってご参加ください。