1巡4位はLane Johnson

　ラインだらけのドラフト2013初日でしたが、ある意味順当に1巡4位でOklahomaのLane Johnsonを指名しました。

　スカウティングコンバインで40ヤード4.72を出すまで4位指名のタレントとは思われていなかった選手で、コンバインの前に執筆されたPFWのドラフトガイドでは1巡指名ぎりぎり程度の評価となっています。1位2位で指名されたEric FisherとLuke Joeckelのようにトップ5での指名候補では無かった訳ですけれど、ドラフト直前の評価では4-7位程度が予想される所まで上がっていましたし、悪い指名ではないと考えています。

　身長6-6で303ポンド、元TEの運動能力を持つLaneは300ポンド越えとしては異例の40ヤード4.72を記録し注目を浴びました。高校時代はQBで砲丸投げの選手としてもTexas州4位の記録を残し、短大に進学後（よほどお馬鹿なのか問題でも起こしたのでしょうね・・・）2009年にOklahomaに転入、レッドシャツとして過ごしつつTE/DEにコンバートされます。そして2011年にRT,12年にLTとしてスターターで出場しました。
　Jason Petersの経歴に似た感じでQBやTEの運動能力とOLのサイズを併せ持つ選手となります。若干パワー不足を感じるプレイがカレッジでは有るのですけれど、OLとしてのキャリアが短い割には腕の使い方は上手ですし、適切な指導でまだまだ伸びる要素が有る素材とも考えられています。
　Chip Kellyは1年目RTの起用は有るかと聞かれてまだ考えている途中と答えています。Jason Petersが起用できる状態ならばLTはPetersでしょう、Todd HerremansとRT.RGのコンビを組むと予想しますが、どの役割をするのかをまだ決めていない、と言う事なのでしょう。

　Geno Smithは残っていますが、Chipがどうしても欲しいのであればJACの動きを見つつトレードアップしてでも指名したでしょう。2-3巡はDLとCBの指名を期待します。