イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Shawn出るらしいです

2009-09-10 21:27:00 | イーグルス
 CAR戦に向けて今年初のインジュアリーリストが発表されました。足首の手術を8月中旬に受けたTodd Herremansは欠場、Joe Maysも肩の怪我で欠場となっているのですが、Maysがいつ怪我したのかが良く分からないそうです・・・2-3週欠場になるかもしれないとの事です。
 他にはKevin Curtis.Darren Howard.Mike Patterson.Leonerd Weaver.King Dunlap.Moise Fokou.Winston Justice.Dimitri Patterson.Tracy Whiteとリストに名前が有りますが全員が練習に参加しているようで試合には出れるでしょう。

 ポジション分析の続きです

CB Asante Samuelはプレシーズンでも本番さながらの迫力を見せました、Brian Dawkinsがチームを去りディフェンスの顔となった事で気合が入っているようです。細かい怪我が多いのであまりやる気になるのもどうかと思うのですが、ランプレイで積極的にタックルに行く姿勢は若手が多いチームに良い影響を与えてくれるでしょう。去年は浅いゾーンだけを完璧に守る事が仕事でした、今年どう使うのかは開幕戦を見るまで分かりません。
 2番手はSheldon Brownになりそうです、肋骨の怪我でプレシーズン後半休みましたがランディフェンス・パスカバーの総合力ではリーグ屈指のCBですしスターターを守りました。かつて苦手だった縦へのボールの処理も上手くなりましたし、まだまだ少ないですがINTも増えてきました。契約への不満からシーズン終了後に放出される可能性も有ります、今年は印象だけでなく数字に残る活躍を狙っているでしょう。
 NEのスターターEllis Hobbsは5巡2個の格安条件でトレードされました、契約最終年度と言う事もあるのでしょう。KRで去年AFC1位になったスピードは素晴らしくパスカバーではSheldonより上かもしれません。リターンでは味方を上手く使ったルート取りが印象的です。
 長期契約を与えられらものの、Hobbsの加入で4番手扱いになってしまったJeselio Hansonをダイムバックに置く事になりました。エース級には歯が立たないが2,3番手はしっかり抑えるカバーと鋭いブリッツが持ち味です。ダイムとしてDB6人目で入る時にはCBブリッツ要員として使われる事が増えるでしょう。
 WAS.MIN.KCでPSと53人枠を行ったり来たりしていたDemitri Pattersonが5人目のCBとして生き残りました。2005年のルーキーFAとして契約してその年2試合、その後MINのPSで1年、2007,8年はKCで20試合出場しています。4年間で30タックルの記録ですしCBとして使われたのかST専用だったのか微妙な所でしょう。ただ上4人がスターター級の実力者ばかりですし追い抜くのはかなり難しいです、怪我人が出た時の穴埋め要員でしょうし、他のポジションに怪我人が出た時には解雇される候補の1番手となりそうです。
 契約問題のSheldon,契約最終年度のHobbsと来年2人居なくなるかもしれない状況です、どちらかは引きとめる事になるでしょう。SheldonとHobbsの使い分けを見たかったのですがSheldonが怪我でプレシーズン欠場した為に見れませんでした。ニッケルではHobbsが外でSheldonがニッケルに入るかもしれませんし、サードダウンでHobbsが入ってくるような事も有るでしょう。LBが手薄でCBが充実していますしニッケル体型を多用するシーズンになりそうです。

S Dawkinsを引き止めなかったのは2年目Quintin Dempsに目処が立ったからと見られていました、しかしDempsはプレシーズンゲームで活躍出来ずに開幕直前スターターから降ろされました。Dempsはカレッジ17INTのビックプレイメーカーと言う肩書きなのですが、ディープでの1対1の時の追い方が下手でボールとレシーバーを見る目線に違和感を感じます。タックルは良いので、FSでディープをカバーさせるよりもSSで前を向かせてINTを狙わせるような使い方の方が良いのかもしれません。
 そのDempsを引きずり落としたのは5巡指名のルーキーVictor"Macho"Harrisです。CBとしてAPのオールアメリカンセカンドチームに選ばれた実績が有るのですがスピード不足と見られ5巡まで落ちました、元々CB/FSとして使えると言われていましたし、指名の時にはHobbsのトレードは成立していたのでFSとして育てる事になります。FSとしての経験は浅くどれだけのプレイが出来るのかは未知数ですがハードヒット出来てカバー範囲も広いと評価された模様です。
 SSは去年のAPオールプロセカンドチーム(笑)Quintin Mikellが務めます。STキャプテンからSean Considineのバックアップ、そしてオールプロと奇跡の成長を続けるMikellはDawkinsと同じブリッツからランサポート、パスカバーまでを担当する切り札としての使われ方になります。MLBが怪我の為にランサポートが増え前に置かれるとは思いますが、FSもルーキーで経験不足なので縦横無尽に動き回る事になるでしょう。
 CLEからFAで来たSean JonesはDempsとスターター争いをするはずでしたが、プレシーズンゲームの出来があまりにも悪くあっさりSSの2番手に落ち着きました。CLE時代はプロボウル候補と言われた時期も有り3シーズン連続で4INT以上を記録したビックプレイメーカーなのですが動きにスピード感が有りません。3-4からのシステム変更に手間取っているのならば今後良くなる可能性は残ります。
 本当にHarrisで良いのかは開幕戦を見るしか無いでしょう、練習でもファーストチームに入った事が無かったのですからどう使われるのか全く予想できません。Stewart Bradleyの怪我でMikellがLBの補佐をする事になるでしょう、その分CBとFSがパスカバーで負担を増す事になります。そう言う事情をふまえてCB出身のHarrisを抜擢したのではないかと推測します、Dempsは縦には速いけれどもカバーと言う点では腰の回転が悪いですから。

ST David Alersは40ヤード以下はオートマチックですがそれ以上の距離での成功率が年々落ちています。そしてプレシーズンゲームでは決めれば勝ちの37ヤードを外してしまいました。これは今までのAkersでは見られなかったミスで勝負強さが売りだったのですがそれも失うようだと本当に次を探さなければなりません。
 Sav Roccaもオーストラリアから来て3年目、慣れと年齢的衰えどちらが勝るか微妙になってきました。良い試合は良いが悪い試合はミスパント連発と不安定さが解消されません。こちらも後継者探しをするか今シーズン次第でしょう。
 Jon Drenbosはラスベガスでの手品を優先してミニキャンプを休んじゃいました(収入はショーをやっていた方が良いらしいです)それでも夢だったNFLでのプレイを選んでいるのはやる気が有るのか無いのか良く分かりません。LSとしてスナップミスをしないのは良いのですが、去年は2度簡単に押し潰されてFGブロックを貰いました。すこしはパワーアップしてくれていると良いのですけれど。
 PRはJeremy Maclinが受け持つ予定でしたがDeSean Jacksonがやりたいと言い出したようです。エースレシーバーにPRはやらせたくないですが、リターン能力でははるかに上でしょう。
 KRはDempsがスターターから落ちた事でDempsに成ると思われますがHobbsのフィールドビジョンも素晴らしくどちらを使うかは贅沢な悩みになりそうです。
 リターンは本当に充実しました、誰を使っても平均以上のスピードを持っています。ただK.Pは高年齢化が進んでいますし入れ替えの時期です。Akersの実績は変え難いでしょうし、先にRoccaの代わりを探す事になるのでしょう。