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S売り切れ間近

2015-03-14 13:49:00 | イーグルス
 DeMarco Murrayの契約詳細が出ました。サインボーナスは5ミリオン、契約後すぐのロスターボーナスが3ミリオンで合計8ミリオン。ベースサラリーは2015年が1ミリオン、その後は7ミリオン、7.5ミリオンx3年になっています。
 保障は18ミリオンでサインボーナスとロスターボーナスに2015+16年のベースサラリー+17年のうち2ミリオンとなっています。2017年の3月までロスターに居た場合はベースサラリーのうち3ミリオンが保障されます(合計で5ミリオン保障と言う事になります。キャンプで怪我した場合などでも支払われると言う事です)
 出来高は1250ヤード走ると0.25ミリオン、1450ヤード走ると0.5ミリオン支払われるようです。



 他所のチームの事は基本的には書かないのですけれど、Nate Allenにサインボーナス4ミリオンで4年23ミリオンとか凄い事になってます。うちはこんな凄い選手をFAで逃がしてしまった・・・のかなぁ。



 それはさておき、Sが一気に売れました。DENからDBコーチが来たのでRahim Moore、システムからDa'Norris Searcyを1年3ミリオン程度で取れたら十分と見ていたのですけれど、昨日1日で消えてしまいました。
 これはまずいです、ドラフトのSは不作のようですし、FAで取り損ねるとEarl Wolffを使う事になります。どうするつもりなんだろう・・・

Maxwellは3年32+オプション3年

2015-03-14 06:54:00 | イーグルス
 DeMarco Murrayとの契約は5年42ミリオンで21ミリオン保障(怪我、本人責任の離脱時は少し減るようです)年度毎の詳細はまだ出ていません。
 DALの強力OLの援護も有りましたがリーディングラッシャーを獲得したMurrayの加入が戦力としてマイナスのはずが有りません。
 2011年の3巡指名でOklahoma大からDAL入り、13.14と2度プロボウルに選ばれAPのOffensive Player of the YearやALL PROにも2014年選ばれています。
 5-11 5/8 213ポンドで40ヤード4.43、ショートシャトル4.18、スリーコーン7.28、垂直飛び34インチ、幅跳び10フィート4インチ、ベンチプレス21回を記録しています。

2011年 12試合出場 164回 897ヤード 平均5.5ヤード 2TD
2012年 10試合出場 161回 663ヤード 平均4.1ヤード 4TD
2013年 14試合出場 217回 1121ヤード 平均5.2ヤード 9TD
2014年 16試合出場 392回 1845ヤード 平均4.7ヤード
 パスレシーブは13.14と50回以上を記録しています。

 392回走らせたのは明らかに使い過ぎ、FAで出て行くんだから使い切れ。そこまでシーズン中は考えてないでしょうし、16週目まで地区優勝が決まっていない状況でしたから休ませる余裕なく使っただけでしょう。疲労に対して数字が落ちらタイプかどうかは今年使ってみてからになります。
 ですけれど、Ryan Matthewsと併用になりますし1試合20キャリーでしょう。フレッシュな状態を維持して使い続ける事になるはずです。


 RyanとMurrayの併用、1試合75プレイしたとして、Murrayが20、Ryanが15、Darren Sprolesが5回ランで持てばラン40回、パス35回で55:45のような割合になります(大雑把な仮定ですけれどね)耐久性に問題が有る3人併用ですが、この程度のキャリー数で無理させなければ怪我の確率を下げる事は出来るでしょう。

 Frank Gore加入の話からINDに取られ、Ryanと契約、そしてQBトレードで元同僚のMurray獲得へ。この流れの中で、GoreとRyanを併用するつもりだったのか?それとも、怪我の多いRyanを取った時点でもう一人エースが必要になったのか?Murray獲得はFA戦線のどの段階で動き始めたのか?謎が多すぎます。
 ChipのFA戦略は状況状況でベストの選択をしようとした結果、昨日と言ってることが違うじゃないか!と言う、基本方針がブレる結果になっているのか、基本方針すら無いのか、そこから何を考えているのか分かりません。
 例えばMurray取るなら3番手Sprolesとしても2番手にRyanが必要なのか?と言う疑問(サラリーキャップの割り振りとして)は出ます。オフェンスだけで見てもJaremy Maclinを引き止められずにRBに2枚プロボウラーを入れるバランス感覚(Ryan契約時点でWRに大金を払う選手居なくなった訳ですけれど)現段階でFA戦略と言う物が見えません。



 Ryan Matthewsの契約詳細です。サインボーナスは3ミリオン、ベースサラリーは2015年から1ミリオン、3ミリオン、4ミリオンの合計3年11ミリオン。保障額5ミリオンはサインボーナス+2015年のベースサラリーで4ミリオンと16年の3ミリオンの中から1ミリオンを保障する形になっています。
 2013年のプロボウラーで14年はMCLと足首で6試合出場に終わったRB、良く考えれば14年使い減りしていない訳ですしお買い得な契約になっています。怪我が多いのが嫌われたのでしょうし、2番手で使うのに丁度良いです。Murrayのバックアップになると知っていて契約したのかは分かりませんけれど・・・



 Walter Thurmondの契約詳細ですが、サインボーナス2ミリオンでベースが1.25ミリオン、出来高が0.75ミリオンとなっています。3.25ミリオンから(スターターで出れば)4ミリオンの契約です。
 この数字を見るとThurmondはスターター扱いですね。Byron MaxwellとThurmondがスターターになる予定と考えて良さそうです(ドラフトで取るかもしれませんが)
 他にBrandon BoykinsとNolan Carroll、Jaylen Watkinsがニッケル・ダイムの候補でデプスを形成する。ドラフトで取らなくても人数は居る形になりました。でも、2013年SEAの2番手3番手を1番手2番手で使うので上手く行きますかねえ。SEA1番手は現在リーグベストCBのRichard ShermanでSS,FSがプロボウラーと言うユニットの恩恵を考えるとMaxwellとThurmondの能力の絶対値を出すのは難しいです。

 Maxwellの契約詳細ですが、サインボーナスは6ミリオンで、すぐに支払われるロスターボーナスが6.5ミリオン。ゴーストを減らす処置をした上で本人から見れば12.5ミリオンすぐに貰える形。
 ベースサラリーは2015年が1ミリオンで以後8.5ミリオン、10ミリオン、9.75ミリオン、9.5ミリオン、10.5ミリオン。補償額は26.5ミリオンでサインボーナス、ロスターボーナス、15.16年のベースサラリー、17年のベースサラリーの一部となっています。言い換えれば2018年以降の3年間は能力次第でカット可能(ゴースト3ミリオンしか出ません)そう考えると、3年32ミリオン+1年約10ミリオンのオプションを3年持っていると言う事です。
 3年経てばいつでもカット可能と言う事ですし、悪くない契約でしょう。私はMaxwellは2番手CBが本職でLCBに置いて良いかは疑問ですけれどね。